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想定外の…(4/26 ヤクルトスワローズ@草薙)

「お先に失礼します」
仕事を放り出して早く終えると、静岡鉄道の駅に急ぎました。
この日は、草薙球場でヤクルトとの試合が開催される日。
元々は、神宮球場で開催される予定だった試合ですが、震災の影響で、急きょ草薙球場で開催されることになったものです。

理由が理由だけに手放しで喜べるものではありませんが、仕事帰りに野球を観戦できるチャンスは初めて。
これを逃す手はありません。

ようやく到着した県総合運動場駅で降りると、レフトスタンドに向かって急ぎました。
しかし、間に合いませんでした。

ジャイアンツ 1−7 スワローズ

(以下、長文です)

ジャイアンツは、ドームで行われる予定だった週末の試合が中止になり、中4日も空いています。
さらに阿部慎之助も、開幕前のケガで抹消中…。

その一方で、ヤクルトは6連勝中。
どう考えても分が悪いわけですが、そこはそれ。
静岡で行われる数少ない試合(そして自分の今季初観戦)で、負ける訳にいきません。

この日の先発は開幕戦を戦った2人、ジャイアンツは東野で、ヤクルトは石川でした。
相手が左腕の石川ということで、7番・サードにはライアルが入っていました。

 

1回表:
レフトスタンド近くまで来たところで、歓声が聞こえてきました。
慌てて入場し、応援団の近く、少し空いた場所に滑り込みます(外野は芝生席)。
ワイシャツのままで、ラミレスの応援を始めましたが、凡退。

スコアボードを見ると「1」が入っています。
聞いたところでは、坂本の先頭打者ホームランだったそうです。
しかもボールが落下したのは、自分が座ってる辺りだったとか…
1−0。

1回裏〜3回表:
東野は、ストレートが速い上に変化球の切れもよく、ヤクルトの攻撃を三者凡退で抑えます。
一方の石川も立ち直って、三者凡退に打ち取りました。

仕事帰りのせいか、なかなか試合に気持ちが入り込めません。
そんな中、試合はサクサク進んでいきました。

ふと気になって、応援団を見てみました。
いろいろな事情があって(自分も詳しくない…)、今年から新しくなった応援団。
よく見ると、見たことのある顔がいくつもありました。
新しくなったユニフォーム(?)の左袖は黒地ですが、近くから見ると、そこに喪章が付けられていました。

球団旗等も全て半旗になっていて、センターからホーム方向にたなびいていました。

 

3回裏:
1死から川端がかなり粘って四球。石川がバントで送って、2死2塁。
「若松かよ」
ヤクルト応援団が始めた曲に、そんな声が聞こえてました。
…古いなあ。
と思いつつも、そのネタがわかってしまう自分…
結局、東野は落ちるボールで、青木を三振に打ち取りました。

4回裏:
「え? 尚広??」
センターの守備位置には、長野に代わって鈴木尚広が入りました。
…なにがあったんだ?
と、心配していた時でした。

田中浩康の打球はレフト・ラミレスの頭上を越えて、2塁打。
ラミレスは直接3塁に投げたので、つい、

  • 18:56  ラミレス、カットに投げて。 »»

とツイートしてしまいました。
続くユウイチは強い当たりのファーストゴロで、1死3塁。
と、ここで応援団の方の声が聞こえてきました。
「…静岡は熱いよ」
「…座ったままでも応援してくれるよ」
…そうなのかなあ。
と思っているうちに、畠山が三振して、2死3塁。
問題の場面はここで起きました。

5番・相川の打球はライトポール際に飛びました。
これを追った高橋由伸がジャンピングキャッチを試みましたが、失敗。ボールが転がる間に、相川も2塁へ。1−1。
一度は立ち上がった由伸ですが、再び倒れ込みます。
この中断の間に、周りの人はテレビで(中継は無いはずなんだけど)確認していました。
「脇腹だ…」
そんな声が聞こえてきました。
…軽傷だといいんだけど。
結局、由伸は亀井に交代。
バレンティンは三振に打ち取りました。

 

