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伝説の地で…(4/28 ヤクルトスワローズ@草薙)

「!?」
思わず息を呑みました。
電車が県総合運動場駅に近づいた時のことです。
車窓に、夕日に染まる富士山が見えてきました。
…こんな、きれいな街に住んでいたのか。
そう思いました。
しかし、それもつかの間。

電車が駅に着くと、沢村の銅像を横目に見ながら、レフトスタンドに急ぎました。

草薙球場での試合も、ついに3日目。
いい加減、声がつぶれ、体も重い…
それでも、何とか連敗を止めたい、何とか静岡で勝ちたい。
そんな気持ちでした。

ジャイアンツ 0−4 スワローズ

(以下、長文です)

センターの入口から入場しようとすると、係員の声。
「ヤクルト側は空いています。左へお進みください」
…やばい。
そう思いながらレフトスタンドに上がると、芝生席は観客で埋め尽くされていました。
…昨日、大雨が降ってる時には少なかったのに。
それでも、何とか前日と同じ辺りに、わずかな隙間を見つけて席を確保。
試合は、2回表の攻撃が始まるところでした…が、三者凡退。

 

この日の先発は、ルーキーの澤村。ヤクルトは館山。
ジャイアンツは、前日、サードだった亀井をライトに回し、サードにライアルを入れていました。

ところで、草薙球場と言えば、「沢村栄治」投手の好投で有名な場所。
気の毒なことに、「澤村」拓一投手が草薙で投げるということで、注目されていました。

 

2回裏:
…球は走ってるな。
澤村は初めて見ますが、調子は悪くなさそうでした。
が、先頭の畠山に四球。
すると、たしか牽制をしようとして、澤村がボーク…。
さらに相川は高く上がったピッチャーゴロで、1死3塁。
そして、バレンティンの打球はセンターへ。定位置から少し下がって長野がキャッチしましたが、犠牲フライには十分。0−1。
ノーヒットで先制されました…。

3回裏:
2死から、青木にセンター前に抜けるヒットを打たれます。
これが、澤村が打たれた最初のヒット。
さらに田中浩康に、前日のタイムリーを思い出させるようなライト前ヒットを打たれ、2死1・2塁。
それでも、沢村は飯原を三振に打ち取りました。

4回表:
2回、3回に続いて、この回も三者凡退。
中でも、この3連戦ノーヒットの小笠原が心配になりました。
で、

  • 18:56  小笠原は本当にどうしちゃったんだろう?澤村頼む。 »»

とツイートしました。
2千本安打が近づいたプレッシャーだろうか…

4回裏:
先頭の畠山にヒットを打たれます。
…なんで向こう(ヤクルト)にはヒットが出るんだ。
そう思いましたが、続く相川の打球はセカンドライナー。畠山は戻りきれずに、ダブルプレイ。
さらにバレンティンも三振に打ち取りました。

  • 18:59  セカンドライナーで併殺とか。今日はつきがある!…はず »»

はい。願望です。

 

5回裏:
1死から川端がライト前に抜けるヒット。
館山は当然、バント。バントした球はピッチャー前へ転がりました。
ボールを拾った澤村は、2塁へ。
…際どい!
そう思った次の瞬間、ボールはセカンドのはるか上を越えていきました。幸いにも、センター・長野のカバーが早く、走者は2塁ストップ。

そして、1番・青木。
速い打球がライト前に抜けました。
ライト・亀井がバックホーム。
「アウト!」
実際、タイミングはアウトだったと思います。
しかし、加藤健はボールをこぼしていて、ホームイン。0−2。

田中浩康のファーストゴロで2死1・3塁となり、3番・飯原。
飯原の打球は、三遊間の真ん中に転がりました。
…タイムリーだ。
そう思いましたが、これに坂本が追いつくと2塁に送球して、チェンジ。
1塁走者の田中浩康は判定に不満そうでしたが、その気持ちはよくわかります。
なぜなら、自分もセーフだと思ったから…。

6回表:
2死から、坂本が内野安打。
…ようやく走者が出た。
そう、自分が球場に着いてから、初めて出た走者です。
いやでも期待は高まります。
が、
脇谷はあっさりセカンドフライ…。
この回も無得点。

 

6回裏:
2死から、バレンティンが高く打ち上げた打球は、レフトスタンド(たぶんポール近く)に落ちました… 0−3
バレンティンには、前日にもホームランを2本打たれている。

  • 19:37  またバレンティンかよ… »»

澤村は、続く宮本にも四球。
…そろそろ交代かな。
そんな風に思いましたが、川端は打ち取りました。

7回〜8回表:
とにかく1点でも返したいところですが、館山の前に、三者凡退を繰り返すばかり。
自分が着いてから、ヒットは1本しか出ていない…

振り返れば、前々日の試合は由伸の故障にミスの連発、前日の試合は雨で約1時間も中断した後で、負け。
次第にイライラが募ってきました。で、

  • 20:11  静岡、このままで終わりたくない。終わらせない。 »»

執念というより、むしろ怨念かな。これは。

 

8回裏:
畠山が四球、相川がバントで送って、バレンティンも四球(ホームランを打たれてるから、気持ちはわかる)。1死1・2塁。
すると、宮本にセンター前にヒットを打たれて、さらに1点を追加されました…。0−4。

ここで澤村コールをしましたが、
「交代じゃないのか?」
と言う声が聞こえてきました…というか、自分もそう思った。
「高木を出せ」
地元、静岡高出身の高木を見たいのだろう、そんな声も聞こえてきました。

結局、ここで澤村はマウンドを降りました。
ベンチに戻る澤村に、レフトスタンドと3塁側スタンドから大きな拍手が起こりました。

そして、マウンドに上がったのは、高木でした。
すると、球場中に、大きなどよめきと歓声が起こりました。
高木コールを呼びかける応援団の声が、かき消されるくらい。

その高木は川端にボールが先行し、四球。1死満塁。
打順は投手・館山ですが、そのまま打席に入ります。
館山の打球は、前進守備の坂本の正面に。
「ホーム!」
ホームから1塁へとボールは転送されて、ダブルプレイ。
高木は、なんとか期待に応えられたかな?

 

9回表:
高木に代打・田中大二郎。センター前に抜けるかという当たりだったけど、ショートゴロ。
そして1番・坂本。
「あ!」
坂本は死球でした。
脇谷はファーストゴロに倒れて、2アウト。
ここで、声援が高まりました。
草薙での3連戦も、もうすぐ終わる…。
そんな気持ちだったんだろう。
小笠原は三振で、試合終了。0−4。

 

結局、この日もオレンジのタオルを1度も使いませんでした。
というか、この3連戦中、試合中に自分が使ったのは1回だけ…
それどころか、試合が終わったのは20時40分前。
前日の試合より1時間半以上早い…。

まあ1年に何度かある、どうにもならないくらい良いピッチングをされての負け。
館山を讃えるしかないんだけど、なぜ、それがめったに試合のない静岡に当たってしまうかな…

 

試合が終わると、草薙球場を後にして、夜道を歩いて帰りました。
7月の試合で、絶対に借りを返す…そう思いながら。

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