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序曲。(5/22 U-18プレミアリーグ 尚志高校@草薙球技場)

高円宮杯U-18プレミアリーグ、尚志高校との試合が草薙総合運動場球技場で行われると聞き、行ってきました。

「球技場?」
草薙には何回も来たことがあるけど、それは「陸上競技場」か「球場」。
「球技場」は初めてです。

球場の横、沢村の銅像の前を通り越して案内板に従って行くと、歩道橋を渡ったところに球技場がありました。

入口のところに、係員が1人。
スケジュール表をもらうと中に入りました(パンフレットもあるようです)。
意外にしっかりしたスタンドで(失礼かな)、そこには数十人の観客がいました。

エスパルスユース 2−0 尚志高校

(以下、長文です。また、時間はおおよそのものです)

さて、高円宮杯U-18プレミアリーグですが、これは今年から始まったリーグで、東西10チームずつで争います。
エスパルスユース(以下、エスパルス)はEASTに属していて、ホーム&アウェイ方式で18試合を戦います。

去年まで、この年代の主な戦いの場だったプリンスリーグは、このプレミアリーグの下という位置づけになるのだそうです。

 

エスパルスの先発は、GK・瀧川(たきかわ)、右SBに西村、CBに犬飼と江井(えねい)、左SBに水谷拓磨。
酒井加里武(カリブ)の1ボランチ。その前に藤嵜と石毛。右MFに山崎祐也、左MFに伊東直樹。
柏瀬が1トップで、4−1−4−1というフォーメーションのようでした。
エスパルスはオレンジ、尚志高校は白を基調としたユニ。

 

メインスタンドから見て、風は右から左。
キックオフは11時でしたが、曇っていて、時々陽が差す程度。
そして、かなり蒸し暑い日でした。

左側のサイドスタンドからバックスタンドにかけてエスパルスの横断幕が掲げられていました。一方の尚志高校も、右側のメインスタンドに幟、バックスタンド側には「がんばろう福島 がんばろう尚志」という横断幕も掲げられていました。

 

前半:
風上の尚志高校ボールでキックオフ。
バックスタンドに、10人弱のエスパルスサポーターがいて、ドラムを叩いて声援を送っていました。

立ち上がり、エスパルスはミスが多く、尚志に支配されます。
…まあ、まだ、この時期は仕方ないか。
そう思いながらも、ちょっと不安になります。

前半6分頃には、酒井加里武が転倒したところを奪われ、ミドルシュート。も、これはGK正面でキャッチ。

 

しかし、先制したのはエスパルスでした。
前半7分頃、左CKのチャンス。犬飼が触って落としたボールは藤嵜の前。藤嵜がこれを蹴り込みました。1−0。
歓声が起こり、トップチームと同じチャントが始まります。
「マイズン」、そして
…おいおい、「ガニャー」はいくら何でも早すぎだろう。
と思いながらも、雰囲気に浸りました。

この得点で、エスパルスの動きがよくなり、ゲームを支配するようになります。
前半15分頃、石毛(かな?)から柏瀬にパス。柏瀬は自ら相手DFに当たっていきキープ。
そこから、最後は石毛がシュートを放ちますが、これは外れます。
その後も、CKのチャンスもありましたが、得点できません。

前半22分頃、尚志が最初の選手交代。14番・木村に代わって8番・高。
明らかに早い交代ですが、この辺の事情はよくわかりません。

この直後、山崎祐也が右サイドをドリブル。ゴールライン際を中に切れ込み、速いクロスを上げますが、これは流れてしまいます…

 

もちろん、尚志も反撃します。
前半25分頃、尚志の6番・金田が左サイドからミドルシュート。これは右に外れました。

さらに柏瀬(だと思う)から右のDFにパス…が大きく外れて、尚志の左CKに。
ここからロングスロー、CKと危険な時間が続きます。
とくに金田がロングスローを持っていて、その度に1人を残して全員が戻るというCK並みの対応を強いられたため、一気に押し込まれてしまいました。

そして、右CK。少し混乱しているようで、GK・瀧川から怒声が飛びます。
慌てて、前線に残っていた山崎祐也が戻りますが、間に合わず、9番・山岸がボレーシュート。
ゴール右隅に飛んで決定的でしたが、GKか選手に当たったようで(ちょうど陰になって見えなかった)、CKに逃れました。

