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切り返し。(5/23 法政−国士舘@NACK5)

「おお〜」
スタンドに一歩足を踏み入れたとき、思わず声が出ました。
初めて来たNACK5。
すぐ目の前に広がる、青々とした芝はとてもきれいで、目を奪われてしまいました。

「これで、もう少しキャパ(収容人員)が大きくて、屋根が大きければ完璧なんだけどなあ…」

そうです。この日は朝から雨が降り続いていました。
なんとか屋根の下に席を見つけて、観戦しました。

法政大学 1−1 国士舘大学

(以下、長文です)

実際には、もう一つ困ったことがありました。
それは売店が営業をしていなかったこと。
(3年前の)平塚ではやっていたのに…」
と言っても始まらない。
結局、再入場を利用して、近くのパン屋で昼食を調達しました。
関東大学サッカーでNACK5を訪れる人は気を付けてください。
まあ、周りの人のほとんどはコンビニで買い出ししてきており、これは常識のようですが。

ところで、大学サッカーの観戦から少し遠ざかっていて、2年前のインカレ決勝 以来。
ということで、初めて見る選手ばかり。MDPの「if」と公式プログラムを見ながらの観戦でした。

初めてといえば、新調されたユニフォームを見るのも初めてでした。N社製からA社製となったことで、肩に3本のラインが入り、色も濃いオレンジになっていました。

そんな法政ですが、今季は11位と調子が上がらず、前節の神大との試合では0−3で敗れたばかり。
中3日でどこまで立て直せるか。
発表された先発メンバーを見ると、前節から大きく入れ替わっているようでした。

 

前半:
法政のフォーメーションは、メンバー表では4−3−3となっていましたが、実際には深町伸の1トップに近い形でした。

キックオフ直後、短いパスをつなぐと、左からのクロスに濱中がシュート。わずかに左に外れました。
「…いいんじゃないか?」
調子が悪いと思い込んでいた自分に、期待を抱かせるには十分でした。

前半5分頃、相原が右サイドを突破。クロスを中央で受けた浅田がGKをかわした瞬間、GKの手がかかって倒れたように見えたけど、ノーホイッスル。
決定的なチャンスを逃しました。

前半15分過ぎには、国士舘のCKからカウンター。
前線に2人を残していたため、一気にクロスにまで持っていきましたが、得点できませんでした。

その後も法政が支配する時間が続きました。
奪ったボールをボランチの山岸が巧みにつなぎ、短いパスをつないで濱中が仕掛けます。
時にはサイドチェンジを入れて相原を走らせ、ゴールに迫ります。
あまりにもパスがリズムよくつながるので、雨に濡れたピッチということを忘れるくらいでした。
「とても11位とは思えないなあ…」
ただ、どうしても得点できません。
それでも、
「このサッカーを90分続けることができれば…」
必ずチャンスはあると思っていました。

ピッチの外でも、ちょっとした「戦い」がありました。
前半20分過ぎ、国士舘の「バモ、バモ〜」という応援を、法政がかぶせると、さらに国士舘がかぶせました。
これを繰り返すこと3回。さすがに呆れました。
この意地の張り合い(?)は、国士舘の4回目に法政がかぶせなかったことで、ようやく終わりました。

前半35分頃、法政がボールをクリア。ほっとして視線を外そうとした瞬間、目の端でボールを拾った国士舘の選手がシュートするのが見えました。
死角に入ったのかGK・土田の対応が少し遅れてしまい、右隅に決まりまいした。0−1。
決めたのは国士舘左SB・瀬川。
国士舘の左サイドからゴールまで40m近く。
周りからは嘆息が漏れましたが、自分は声が出ませんでした。
ここまで試合を有利に進めながら、1本のロングシュートであっというまに追いかける展開になってしまった…。

この後、勢いに乗った国士舘が盛り返して、前半を終わりました。

 

