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自ゆう研きゅう:「はやぶさ」カプセルとジャクサ

7月30日(金) くもり のち はれ
朝、早おきして、さがみ原市立はくぶつかんに行きました。
たんさき「はやぶさ」のカプセルを見にいったんだけど、道ろの両がわは人でいっぱいでした。

 

…夏休みっぽく、子供の文章のように書き始めてみましたが、面倒だから戻ります。
遅くなりましたが、7月30日にi行った、探査機「はやぶさ」のカプセルとJAXA相模原キャンパスの特別公開のことを書きたいと思います。

ええ、そうです。夏休みの宿題は8月31日にするタイプです。

 

本題に戻ります。
「はやぶさ」再突入カプセルの展示は、この日が初日。着いたときにはすでに長い行列ができていて、テレビカメラが撮影に来たり、上空をヘリが飛んだり、ちょっとした騒ぎでした。
行列に並ぶこと約1時間半。
ついに中に入りました。

(おことわり:yochiはど素人レベルです。そのため、箇所によっては誤解している可能性があります。)

「まるで、新品じゃないか…」
思わず声が出ました。そして、このカプセルが小惑星イトカワまで行き、戻ってきた7年間の旅路に想いを馳せ…ようとした、その時。
「前の人との間隔を空けないでください」
見ると、前の子供が急ぎ足、それも小走りに近い速さで通り過ぎていく。
「え!? ちょ!!」
君も1時間30分並んだじゃないか。そりゃないよ…
そう思いながら、展示物を見て外に出ました。中にいた時間は1〜2分だっただろうか。
それでも、秒速40mで叩き付けられたはずの前面ヒートシールドにほとんど傷がないのに驚き、満足した気分でした。
でも、いつかリベンジして(もう1回見て)やる。

 

この後、特別公開中のJAXA相模原キャンパスを覗いてみました。
ちょっと「覗いて」、すぐに帰るつもりでした。が、これがあまりにも充実していて、終了時間の16時30分まで約5時間も見学してしまいました。

まず、第1会場入り口近くには「はやぶさ」関連の展示。
(携帯のカメラなので、ピンぼけ、手ブレがひどいのはご容赦ください)
これは実物大の模型だそうです。
イオンエンジンの1基(本体中央の右上)が光ったのにびっくり。凝っているなあ。

2_3

ちなみに青いキャップの方はJAXAの方です。

ここにはミネルバやイトカワの模型と一緒に、

Photo

さりげなく、リポビ○ンDなどの小ネタ小物も展示してありました。違う意味ですごい。

 

順路に沿っていくと、次は「イカロス」です。
知ってのとおり、イカロスはソーラーセイル(宇宙のヨット)で、ここではセイル(帆)を折りたたんだ模型が展示してありました。

Photo_2

クリップで留めてありますが、これは展示のため…だと思います。

このセイルに使用したフィルムを、手で触れることができるようになっていました。
「薄いなあ〜」
と思わず言ってしまいました。
軽ければ軽いほどいいんだろうけど、やっぱり強度のことがきになります。
係の方に、強度について質問している光景をあちこちで見ました。

ところで、このイカロスはネット等でメッセージを募集し、プレートにして積んでいます。
自分も応募したんだけど、このプレートの複製が置いてあったので、探してみました。
「もう、いいや」
すぐに挫折。
はっきり言って、ルーペで探すのはきついです。
「自分も応募したけど、まだ見つけていません。心が折れます。」
と、同様のプレートを置いた「あかつき」ブースの人が言うくらい、きついことです。
まあ、読まれることを目的としたプレートじゃないもんなあ…

次の「かぐや」のコーナーも人で一杯で(クロスワードパズルを解くと絵はがきがもらえたからかな)、第1会場1階は人で埋まっていました。

 

どこに行っても人ばかり。
2階に上がってからは、人が少ない所に行って展示物を見ていました。
すると、係員の方に捕まりから声をかけてくださいました。
内容は「系外惑星の見つけ方」。
太陽系の外にある、恒星の惑星を見つけるという話です。
星を見つけるというと、まずイメージするのは望遠鏡で見つける方法(直接法)。しかし、これで発見された惑星は少ないんだとか。
多いのは、ドップラー法(惑星による恒星のふらつきを、スペクトルの分析で見つける)や光度の変化を分析する方法(惑星が手前を横切ると暗くなる)だそうです。
「しかし、私たちは直接法に注目しています。」
望遠鏡に格子(?)を付けることで、惑星を浮かび上がらせることができるんだとか。
「これによって、今までの方法で見つけることができなかった惑星を見つけることができると考えています。」
…すごい話を聞いている。
そのことだけは分かりました。
が、あまりにも圧倒されてしまい、ぼう然としたまま(おそらくポカンと口を開けたまま)その場を後にしました。

