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フラグ?(7/9 ヴァンフォーレ甲府@中銀スタ)

一歩降りた瞬間、クラッときました。
それは、経験したことのないような暑さでした。
2歩、3歩と歩くにつれて、顔がにやけてきました。
「笑っちゃうような、暑さだな」
たぶん、暑さでおかしくなっていたのだと思います。
それでも湿気がないだけマシだ、そんなことを言い合いました。

ところが…。
宿にチェックインして中銀スタに出発しようとしたところ、雹混じりの豪雨。
それでも中銀スタに着くと、地面がほとんど濡れていません。で、

  • 15:44  小瀬到着です。駅前は雹?が降っていたけど、こっちは小雨しか降らなかったのかな。 »»

とツイートしたところ、まもなく、強い雨が降り出しました。
と、突然、言われました。
「全く、誰のせいだよ」
…天気を人のせいにするなんて、なんて理不尽な質問だろう。
そう思いながらも答えました。
「…ゴ、ゴトビ監督に決まってるじゃないか!」

エスパルス 2−1 ヴァンフォーレ甲府

(以下、長文です)

この雨で、気温はかなり下がりましたが、風は全くなく、湿度も高くなり、汗が止まりませんでした。
ということで、

  • 17:46  かちわりワイン美味しいっス。(←2杯飲んだ) »»

氷を入れたワインがとても美味でした。
アルコールという感じがしなくて何杯でもいけそうでしたが、この罠にはひっかからずに済みました(てか、止められたんだが)。

エスパルスの先発メンバーは、GKに碓井健平、CBは岩下とボスナー。右SBに辻尾、左SBに太田宏介。
MFには村松大輔、小野伸二、小林大悟。
FWに高原、アレックス、大前元紀。

甲府は、前回対戦した時にはボランチだったダニエルをCBに起用していました。右SBに市川。左SBに吉田豊。
そして、ハーフナー・マイクとパウリーニョの2トップでした。

甲府は水曜日に試合をしていて、中2日。
それに対して、エスパルスは中6日。
アウェイですが、日程に恵まれていることを考えれば、勝ち点3がほしいところでした。

 

前半:
今回も、序盤から甲府に支配されました。
それでも、エスパルスは何回かチャンスを作ります。
前半8分頃、右サイド、短いパスをつないで、大前元紀からのクロスに反応したアレックスがシュートも、飛び出したGK荻がブロック。

前半10分頃には、右CKから岩下がヘッド…しかし、わずかにゴール左。

すると、突然、言われました。
「あのエダのゴールから、小瀬(中銀スタ)では得点がないらしいよ」

「エダ(枝村)のゴール」というのは、2006年開幕戦でのもの。
そんなトリビア、よりによって、このタイミングで言うか…。

 

一方の甲府も、中2日とは思えない攻撃でした。
少し後ろから飛び出して来るパウリーニョは、動きにかなりキレがありました。
さらに中盤からは、阿部も飛び出してきます。
「パウリーニョは怖いなあ。でも、マイクは、今日はそれほどでもないな」

そう言っていると、今度はロングキックがマイクに入り、一気にゴール前まで持って行かれるようになりました。
「…。これじゃ、(前回とは)別のチームじゃないか!」
悲鳴に近い声を上げると、
「いや、向こう(甲府)も、そう思っているよ」
そう返されました。

たしかに、ナビスコカップの時には出ていなかった、小野伸二や高原、アレックスが出ていて、何回かよい崩しを見せていました。
しかし、エスパルスはパスミスが多く、次第にリズムを失っていきます。


そんな前半29分頃でした。
エスパルスがボールを奪われカウンターを受けそうになりましたが、これを奪い返して速攻。
中央右で、ボールを受けた小野伸二の前が空きました。
「打て!」
それまでシュートが少なく、やや苛立っていた自分は叫びました。
すると、伸二がミドルシュート。一直線に飛び、ゴール左のサイドネットを揺らしました。1−0。
「よっしゃー」
叫んでジャンプすると、隣の見知らぬ女性とハイタッチ。変態じゃないよ

後で映像を見返すと、ペナルティエリアの外、かなり距離のある位置からでした。
この距離を正確に知っていたら、「打て」なんて言わなかった…

その直後、今度は甲府の速攻を受けます。
パウリーニョが左に持ち出してシュート。
運良く、わずかに右に外れました。

前半41分頃、エスパルスの選手がカットしようとしたボールをパウリーニョに拾われます。

パウリーニョはキレのあるドリブルで、一気にGK・碓井健平までかわし、スライディングでブロックしようとした岩下のタイミングを外して、シュート。
あっという間のことでした。1−1。

追加タイム、辻尾のクロス、中央でエスパルスの選手が合わせます…が、後ろにこぼれました。
「ああ…」
ため息のような声を出した直後。
ファーサイドで待ち受けていた元紀が、冷静にゴール右に決めました。2−1。
叫んだ後、両手を突き上げ、夜空を見上げました。

それからすぐに、前半が終わりました。

  • 19:23  前半終了、2-1。2本ともいいゴールと思う。パウリーニョ、怖いな »»