後半:
後半も国士舘の勢いが続いているようでした。
後半10分くらいには、FKからこぼれたボールを、ゴールライン上でDFがクリアする場面がありました。

それでも、国士舘に押されながらも何度かチャンスを作りました。
後半15分には濱中が倒されて得たFKからシュートまで持っていきました。
後半28分頃にはカウンターから左サイドの裏を取って、最後は浅田(だったと思う)がシュート。決定的な場面だったけど、左のサイドネット…。
得点できないまま時間が過ぎていきました。

後半35分、法政最初の交代は濱中に代わって小檜(こひのき)。
濱中はキレのいい動きを見せていたんだけど、その分何度も倒されていました。それで消耗していたのかも…。

後半39分、国士舘のスローインをカットすると、右SB上野が相手に囲まれながらも味方につないで、前に走ります。
小刻みなパスをつないで、DF裏にスルーパス。これに上野がゴールライン際で追いついて、中に切れ込みました。
…角度が無い。クロスか?
そう思った次の瞬間、上野が蹴ったボールは、ファーサイドのサイドネットを揺らしていました。1−1。
「おっしゃー」
気がつくと、叫んでいました。

こうなると、一気に逆転への期待が高まりました。
が、ここからは、再び攻めに出た国士舘の時間となりました。
試合終了直前、国士舘のFKから押し込まれ、ゴール前の混戦になりましたが、体を張ったプレイでなんとかクリア。右サイドに転がったボールをGK・土田が追いかけていく。
危なかった…
と一息ついた時、土田がボールをキャッチに失敗して、国士舘の選手に拾われるのが見えました。
「あ!」
ボールを拾った国士舘の選手は、すぐにグラウンダーのクロス。
無人のゴール前に何人もの国士舘の選手がいましたが、どちらの選手も触ることができないまま、反対サイドに流れていきました。
「危なかった…」

直後に法政もカウンターからCKのチャンスを得たものの、こちらも得点できないまま、試合終了。1−1。

 

最後の最後で追いついて、勝ち点1を上げたことで満足な気持ちはありました。
ただ、「内容では上回っていたのに…」という気持ちが、それ以上にありました。
ただ、この試合をきっかけに巻き返してくれるものと期待しています。

 

第2試合 明治−早稲田
相変わらず雨は降り続いていましたが、NACK5のピッチには水たまり1つできていないようでした。本当に素晴らしいスタジアムです。

両チームの選手には失礼な話だけど、法政の試合が終わったことで、ぼうっとした状態で見ていました。

試合は、明治が支配する形で進みました。
なかなか得点できないまま、前半終了間際、明治・丸山がFKを直接決めて先制。

後半、徐々に早稲田がボールを支配するようになりました。
しかし、点を取ったのは明治でした。
後半23分に明治・田中が放ったシュートはGK正面に見えたけど、左下に落ちて(ブレ球かな?)ゴール。

2点を追いかけることになった早稲田は、後半28分、一気に2人交代。このうちの1人がエスパルスに内定している岡根直哉だったので、一気に目が覚めました。
この後は岡根を中心に見ていました。

岡根はボランチに入りました。
運動量はそれほど多くなく(ケガ明けのせいかな)、鋭いパスを出すわけでもなかったけど、ボールを持ったときのテクニックはさすがで、人にも強いようでした。
そして、何よりセットプレイ。岡根の高さは、かなり効いているようでした。

後半39分、CKから畑尾がヘッドでゴール。早稲田が1点差に追い上げました。
ロスタイムにも、早稲田のCKからヘディングシュート。枠をとらえていましたが、明治DFがクリア。
このシュートを放ったのは岡根だと思っていたけど、公式記録を見ると、岡根のシュート数は0なので、違うみたい。

試合はこのまま、明治が2−1で勝利しました。
明治はパスのつなぎも上手ければ、シュートの意識も高く、さすが首位のチームという感じでした。

 

2試合を見て、降り続く雨の中を駅に向かいました。

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