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変貌。(8/27 広島カープ@マツダ)

「変わったなあ…」
広島は11年ぶりです。
広島駅を始めとして、町のあちこちもさらに整備されたようでした。
とくに目についたのが、路面電車。
路面電車の半分くらいは、ヨーロッパで見られるような(行ったことないけど)トラムになっていました。

というわけで(?)、ちょっと前の話ですが、初めてマツダスタジアムへ行ったことを書いていきたいと思います。

ジャイアンツ 7−9x カープ
      (延長11回)

(以下、長文です)

入場してすぐにグラウンドが目に飛び込んできました。
「おお」
思わず声が出ました。

その時の写真がこちらです。

Photo

内野席後方の通路なのに、この近さ。
フェンスがないところでは、クルーンがサインをしていました。
(たぶん、写真の左下方)
子供の一人が赤い(広島と思われる)帽子を差し出すと、クルーンは何事もなかったように、その赤い帽子にサイン。
「クルーン、すげー」
思わず叫んでしまいました。

もっとも、自分たちの席はここから階段をずっと登って行った、隔離されているビジターパフォーマンス席。
レフトスタンドがほとんどないマツダスタジアムでは、ここに応援団等が陣取ります。
この席でもよく見えるんですが、問題はレフトの定位置付近からポール際までが死角になっていて、全く見えないこと。
どの球場にも少しは死角があるものですが、ここまでひどいのは初めてです。
このため、試合中には審判を見て結果を知るということが何度もありました。

 

先発はゴンザレス。広島は中田。
この試合では、8月19日以来、久しぶりに2番・センターに松本哲也が入りました。

夕凪による蒸し暑さを覚悟していましたが、風はレフトに向かって吹いていて、意外と涼しかったです。

 

1回表:
坂本の打球はいい当たりだったものの、センターフライ。さらに松本も倒れて、あっという間に2アウトになりました。
悪い流れでしたが、小笠原がレフトスタンドに先制ホームラン。1−0。
さらにラミレスの打球は、鋭く速いライナーとなって左中間を抜けていき、2塁打。
もう1点欲しいところでしたが、阿部はサードフライに倒れました。

それにしても、
「カウントが見にくいなあ…」
試合が始まってから気づいたんだけど、上からB(ボール)、S(ストライク)、O(アウト)と表示されるスコアボードには戸惑いました。

1回裏:
先頭の梵はショートへのゴロ。坂本が捕ろうとした時、バウンドが大きく変わりました。それでも、坂本はうまく捕球してアウト。
「危ねえ…」
アウトにしたものの、なにかいやな予感がしました。
その後は、ゴンザレスが連続三振に打ち取りました。

2回表:
エドガーの打球は、レフトに高く上がりました。そのまま、放物線を描いてレフトスタンドに落ちるホームラン。2−0。
ただ、この後は3人とも打ち取られました。

2回裏:
2死から廣瀬にヒットを打たれました。
すると、続く岩本の打球はセンターの後方へ。松本が懸命にバックして、最後は背中をフェンスにぶつけてキャッチ。
ベンチに戻って来る松本を、「マツモト」コールで迎えました。
後から考えると、この時から岩本は…

3回表:
先頭の坂本が三遊間を破るヒットで出塁。
さらに松本も粘って四球を選び、無死1・2塁。
3番・小笠原はセンターフライで、坂本がゆっくり3塁に進んだけど、これはもう少しで刺されるところでした。なぜスライディングしなかったんだろう?
この後、ラミレスが浅いライトフライ、阿部が四球を選び、2死満塁。
ここで、前の打席にホームランを打っているエドガー。
この試合初めてチャンステーマ「ファイター」が始まりました。
「お!」
エドガーの打球はレフトにいい角度で上がりました。が、思ったより伸びず、レフトフライに終わりました。

3回裏:
先頭の會澤に三遊間を破るヒットを打たれました。
中田にバントで送られると、梵にはエンタイトル2ベース。これで2−1。
「エンタイトルなんて、久しぶりに見たなあ…」
などと言っている場合ではありませんでした。
2死3塁となった後、赤松にタイムリーヒットを打たれ、同点。2−2。
さらに、赤松の盗塁と栗原のライト前タイムリーで、あっと言う間に逆転されました。2−3。しかも、長野がホームに直接投げた球は逸れて、栗原は2塁に進みました。
それでも、ゴンザレスは嶋を打ち取って、広島の長い攻撃は終わりました。

5回表:
1死から小笠原が四球で出塁。
4番・ラミレスの打球は、レフトスタンドを大きく越えて、外のネットの辺りまで飛んでいきました。
「場外(ホームラン)??」
場外かどうかはよく分からなかったけど、この2ランで逆転。4−3。
一気に突き放したかったけど、この後は阿部、エドガーと打ち取られてしまいました。

6回表:
この回から、チュークがマウンドに上がりました。
1死から脇谷がヒットで出塁すると、ゴンザレスに代打・矢野謙次。いつものように一気に盛り上がり…かけたところで、矢野は初球をバント。きっちり決めて、2死2塁。

そして1番に戻って、坂本。
「出たあ〜」
と思わず言ってしまったのは、ここでチャンステーマ「ライディーン」が始まったから。
この「ライディーン」は、広島を中心に活動する「GLOVE」さんの看板とも言える応援。
東京ドームでも何回かやったことはあるけど、これで広島に来たという感じがしました。ちょっと間違ってる?

