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スーパーサブ?(5/24 サテライト ヴァンフォーレ甲府@愛鷹)

試合前のメンバー発表のとき。
甲府のリザーブに鶴田、時久と2人のGKが入っている。
「まさか、(フィールドプレイヤーに)ケガ人が出た時にGKを入れるつもりじゃないだろうなあ。」

続いて、エスパルスのメンバー発表。
すると、リザーブに掛川と市川の名前をアナウンスしたところで終了。
「え??2人!?」
ベテランの市川はケガ人が出ない限り使わないだろう。何もないといいけど…
そんな予想、願望をはるかに超えた展開となりました。

エスパルス 2−1 ヴァンフォーレ甲府

(以下、長文です)

試合が始まる頃には、雨はやみ、風もありませんでした。
スタンドは、両チームのサポと少年サッカーチームの子どもたちで、かなり埋まっていました。

 

前半:
DFは右から、永畑、廣井、平岡、佐野。竹内と本田拓がボランチで、右にキム ドンソプ、左に大前。木島と長沢の2トップ。

試合が始まると、エスパルスは早い出足でボールを奪って、ゲームを支配。
右MFに入ったキム ドンソプにボールを集め、木島が個人技でタメをつくる。甲府のプレスに苦しめられるものと思っていただけに、ちょっと意外な感じ。ただ、最後の所で決めきれない。

次第に甲府も対応し始め、前半15分を過ぎる頃にはカウンターを受けるようになってしまった。

それで、前半30分頃には右のキムと左の大前を入れ替えたりしたものの、あまり効果はなく、10分くらいで戻ってしまいました。

ただ、ボールを回しているためにセットプレーの数は多く、そこからチャンスを作りました。
中でも決定的だったのは、前半35分頃(だったかな?)のFK。右FKからの折り返しを平岡がヘッドでそらしたんだけど、わずかに右に外れた。

面白いと思ったのは、序盤のCK。相手のFWをマークしていた平岡がするすると上がっていって、ペナルティエリア手前辺りでミドルシュートを放ったプレイ。枠の外に外れたものの、完全に意表を衝くものでした。

結局、0−0のまま前半終了。

 

後半:
立ち上がりから互いにチャンスを作る展開。

そうした後半5分頃、甲府の松橋がアウト。交代の選手(小俣)が入るまで少し時間がかかった。アクシデントだったんだろうか?

後半15分頃、本田拓から右のキムへ大きくサイドチェンジ。最後は上がってきた竹内がシュートを放つものの、バーに弾かれる。

さらに立て続けにCKが続いた時間もあったんだけど、あと一歩のところで得点できない。
「入らないときは入らないものだなあ…」
とグチってしまった。
もっとも、最近、口癖になっている気もしないではないが…

後半30分頃、再び本田拓から右のキムへ大きくサイドチェンジ。これを受けたキムがペナルティエリア内に切れ込もうとしたところ、甲府DFが倒しPK。
このPKを大前が決めて、ついに先制。1−0。

その直後、永畑がピッチの外に出る。ふくらはぎを押さえたりしていたけど、戻れない。
竹内を右DF、大前をボランチ、長沢を左MFに下げて10人で戦っていたけど、数分後、交代選手が現れた。
「イチか?」
と期待したんだけど、よく見ると、背番号の半分をオレンジの布かテープで隠して「1」にしてある。

掛川だった。

掛川がFWの位置に入ると、ゴールキックを蹴ろうとしていた武田は一瞬ためらったよう見えました。それでも、武田が蹴ったボールは掛川へ。
掛川は相手DFに競り勝ってボールを落とすと、「イテテ…」とばかりに頭を押さえる。これで、スタンドは異様に盛り上がった。
その盛り上がりをよそに、ボールを受けた木島は一気に裏に抜けてシュート。残念ながらサイドネットだったけど、集中を切らさないところはさすが。

後半40分頃、左サイドで平岡のスライディングタックルがかわされて、ピンチ。一気に持ち込まれて、上げられたクロスがファーに流れる。フリーになっていた小俣に決められてゴール。1−1の同点。

この後、甲府は竹内のいる右サイドに攻撃を集中、エスパルスは甲府の右サイドにできたスペースを木島と佐野が衝く。
互いに左サイドを攻め合う展開になった。

すると後半40分を過ぎた頃、左からのクロスがこぼれたところを長沢がシュート。これが決まってついに勝ち越し。
立ち上がって歓声を上げながら、前にも同じようなこと があったなあと思い出していました。

この得点で試合は決まったように思えたんだけど、この後もスタンドが沸く時間が続きました。
一番盛り上がったのは、掛川が左からDFをかわして、ペナルティエリア内に切れ込んだ場面。
「打て!打て!打て!」
思わず叫んでしまった。もしかしたら、勝ち越し点のときより興奮していたかもしれない。

甲府にも決定的な場面がありました。
左(エスパルスの右)からグラウンダーの早いクロスを入れ、中央で一人飛び込む。しかし、わずかに合わなかったところで試合終了。2−1。

 

試合終了後、長沢やキム ドンソプのコールに続いて、掛川コールがありました。それに掛川が応えると、大きな拍手が起こりました。

以下は、目についた選手のメモです。

木島は、2月に見たときの印象が変わりました。スピードがあることはわかっていたんだけど、DFに囲まれても簡単には奪われない技術、倒されても、すぐに立ち上がって奪い返す気の強さ、そしてなにより90分間走り続けたスタミナ。
試合の終盤には「木島、スゲー」の言葉しか出てきませんでした(掛川は除いて)。

本田拓は、中盤でプレッシャーを受けても人に強いところを見せてゲームメイク、長いサイドチェンジやスルーパスが効果的でした。いつもは後ろでバランスをとることが多いんですが、この日は、後ろを竹内に任せて、前目でプレーしているようでした。それでいて、守備での貢献も大きかったです。

最後は掛川に持っていかれた感じがしますが、この試合で大きな役割を果たしたのは、この木島と本田拓の2人だったと思います。

FWで起用された掛川は高さはあったものの、運動量は少なく、ドリブルも危なっかしいものでした。ただ、掛川はノリノリでプレーしている感じで、甲府DFも逆にやりにくかったことと思います。まあ、エスパルスの他の選手も戸惑っている感じでしたが…

右MFに入ったキム ドンソプは、前を向いてプレーすることができる分、このポジションが向いているように見えました。ただ、裏へのパスを感じていないようなところがあって気になりました。途中から足下へのパスが多くなったんだけど、苦手ということはないよね?

右SBに入った永畑は、独特のドリブルでクロスを上げる場面もあり、ボランチよりも適性があるのかなあと思ったりもしました。
いろいろなポジションで使われているけど、1つ1つをいい経験にしてほしいものです。
全治4週間との発表がありましたが、早い回復を祈っています。

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