5回表:
亀井が倒れた後、鈴木尚広の打球はレフトへ伸びます。
レフトを守っていたユウイチが、少し前に出てから下がったこともあって、頭上を越して2塁打。
これが、この試合、自分が初めて見たヒット…。
しかし、ライアルがレフトフライに倒れ、当然、鶴岡は敬遠。
そして、東野はセカンドゴロ…。
この時のツイートがこれです。

  • 19:20  ライアル、曲わかんねー。ビール売りにこねー »»

えーと、後半部分は無視してください。

6回表:
2死から小笠原が四球を選ぶと(「ミシシッピ」は止めたようだ)、ラミレスも1・2塁間を破るヒットで、2死1・2塁。
しかし、亀井はセカンドゴロ…。
この回も勝ち越し点を奪えません。

6回裏:
1死から田中浩康がレフト線に2塁打。この日2本目。
…外野の守備位置は前かな?定位置かな。
と見ていた時でした。
ユウイチの高く上がった打球はショート・坂本とレフト・ラミレスの間にポトリと落ちました。この間に田中浩康がホームイン。1−2。
畠山にも三遊間を破られて、1死1・2塁。
ここで、タイムリーを打たれている相川。
「よっしゃ!」
強い打球でしたが、セカンドゴロで併殺。1点でしのぎました。

 

7回裏:
この回も、東野がマウンドに上がりました。
本当のことを言うと、
…そろそろ、代え時だな。
とも思っていました。
7回表の攻撃で、9番まで回っていたら代えていただろうか。

1死から宮本・川端に連打されて、1死1・2塁。
投手の石川には、代打・ホワイトセル。
…こぇぇ。
初球のフルスイングに、そう思いました。
見ると、外野も後ろに下がっている。
しかし、ここは東野が踏ん張って空振り三振(ボールだったかも)に打ち取りました。

次は、青木に代わって守備に入った福地。
外野が今度は前に出ます。
…ここで切れば、石川はマウンドを降りたから。
などと考えていましたが、四球。とうとう、2死満塁。

そして、打席には好調の田中浩康。
それでも東野は続投しました。
開幕投手も任せた東野を信頼したのでしょう。
しかし、初球でした。
打球はセカンドの上、ここまで読むような方はわかると思いますが、「これぞ田中浩康」というようなタイムリーヒット。
「ああ…」
ため息をついて、目をボールから離した時でした。
「あ!」
周りから起こった悲鳴のような声にグラウンドを見ると、ボールが後ろにこぼれていました。
その間に1塁走者までホームイン。1−5。
「尚広と亀井が…」
とか声が聞こえてきましたが、よくわかりません。
慣れない地方球場の芝も関係あるんだろうか…。

悪い事は続くもの。
東野に代わって、マウンドに上がった金刃が暴投。
鶴岡がボールを見失ってしまい、ようやくバックネット付近でボールを拾った時には、もう田中浩康はホームを踏んでいました。1−6。
内野席から「ええ〜」という、呆れた声が起こりました。

 

8回裏:
41番がマウンドに上がります。
今度は、
「斎藤(雅樹)だ、斎藤」
と言う声が聞こえてきました。
…なんで、いちいち古いんだ。
と思いつつも(以下、同文)

41番・アルバラデホもピリッとしません。
さらに1点を追加され、ピンチが続きます。
その時、内野スタンド、まだほとんど観客で埋まっている内野スタンドが目に入りました。
自分の中に衝き上げてくるものがありました。

  • 20:53  こんなになっても、まだ多勢の人が見てくれてるんだ。意地を見せようよ。 »»

まあ、この後、8回が終わった所で帰ってしまった人も少なからずいたんだけど…。

9回表:
1死からラミレスがセンター前に弾き返しました。
さらに亀井の打球もいい当たりではありませんでしたが、レフト前に抜けました。
が、反撃もここまでで。
尚広は三振、ライアルはセカンドゴロで、試合終了。1−7。

 

今年の歌詞カードを応援団の方からもらうと、暗い夜道を歩いて帰りました。

由伸の負傷、つまらないミスの連発…
自分が今まで見てきた中でも、トップクラスのひどい試合でした。
それをめったに試合のない、ここ静岡でやってしまうとは…
ふと、あることに気がつきました。

  • 21:38  少し道に迷ったけど、無事帰宅。オレンジタオル、1回も使わなかった… »»

まだ草薙での試合は2つある。
必ず取り返せると、この時は思っていました。

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