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トライアル&エラー(7/18 鹿島アントラーズ)

この日は「Norte de SAMBA 〜サンバの夜〜」でした。
試合前にサンバショーがあったほか、ブラジル料理の店が出店していました。
サンバを元にした応援を使っているとはいえ、今のエスパルスはブラジルを感じさせるようなものはあまりないけど、そこはそれ。さっそくブラジル料理の店(バックスタンド東側、名前は見なかった)に並びました。

炭火で焼いたばかりのシュラスコ(ブラジル料理)は香ばしく、かなりアツアツでした。
少し前の人が心配そうに「これ、持てるの?」と聞くと、店員は元気よく答えました。
「はい!…辛うじて!」
「え? 辛うじて?」
結局、その方は袋を2枚重ねにして持っていきました。
そんなに熱いのかな…と思って串に手を伸ばすと、
「アチ!」
結局、自分も袋をもらいました。
炭火で焼いた肉は柔らかく、とても美味でした。

ちなみに、この店で一緒に売られていたのは「中東名物・ケバブサンド」。
エスパルスのことを棚に上げて言わさせていただきます。

ブラジルと関係ないじゃないか。

エスパルス 2−2 アントラーズ

(以下、長文です)

雲に覆われて、気温はそれほど高くありませんでした。しかし、湿気が多く、こんな時に限って風も無く、蒸し暑い夜でした。

そんな夜に集まった観客は20,203人。なんとか、メインスタンドホーム側に席をとりました。

試合前には、後援会から練習場で使うテントの贈呈式がありました。後援会費の一部が強化費に充てられているのは知っているけど、こういう形で報告してもらえるとやっぱりうれしいものです。

この試合では、青山が先発メンバーを外れました。岩下と児玉のCBに太田宏介が左SB。
ボランチには伊東テルと本田拓が入りました。
守備に重点を置いてるように見えるけど、やっぱり青山が外れたところが不安。

 

前半:
キックオフ直後から、鹿島がボールを回す時間が続きました。
ただ、エスパルスは中央を固めているため(CB2人+ボランチ2人)、崩しきれずにサイドからサイドへ回していると言う感じ。

前半10分を過ぎると、エスパルスが速攻からチャンスを作るようになりました。前半14分には、FKの折り返しから太田宏介が決定的なボレーシュートを放つなど、エスパルスのゲームプラン通りに進んでいるように見えました。

前半25分過ぎ。野沢のプレッシャーを受けた本田拓が岩下にバックパス。ボールを受けた岩下がもたついたところを野沢に奪われ、そのままシュートを決められてしまった。0-1。

事故のような失点だったせいか、失点後もゲーム展開は大きく変わりませんでした。伊東テルと本田拓のダブルボランチが中盤でボールをカットし、ロングキックでチャンスを作っていきます。

前半30分頃、カウンターで、左サイドの岡崎から中央の枝村に決定的なパスが出たものの、打ちきれない。

「ゲームプランは当たっているのになあ…」
「鹿島も、それほどよくないのになあ…」

グチのようなことを言っていた前半43分頃、プレッシャーを受けた岩下が横にパス。これをマルキーニョスにカットされてしまい、そのまま持ち込まれてシュートを決められてしまう。0−2。
「…」
さすがに声も出なかった。ハーフタイムが近いこともあってか、席を立って、階段を降りていく人が何人もいました。

しかし、このままでは終わりませんでした。
ロスタイム、右サイドで本田拓が粘ってスルーパスを出すと、これに反応したヨンセンが深くまで持ち込んでクロス。中央、フリーになっていた岡崎がヘディングシュート。ゴール右隅に決まったと思うより早く、叫んでいました。1−2。
その直後にハーフタイム。スタジアムの雰囲気はまるで変わっていました。

 

後半:
後半開始直後からエスパルスが攻めます。
後半5分頃にCKを得たんだけど、いつものゴールコールの前に岩下コールが起こりました。しかも、エスパルスサポの真下のゴールだったため、大歓声で異様な雰囲気になりました。

後半8分、市川が右サイドを突破してクロス。ファーサイドに流れたボールをヨンセンが低いところでヘッド。高く弾んだボールはGK曽ヶ端の手を弾いてゴール。2−2。再び叫んだわけですが、今度は周りの大歓声に埋もれていました。

その直後に再びCKのチャンス。またしても岩下コールからゴールコール。こぼれたボールを岩下がシュート。これをGKが弾いたところを市川がシュート。決定的なシュートに両手を突き上げたんだけど、ゴールの左だった…

後半20分には兵働に代わって淳吾。
後半29分には太田宏介に代わって青山。

選手が交代しても、なかなか点が入らない。
後半30分を過ぎた頃、淳吾が出したグラウンダーのパスに岡崎がスライディングしたが届かない。

チャンスを作りながら点が入らない状況に、
「そろそろ原一樹じゃないか」
この試合を取れたら大きい。勝負を賭けてほしい。そんな気持ちだった。

後半34分に最後の交代。本田拓に代わって、その原一樹。
原一樹はFWに入り岡崎がMFの位置に下がったんだけど、数分後には原一樹がMFに入って、岡崎がFWに戻った。

後半40分過ぎ、ロングキックから岡崎がうまくDFと入れ替わってシュート。決定的な場面だったんだけど、ゴールの上に逸れた…

結局、勝ち越し点を奪えないまま、試合終了。2−2。もったいない、そんな気持ちでした。

 

選手がメインスタンド前まであいさつに来た時、西側サイドスタンドから岩下コールが起きました。これにメインスタンドの観客も(もちろん、自分も)続きました。
すると、岩下は西側サイドスタンドの方を向くと、崩れるように頭を下げました。

それを見て、「ミスをするのは選手、許すのはファン」という古い言葉を思い出していました。
(確か「野球は言葉のスポーツ」(中公新書)という本で見た言葉だと思います)

2つのミスが2失点につながってしまい、岩下にはかわいそうな試合になってしまいました。
しかし、ミスをしないで大成した選手もいないと思うので、下を向かずに、これを糧にしてがんばってほしいです。

この試合の収穫としては、伊東テルと本田拓のボランチが目につきました。豊富な運動量と読みの鋭いテル、当たりに強く展開力のある本田拓とは相性がいい気がします。今後、戦い方に幅が出てくると思います。

夏は、もう、すぐそこに来ている。

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