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望外の…(3/13 モンテディオ山形)

「え!? やるの??」
静岡エアコミューター(株)の協力で、セスナとヘリコプターによる開幕セレモニーが予定されていました。しかし、この日は朝から強い風。当然中止になるものと思っていました。

しばらくすると、セスナとヘリコプター2機が西側サイドスタンドのすぐ上(たぶん高度数十メートルだと思う)に姿を現しました。
度肝を抜かれていると、スタジアム上空を「エアーウルフ」のテーマ曲に乗ってパス。
その後、ヘリコプター1機が戻って来ると、強風に揺られながらもスタジアム上空でホバリング。
「大丈夫か…」
そんな心配をよそに、側面の扉を開けるとボールを投下し、何事もなかったように去っていきました。
静岡エアコミューター(株)、恐るべし。
それにしても、
「『エアーウルフ』とか言っている時点で、年令がばれるなあ」

エスパルス 3−0 モンテディオ山形

先にも書いたけど、この日は朝からすごい強風でした。
海沿いの道など風を避ける事ができないところでは、車が何度もふらついてしまうくらい。
それでという訳ではないんだけど、到着が遅れてしまい、ファンキーモンキーベイビーズの応援メッセージを見逃してしまった…
今度、もう1回お願いします。
というか、またアウスタに来てください。

エスパルスの先発メンバーは開幕戦と同じでした。
今季加入した小野伸二とボスナーはどうか、導入したばかりの4−3−3システムはどうかと、期待と不安が入り混じる気持ちでした。

今年も新しい応援が加わっていて、本田拓也や太田の応援歌もできていました。
ただ、覚えるまでにはまだ時間がかかりそう。
なんとか覚えたと言えるのは「シャナナ」くらい。
なんといっても、ラミレスの曲でもあることだし。

そのアウスタは東側サイドスタンド1階席を除いて、ほとんど全ての席が埋まりました(公式発表では18,517人)。

 
 
前半:

晴れ渡り、とても暖かい午後でした。風は強かったけど(いい加減、しつこいか)、寒さを感じないどころか、ジャケットを脱いでも暑さを感じるくらい。
 
山形ボールでキックオフ。エスパルスは前半、風下から攻める。
前半は我慢の時間になる…と思ったのは大間違いでした。
すぐに、エスパルスがパスをつないで中盤を支配するようになりました。
サンフレッチェ広島戦の後半の勢いそのままに、何度も山形のゴール前に迫りました。
小野の所にうまくボールが収まり、また連携も広島戦の時より連携がよくなっているようでした。

ただ、攻めている割にはなかなか点が取れませんでした。
「嫌な感じだなあ…」
そう思い始めた前半10分過ぎ、中央やや左でボールを受けたヨンセンがミドルシュート。これがゴール中央に決まって先制。1‐0。
再び椅子に腰を下ろしたとき、ふっと気がつきました。
ミドルシュートがゴール中央に決まる? 何かがおかしい。
アストロビジョンのリプレイを見ると、シュートが味方の選手に当たりコースが変わっていました。それで納得。
「ま、入れば何でもいいや」

その後もエスパルスが攻め続けました。
後半30分頃、エスパルスのFW陣が相手DFにプレッシャーをかけると、バックパス。このバックパスをGKがキャッチしてしまい、エリア内で間接FK。
「こんな反則、久しぶりにみたな…」
しかし、このFKと直後のCKのチャンスも生かせず、結局、1‐0のまま前半終了。

「もう1点、取っておきたかったなあ…」
風下ということを考えたら、リードして後半を迎えるというのは満足すべきなんだろうけど、内容からすると物足りない気持ちでした。
このハーフタイム中に、ヨンセンのゴールが淳吾に訂正されたことがアナウンスされました。
この幸運なゴールが大きく感じ始めていました。
 
 
後半:
後半は風上で、しかも太陽を背にして攻める。
「ここからが本番だ」
そう言っていると、選手が出てきました。真っ先に出てきたのは小野でした。

後半5分頃、中央やや左からのFKを獲得。すると、ボスナーがボールをセット。
「もしかして、ボスナーは凄いキックを持っているのか??」
と言っていたが、蹴ったのは淳吾。このシュートはわずかに上に外れました。

このまま、前半以上に山形を攻め続ける…という展開を予想したんだけど、これも大間違いでした。
後半10分過ぎ、ペナルティエリアの少し外からFK。
「あ!」
壁の一番端の選手に当たって方向が変わり、ゴール右ポストに向かって飛んでいったが、枠の右に逸れた。
淳吾に当たって入った先制点とわずかにはずれたFK。この試合、ツキがあるのかもしれない。

その後、次第に山形に押し込まれるようになり、苦しい時間が続きました。
とくに後半20分過ぎの場面は危険でした、山形の長いパスにDFが裏をとられてしまい、GK西部がエリア外に飛び出してヘッドでクリア。なんとかしのぎました。
 
後半27分に小野に代わって山本真希。
山本真希はなかなか試合勘が戻らないのか、交代直後は味方の選手と重なってしまう場面もありました。

さらに、後半33分には淳吾に代わって大前が入りました。
そうした後半41分過ぎ、中央で本田拓也が倒され、FK。
ボスナーは十分な助走から…右の市川へパス。ノーマークとなっていた市川はファーサイドへアーリークロス。
岡崎がDFに競り勝ち、ヘッド。ゴールを狙っていたのか、折り返すつもりだったのかは分からないけど、ゴール右隅に吸い込まれました。2−0。
ボスナーは拳を握ると、選手の一人と抱き合いました。うまく騙せたことが嬉しかったのかな。
 
そのキックオフ直後、いきなり岡崎が倒されて、そのまま担架で退場。
「ちょっと、勘弁してくれないかな…」
守備を固めるために準備していただろう伊東テルが、すぐに岡崎に代わって入りました。

「後は逃げ切るだけ…」
そういう気持ちでしたが、エスパルスの勢いは止まりませんでした。
後半44分頃には、左から山本真希がミドルシュート。残念ながら上に外れてしまった。

ロスタイム、左で大前が粘って伊東テルにボールをつなぎました。伊東テルはドリブルで持ち込み、パス。
「ああ…」
相手DFに当たり、チャンスを逃したと思った刹那。
こぼれたボールを伊東テルが再び拾って、シュート。ゴール左隅に決まりました。3−0。
異様な盛り上がりの中、直後に試合終了。
 
 
思うようにいかない時間帯もあったけど、終わってみれば3−0。これで岡崎が軽傷なら、言う事なしです。
期待していた小野伸二は、「うまい」だけでなく、当たられながらもボールを出したり、思った以上に引き出しの多い選手という印象でした。

ボスナーは、その高さが印象に残りました。高いボールはことごとくはね返す感じ。
結局、「凄いキック」を持っているかどうかは分かりませんでしたが。

個人的に、陰のベストプレイヤーと思っているのは、本田拓也。
1ボランチとして、相手の激しいプレッシャーにさらされ続け、痛む場面もしばしばありました。それでも、攻撃の起点として、守備の要として働き続けたのは大きかったと思います。
ケガなどしませんように…。

 
試合後のインタビューは淳吾と伊東テルでした。淳吾はヨンセンへの遠慮がある感じで、伊東テルは3年ぶりのゴールなのにいつもの感じで、盛り上がる客席とのギャップが面白かったです。

その後、「勝ちロコ」、「王者の旗」…と久々の勝利を満喫。
「王者の旗」の時に花火が上がれば最高だったんだけどなあ。

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