前半29分頃にはエスパルスの選手がハンドを取られ、中央40m弱くらいのFKを与えてしまいます。
そして、助走をつけて蹴ったキックはかなりのスピードで、バーの少し上をかすめていきました。
「誰だ!?今の!」
と思わず叫びました。
いや、その、名前を聞いてもたぶん分かりませんが、そのくらい驚いたということで…。
メモには5番(三瓶)とありますが、6番(金田)かもしれません。

 

それでもゲームを支配するのはエスパルス。
前半30分頃、藤嵜から山崎祐也につないでクロス、伊東直樹が中央で合わせます。
決定的でしたが、GKがパンチングしたボールはバーに当たり、ゴールラインを割りました。

前半35分、右CKを獲得。石毛のキックから藤嵜(?)が合わせますが、これは外れます。

前半39分頃、藤嵜、柏瀬とつないで石毛にパス。すると石毛は、エリア外、右サイド45度の位置から右足を振り抜きました。
このシュートは左のポストに当たり、そのままゴール。2−0。
「おお〜!」
スタンドから感嘆の声と拍手が上がりました。もちろん、自分もその一人。

 

この後、互いにFKでチャンスを作りました。
前半40分頃には、尚志が左サイド(こちらの右)からのFKとロングスロー(金田)。
さらに、尚志の三瓶に股抜きされた西村が体で当たってしまい、左サイド、ペナルティエリアのわずかに外からFK。
これはGK・瀧川が正面でキャッチしました。

前半44分頃、山崎祐也が倒され、今度はエスパルスのFK。
ゴール正面、アークの少し後ろという絶好の位置。
石毛が蹴ったボールはDFに当たり、難しいボールでしたが、GKに防がれました。

前半終了間際、再び西村がファウルし、正面、40m弱のFKを与えます。壁は4人。
金田が蹴ったボールはDFに当たり、さらにこぼれ球をシュートされますが、枠を外れました。

そして、前半終了。その時のツイートがこれです。

  • 11:53  エスパルスユースー尚志高校、前半終了、2ー0。40分頃の石毛のゴールがすごかったです。尚志高校のロングスロー等のセットプレイは脅威です。»»

後半:
時々、ぽつり、ぽつりと雨粒が落ちてきました。
風上になるエスパルスのキックオフで、後半開始。
これに合わせて、「リバイブ」が始まりました。

最初のシュートこそ尚志でしたが(右のスローインから尚志10番。右に外れた)、前半に続いてエスパルスが支配するようになります。

後半5分頃、左のエリア内に入った柏瀬から、中央の藤嵜へ。
藤嵜はフリーで受けると、狙い済ましてシュート…も、左に外れました。

さらに攻め立てます。
伊東直樹から石毛に渡って、シュート。
さらに、こぼれ球を水谷拓磨が、左の角度が無い所から立て続けにシュート。しかし、これもGKに防がれます。

 

後半10分、エスパルス最初の選手交代。伊東直樹に代わって加賀美翔。
加賀美翔は、去年、甲府との練習試合でゴールした選手。期待が高まります。
この交代に伴い、2トップに変更したようでした。

後半14分頃、水谷拓磨から中央の加賀美翔へクロス。加賀美が落としたボールを柏瀬がシュートしますが、これは枠を外れます。
すると2人目の選手交代、水谷拓磨に代わって佐藤飛天(ひてん)。

 

尚志もチャンスを作ります。
後半19分頃、尚志の選手がエスパルスのDFを振り切り、ゴールライン際からシュート。
ポストを直撃しましたが、跳ね返ったボールをGKがキャッチ。
…ついてる。
そう思わずにはいられませんでした。

さらに、尚志に押し込まれる時間が続きます。
右サイドからのFK(40m以上、GKがキャッチ)や、左サイドからロングシュートを打たれる場面もありました(これもGKがキャッチ)が、しのぎます。