坂本の打球はセンターの横を抜けていき(センターが前に出ていたかもしれない)、2塁打。脇谷が2塁からホームインして、貴重な追加点が入りました。5−3。
松本は倒れました。

6回裏〜8回:
ゴンザレスの後、山口、久保、越智と1回ずつつないで、試合は落ち着いたようでした。
ただジャイアンツも、広島の中継ぎ陣からチャンスを作れないまま、9回裏を迎えました。

 

9回裏:
マウンドにはクルーンが上がりました。
クルーンの150キロを超える速球にタイミングが合わないのか、嶋のバットは空を切ります。
「今日は良さそうだなあ」
そう言った矢先、嶋が打った打球は1・2塁間を抜けてヒットになりました。
「…」

それでも、クルーンは廣瀬を三振に打ち取ります。
続く岩本も空振り。
…振り回しているなあ。
そう思った直後でした。右中間スタンドへのホームランが出たのは。5−5。
2アウトとなってから代打・倉にも2塁打を打たれ、サヨナラ負けのピンチを迎えましたが、代打・前田智は打ち取りました。

10回表:
広島の投手は横山に代わりました。
先頭の小笠原は粘った後、センター前に抜けるヒットを放ちました。
ただ、4番・ラミレスは守備固めで下がっていて、次の打者は鈴木尚広。
ここはバントだろう…
そう思っていましたが、バスター。運悪く、この打球がバントシフトで1塁のカバーに入ろうとしたセカンドの正面。小笠原がタッチアウトとなり、さらに1塁もアウト。あっという間にチャンスは潰れてしまいました。

11回表:
1死から長野が内野安打で出塁。脇谷がショートゴロに倒れて2死1塁。
打席には守備から入っている古城。
…なんとか坂本につないでくれ
そんな気持ちでしたが、古城の打球は右中間スタンドに飛び込みました。7−5。
失礼かもしれないけど、まさかホームランを打つとは思っていなかった。

11回裏:
月が左、ほとんど横から照らすようになっていました。

「マイケルとどっちがいいかなあ…」
マウンドに上がったのは野間口。
すでに山口、久保、越智、クルーンと投げていて、残っている投手は多くありません。ちょっと不安はあっても、がんばってもらうしかない。

先頭・岩本の打球はセンターの左、フェンスぎりぎりの所まで飛び、跳ね返ってグラウンドに戻ってきました。
審判が手を回している。
「ビデオ、ビデオ!」
と言っていると、原監督が抗議に出て、審判が集まって協議を始めました。
こうなると、逆に、中断によって野間口のリズムが狂うことが心配になります。
「ビデオを見るなら、すぐ見てくれないかな。見ないなら、ホームランでいいから、すぐ始めてくれないかな」
しばらく協議した後、これからビデオを見るとのアナウンスがありました。
そして出た結果は、ホームラン。7-6。考えられる最悪の展開でした。

 

野間口は、小窪こそショートゴロに打ち取ったものの、倉と梵には連続四球。
この日の野間口は、いつもの速さがなく、ストレートでも140キロをようやく超えるくらい。さらに変化球は見極められ、というかすっぽ抜ける球もあって、苦しいピッチングでした。

横山の代打・石原は明らかなボールに手を出して、三振。野間口以上に石原の方が調子が悪いようでした。
なにはともあれ、2アウト。

そして天谷。
打った瞬間、すぐに分かりました。それでも打球を目で追いながら、「取ってくれ」「せめてフェンスを越えないでくれ」と祈る気持ちで見ていましたが、スタンドに入りました… 7-9x。

 

球場からの帰り道、急に疲れを感じました。
移動時間が長かったためか、試合時間が長かったためか、サヨナラ負けしたためか…
「広島で負けるのは、初めてだな…」
連勝して帰った11年前が遠い昔のようでした(実際、昔の話だけど)。

クルーンを出して追い付かれた時点で、勝つのは苦しい展開でした。
そんな中、よく守って、あと1アウトで勝てるというところまで持っていったのは大したものだと思います。
ただ、勝ちたかった。

…明日は、負けを引きずるんだろうか、それとも延長戦で粘ったことを生かせるんだろうか。
その考えがグルグル回っていました。

 

(メモ)
マツダスタジアムの応援も、関東の応援と大きな違いはなくなっていました。これは精力的に遠征もこなす、「GLOVE」さんの働きが大きいように思います。
そんな中で、目についた特徴を列記しておきます。

  • 投手交代時等の「サイクロン」は使用しない。
  • なぜか「燃えろ」コールが多い。
  • リーダーの人が「ジャイアンツの勝利は」と言うと、「間違いな〜い」と答えるのがお約束。
  • 「ここまで飛ばせ」コールがない…のは当たり前か。応援席はファウルゾーンなんだから。

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