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夕凪のない日(8/28 広島カープ@マツダ)

マツダスタジアムに行く前に、広島市内を歩きました。
平和記念資料館から原爆ドームの前を通って、旧市民球場へ。

ちょっと驚いたことに、旧市民球場の中に入ることができるようになっていました。

中に入って狭い通路を歩いていくと、部屋の入り口に出ました。
「!?」
そこは折り鶴で一杯になっていました。
そんな部屋が3部屋。
日本だけでなく、パッと目についただけでも、アメリカ、フランス、ロシアといった国からのものもありました。

ちょっとした感動に包まれながら部屋を出て、スタンドに向かいました。

ジャイアンツ 1−4 カープ

グラウンドでは、ソフトボールの試合をやっていました。
席の一つに座って、しばし球場の雰囲気に浸りました。
前日にマツダスタジアムを見たこともあってか、旧市民球場は狭く感じられました。
11年前に座っていたレフトスタンドに目をやった時、ふと、

ここに来るのは、これが最後だろう…

そういう想いが浮かんできました。
そうして、旧市民球場に、自分なりの「別れ」を告げると外に出ました。

 

あちこち歩き回っていたため、マツダスタジアムに着いたのは試合開始直前でした。
マツダスタジアムが座席指定されているのは本当にありがたいです。

座席に着いて周囲を見回すと、どうも関東から来た人が多いようでした。
言葉がそうだし、東京ドームの「ジャビット・スーパーバズーカ」Tシャツを着た人が2人もいました。
ドームでも、こんなことはないのに…

 

この日の先発投手は福田。広島はジオ。
打線では、松本に代わって谷が2番・ライトに入りました。それに伴って、前日ライトだった長野がセンターに入りました。

この日もレフトに向かって風が吹いていて、それほど暑さを感じませんでした。

 

1回裏:
福田は、先頭の梵にいきなり四球。
2番・木村はバントの構え。これを阻止しようと、福田が内角を衝きます。
…ファウルか?
ボールは後ろに大きく跳ねました。が、手に当たっていたようで、デッドボール。
3番・赤松にはバントで送られて、あっという間に1死2・3塁のピンチ。
そして、4番・栗原には犠牲フライ。0-1。ノーヒットで先制されてしまいました。

とはいえ、2アウト。
「ここで止めれば…」
しかし、その気持ちは一瞬で裏切られました。
嶋の打球はライトを襲いました。思ったより伸びたようで、谷は慌てて下がりましたが、頭を越されて2塁打。3塁から木村がホームイン。0-2。
それでも廣瀬を打ち取りました。

2回表:
1死から、エドガーがセンター前に抜けるヒット。
続く長野も強烈な打球でしたが、サードの正面。エドガーが2塁で封殺。
どうもツイてないようでした。
直後、長野が盗塁を試みます。
「セ〜フ」
送球が1塁側に逸れて、タッチしていないように見えました。が、判定はアウト。
抗議した長野は、しばらく2塁から離れられませんでした。
この審判は、3日前、東野の際どい球を全てボールと判定した方。
「またかよ…」
思わずつぶやいてしまいました。

2回裏:
先頭の岩本に四球を与えました。
危険なことなんだけど、相手は前日に2本のホームランを打っている岩本。
…簡単にストライクを取れないもんなあ。仕方ないか。

8番・倉はバントで送って、1死2塁。
「8番で送るのか?」
倉には打たせて、ジオでバントと思ったんだけど。
そのジオは、あっさり三振。
梵もライトフライに打ち取りました。

3回表:
1死から投手の福田がヒット。
さらにバッテリエラーで2塁に走り、坂本のセカンドゴロでは3塁まで進みました。
…投手なのによく走る。
これに応えたいところでしたが、谷はライトフライに倒れ、得点することができませんでした。

4回表:
先頭の小笠原はセンター前に抜けるヒット。
ラミレスもサード横へ強烈な打球…だったんだけど、栗原が素晴らしい反応でキャッチ。
「ついてない」
思わずそう言うと、
「ゴロでダブルプレイよりはマシだろ」
と返されてしまった。確かにそのとおり。

阿部は右中間を破りました。小笠原は2塁を回ったものの、どうもスピードが乗らないようで、3塁にストップ。1死2・3塁。
「やっぱり足が悪いんだろうか?」
心配になりましたが、こればかりは分かりません。小笠原はケガについて全く話さないし。