後半23分、尚志が選手交代。15番・皿良に代わって、7番・金森。

後半25分頃、エスパルスも選手交代、山崎祐也に代わって水谷和磨が入ります。

この直後、尚志3番・峰島がロングシュート。GK・瀧川がジャンプしてパンチング、なんとかCKに逃げました。
GKの手前で変化する、危険なシュートだった…

 

後半28分頃、石毛が倒され、正面約30mのFK。
絶好の位置でしたが、藤嵜が大きくふかしました。

後半33分頃、石毛がペナルティエリア内に持ち込むとヒールで柏瀬にパス。
「おお!」
思わず声をもらしてしまった。
しかし、これは決めきることができず、ゴールキックになりました。

後半34分頃、またエスパルスが選手交代。藤嵜に代わって伊東渉。

この直後、たしか石毛から柏瀬につないでだと思うけど、マイナスのクロスをオーバーヘッドキック。
これで決まれば凄かったんだけど、残念ながら空振り…。
伊東渉か加賀美翔のどちらかだと思います。

エスパルスは攻撃の手を緩めません。
オーバーヘッドキック空振りの直後、加賀美がDFの裏を取ります。
慌てて飛び出すGK。それよりも先に、加賀美がシュート。
…決まった。
そう思って拍手しようとしたとき、ゴールを逸れていくのが見えました。

後半36分頃、尚志は選手交代。2番・佐藤に代わって19番・本田。

後半40分頃、ゴールキックから柏瀬がうまく収めてドリブル。エリア内に入ってシュート。
さらに石毛がシュートしますが、ここはGKがブロックしました。

後半41分頃、スローインから佐藤飛天がドリブルし、クロス。
ここから加賀美がシュートを放ちますが、外しました。

尚志GKが出したボールを、柏瀬が奪ってシュートしましたが、これも外れました。

さらに、右サイドから柏瀬がクロス、加賀美がシュートも、GKが触って右CKとなりました。

今、こう書いていてもチャンスの連続にびっくりします。
そして、メモを見返すと、こうあります。
「ことごとく外す」
うーん…

 

追加タイムは3分。

追加タイムに、エスパルスは選手交代。GK・瀧川に代わって八谷(はちや)。
…て、いったい何人まで交代できるんだ??

この追加タイムでもチャンスを作ります。
左サイドを加賀美がドリブルで突破。中央にラストパスを送りますが、これが戻って来たDFの正面。
…打ってもいいのに。
つい、そう思ってしまいますした。

危ない場面もありました。
CKになりそうなボールを、GK・八谷がエリアを飛び出していってクリア。スローインに逃げました。
神戸戦で同じような場面から失点しているだけに、ひやっとしました。
ついでに言えば、1週間後のダービーでも、碓井健平が同様に失点しかかったんだけど、続く時は続くもんだ…

このスローインは、例によってロングスロー。
柏瀬と加賀美を残して、全員が戻ります。
このピンチを逃れた後、試合終了の笛が鳴りました。2−0。

  • 12:59  エスパルスユースは2ー0で尚志高校に勝利。勝ちロコをやった時に、互いに反対方向に引っ張ったのが、かわいかった»»

そうです。試合終了後、バックスタンドのサポーターの前で、勝ちロコもやりました。
そして、お互いに引っ張ってしまったわけです…

それを見届けてから、球技場を後にしました。

 

ユースの試合は去年のユースカップ以来、久しぶりに見ました。
その印象は、素晴らしいミドルシュートを決めた石毛や柏瀬に目が行っていたんだけど、後でメモを見返してみて「17」が多くて驚きました。
1ボランチで、あれだけゲームを支配したことを考えると、石毛と藤嵜の2人がよく動いてゲームを作っていたからと思います。
加賀美翔は、まだ、ちょっと合っていないかな…

後半の押してる時間帯で、追加点を取れれば完璧だったけど、欲を言ったらキリがないな。

 

尚志高校について、あまりよく知りません。
震災の影響はどのくらいあったのだろう??
ここまで書いてきたとおり、個々にはいいプレイもあったため、がんばってほしいと思います。
可能なら、福島の希望となるくらいに…。

 

今回は、近くで開催されたこともあって観戦に出かけましたが、また機会があったら、この高円宮杯U-18プレミアリーグを見に行きたいと思います。
どうせなら、2試合見れる日がいいな…。

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