 

ここからは写真から振り返ってみたいと思います。
下の写真は、第4会場に展示されていた、イカロスのセイルの実物大です。

Photo

この写真からでも、その大きさが分かると思います。これで1/4片だそうです。

次第に雰囲気に慣れてきたこともあって、初めて質問をしてみました。
「ここに、ISASで開発した素材と市販の素材と2種類あると書いてありますが、どちらを多く使っていますか?」
すると、
「ISASで開発した素材を使用する予定でしたが、予算不足のために市販品も使用しました。ISASで開発した素材は、あの、色が変わっている所より上です。」
といって上の方を指さしました。

…ほとんど市販品じゃないか。

心の中で突っ込みましたが、係の方はスイッチが入ってしまったようでした。
自分が理解した範囲で話をまとめると、以下の通りです。

  • ISASで新しく開発した素材(ポリイミドフィルム)は、200℃余りで溶ける熱融着しやすいものとなっている。
  • 市販品は熱融着しにくい素材で、接着剤(と言っていた)を使用している。
  • このため、強い紫外線等にさらされる宇宙で長期間使用するには不安がある。
  • 木星に行くとしたら、7年はみないといけない。

…木星て、それは次期ソーラーセイルの話じゃないか。そこまで聞いてないよ。
とは、もちろん言えませんでした。
という訳(?)で、次期ソーラーセイルでは十分な予算をつけてあげてください。
素人考えですが、お金をケチって探査機の寿命を縮めるようでは、かえってもったいない気がします。

 

次の写真は、同じく第4会場の電波無響室です。
少し暗くて、写真も見にくくなっています。

Photo_5

この部屋には特殊な薬品を塗った突起物が壁に張ってあり、電波を通さないとのことです。実際、この部屋に一歩入ると、携帯が圏外になってしまいました。
普段は機器のテスト等に使われているようですが、この日はアンテナ(はやぶさカプセル回収用らしい)を電波の方向に向ける体験コーナーとなっていました。

 

再使用ロケットのブース(第5会場)では、アンケート(内容は「宇宙に行きたいですか?」といったもの)に答えると、うちわがもらえました。

Photo_2

まさか、このことばも再使用??

 

次は宇宙らしい写真です。
探査ロボット実演会場(第2会場)での1枚です。

Photo_7

これは月や惑星で使う、ローバーの試作品(?)です。
他にも何種類かありましたが、人のいない所で使うため、障害物を乗り越える工夫がしてありました。

 

他にも、あちこち回って多くの話を聞かせていただきました。
系外惑星を見つける話に圧倒されたことを書きましたが、他にもローレンツ力を使ってデブリを落とすとか、太陽光発電衛星とか、
「どうしたら、そんなことを思いつくんだろう?」
と何度も驚かされました。

これは私の勝手な推測ですが、こういう自由な発想と、それを実行に移していく行動力とがJAXAの原動力となっていて、「はやぶさ」の奇跡的な帰還につながったのだと思います。

 

それにしても、JAXAの係員の真摯な態度には心打たれました。
的外れだったり、不勉強な質問もしてしまったと思うんですが、その一つ一つに丁寧に答えてくださいました。
時には、1の質問が5や10になって返ってきたりするわけですが、とても楽しい時間を過ごすことができました。

今、少し後悔しているのは、係の方に十分なお礼を言えないことが多かったことです。

この場をお借りして、お礼を言いたいと思います。

説明してくださった皆さま、準備をしてくださった皆さま、本当にありがとうございました。

この特別公開は毎年行われているようですので、機会があったらまた行ってみようと思います。
そこで、次に来る時のために、必要だと思った物を挙げておきます。

水、食料、デジカメ、メモ帳、筆記用具、歩ける服装。
そして、予習

 

ところで、キャンパス内では様々なグッズも売られていて、長い行列ができていました。
しかし、自分は持ち前のケチ忍耐強さを発揮して、あまり買いませんでした。

その数少ない購入品を紹介します。

T

はやぶさ関係のTシャツ2種(ラストショット、イラスト)

Photo_8

イカロス君のストラップ2種。

Photo_9

はやぶさ関係の缶バッジ4種。

Photo

マグカップを1つ。

え? かなり買っている??
いや、はやぶさのDVD2本も買っていないし、キャップも買っていないし、ストラップも缶バッジもコンプリートしていないし…

 

ところで、ずっと気になっていた質問をぶつけてみました。
「この絵(あかつきくん=上の写真)はどなたが描いているんですか? 職員の方ですか?」
すると…この続きは、また別の機会に。

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