そしてエドガー。チャンステーマ「ファイター」が始まりました。
が、そのエドガーは高めの球に手を出して、三振。
長野もファーストゴロに倒れ、この回もチャンスを作りながら無得点に終わりました。

5回表:
1死から福田がヒット。これで、投手なのに2打数2安打。
坂本はショートゴロで走者が入れ替わった後、谷はレフト前にポトリと落ちるヒット。これで、2死1・2塁。
しかし、小笠原がショートゴロで、この回も得点できませんでした。

 

6回表:
先頭のラミレスはセンター前ヒット。
さらに阿部も四球を選んで、無死1・2塁。
6番・エドガーの時に、「逆転ホームラン」コールをしました。
前田健太から代打逆転満塁ホームランを放ったのは、このマツダスタジアムだったなあ…と思い出しました。

そのエドガーはバントを試みて失敗、ヒッティングに切り替えて、ライトフライ…。それでも、ラミレスがタッチアップして、1死1・3塁。
続く長野の打席で、チャンステーマ「ライディーン」が始まりました。
それで…ということもないんだろうけど、ジオが暴投してラミレスがホームイン。1−2。ようやく1点を返しました。

ここで投手が代わって、岸本。
なお1死2塁。一気に追いつきたいところでしたが、長野はセンターフライ、脇谷はサードゴロで攻撃を終わりました。

6回裏:
先頭の栗原に四球。
「…」
1点を返した直後だけに、先頭打者はきっちり抑えたかった。

続く嶋の打球はファーストを襲いました。エドガーはこれをキャッチすると1塁へ。走者の栗原も慌てて戻ります。
…ダブルプレイだ!
遠目だったので、ライナーゲッツーのように見えました。
実際にはゴロだったようで、バッターだけがアウトになりました。
すると、エドガーが塁審に抗議(先に走者にタッチしたということだろうか?)を始めました。これで試合は中断。
…嫌な間だなあ。

そして再開後、廣瀬にレフトスタンドに運ばれました。1−4。
「…」
ここで、福田に代わって高木がマウンドに上がりました。
マウンドを下りる福田は、不機嫌そうにボールを返しました。
ふと、気づきました。
「(福田が)打たれたヒットは全部覚えている…」
1回裏の嶋の2塁打、そして、この廣瀬のホームラン。
2安打しか打たれていませんでした。
気の毒と言えば気の毒。まあ、四球が多かったんだけど…。
高木は岩本、倉を三振に打ち取りました。

 

7回表:
この回からチュークがマウンドに上がりました。
ふと周りを見ると、タオルを手にして、勝手に「サイクロン」の準備をしている人が何人もいました。
やっぱり、関東から来ている人が多い…
結局、この時にやったのは「侍ジャイアンツ」。

高木の代打・松本は1塁線を破る2塁打。
さらにチュークがボークをとられて、無死3塁。

しかし、坂本はショートフライで、2番・谷。
谷もライトへの浅いフライ。すると、3塁から松本がタッチアップしました。
…逸れてくれ!
そんな願いもむなしく、松本はホームでタッチアウト。
「ああ〜」
半分ため息、半分怒声のような声が出ました。
ライトは強肩の廣瀬で、次の打者は小笠原。
いくら松本が俊足とはいえ、危険を冒してホームを狙う状況とは思えませんでした。

7回裏〜8回:
7回、8回はマイケルがマウンドに上がり、三者凡退に抑えました。マイケルは、以前からは考えられないくらいの好調さ…と言ったら失礼かな。
もっとも、8回表はジャイアンツも三者凡退に抑えられました。

9回表:
広島の投手は横山に代わりました。
この横山の前に、エドガー、長野と打ち取られ、簡単に2アウト。

ここから脇谷がヒットで出塁すると、松本もヒットで続きました。
坂本を迎えた所で、チャンステーマ「バタフライ」。
その坂本は四球を選んで、2死満塁。
そしてマイケルの代打・高橋由伸。
一発がでれば…
と期待したんだけど、浅いレフトフライ。試合終了。1−4。

 

この日ヒットを10本打って、取った点は暴投による1点だけ。そして、ヒット2本(廣瀬のホームラン後はパーフェクト)の広島に1−4で負けてしまった。
前日のサヨナラ負けを引きずっているような、重い試合でした。

「後から振り返って、『あの3連戦が』ということにならないだろうなあ?」
帰り道、突然聞かれて一瞬詰まりました。
「…間違いなく、そうなるんじゃないかな」
このシーズンが、どういう結果になるにせよ。

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