こうしてリードして折り返しましたが、後半、甲府の反撃をどう止めるかが鍵になります。

1点を守るとなると、平岡や杉山浩太。
ただ、浩太は負傷明けで、いきなり甲府の運動量(とくにパウリーニョ)に対するのはキツいように思えました。
そして、攻撃のことも考えると、
「やっぱりエダかなあ」
いずれにしても、ボールを左右に動かし続け、攻め続ける。
そのことが重要に思いました。
甲府は中2日。
「まさか走り負けないだろう…」
我慢比べだ。

 

後半:
両リームに選手交代がありました。
甲府は、内田に代わって片桐。
エスパルスは、岩下から平岡に交代。
「?」
この時はわからなかったけど、後から聞いたところによると、膝の状態がよくなかったそうで…。

後半が始まると、序盤からエスパルスがゲームを支配しました。

後半8分頃、ドリブルで仕掛けた元紀が倒され、吉田豊にイエロー。と、
「(暗くて)色が見えねえよ」
そんな声が聞こえてきました。
逆光もあって、たしかに見えない…
このファーサイドへのFKは、GKがキャッチ。

それでも、
「(甲府の攻撃に)ようやく対応してきたな」
と言い合いました。
これが的外れな見方で、全く対応していなかったことは、すぐにわかりました。

徐々に、再び甲府に支配されるようになっていきました。

後半10分頃、甲府のクロスをクリアしたボールを拾われて、シュート(パウリーニョ)されます。
健平がブロックしますが、跳ね返りを阿部がシュート。しかし、これは右に外れました。
「危ねぇ…」

後半13分頃には、波状攻撃を受け、最後は片桐がミドル。
伸二のシュートよりもさらに遠かったけど、バーをかすめていきました。
リプレイ映像を見て、
「(バーに)当たっているよ〜」
と叫んでしまいました。

 

こうした状況を見て、
…枝村なんて中途半端な手ではダメだ。やっぱり俊幸くらいのアグレッシブな手でなくては。
そう思い直しました。

その直後の後半15分、伸二に代わって浩太。
「浩太は違うんじゃないか…」
と言ってしまいましたが、そこはそれ。
やっぱり浩太の復活は嬉しい。
「勝利のために生まれてきた〜」
と歌いつつ、
…ああ、こんなだったなあ。
と思いました。
浩太のチャントを歌うのは、何年ぶりだろう?

 

後半18分頃、波状攻撃を受け、最後は右(こちらの左)からクロス。
辻尾が戻って、甲府の選手の前でヘッドでクリア。
…CKか。
と思ったらゴールキック。
「触ったように見えたけどなあ。まあ、いいか」
…まあ、反対側(ホーム側)だし、よく見えなかったということで。

後半21分頃、村松大輔がハンドの反則をとられます。
それはいいんだけど、驚いたことに警告。
考えられるとしたら、ボールを蹴ったことによる遅延行為だけど、それは一連の動きの中。
「いくらなんでも厳しすぎないか?」
攻められっ放しで、イライラしている時だっただけに、矛先をレフリーに向けてしまいました。
先ほどのことは忘れて…

 

後半24分頃、エスパルスが攻めこみます。
この時、展開しようとボールを蹴ろうとした辻尾が、甲府の選手にブロックされました。
この接触で、辻尾は起き上がれず、アウト。
「…辻尾が空を飛ぶ〜」
と、かなり場違いな応援歌を歌いながらも、辻尾を心配する気持ちで一杯。
なにせ、辻尾の代わりは…。

その直後の後半25分頃、甲府は2人目の交代。石原に代わって柏。
「ここで柏かよ…」
軽くめまいがしました。泣きっ面に蜂というか…

 

後半27分頃、左からのクロスにダニエル(DFから上がって来た)がヘッド。
強烈なシュートでしたが、健平が正面でキャッチしました。

後半28分頃、辻尾は結局、枝村に代わりました。
大輔が右SBに下がり、枝村がMFに入りました。
…辻尾は比較的動けていたのに、ここで、全ての交代枠を使い切るのか。
全ては、悪い方向に向かっているようでした。

 

後半40分近く、左からのクロスに高原が左足ボレー。
「ああ…」
久しぶりに決定的チャンスだったけど、これは左に外れました。

 

後半40分頃、元紀が甲府の選手と接触して痛みました。
…もう交代枠は使い切ってるのに。
一度は外に出ましたが、なんとか復帰しました。

後半43分頃、今度は甲府のチャンス。
一気に持ち込まれて、最後は中央に入って来た柏がシュート。
健平が防いだボールが後ろに上がります。
「あ!」
思わず息を呑みましたが、ボールはゴールネット(天井部分)の上に落ちました。
「あぶねー」

追加タイムは4分。
この時間にも、何度もピンチがありました。
それでも、健平を中心になんとかしのぎ、長い、長い追加タイムが終わりました。
2−1。とても疲れた…。

 

どんなに内容は悪くても、久しぶりの勝ち。
久しぶりの「勝ちロコ」は、本当に楽しかったです。
幾重にも重なるオレンジの波を見て、
…ホーム側から見たら壮観だろうな。
と思いました。
まあ、見たくもないだろうけど。

 

帰り道、冷静さを取り戻すに従って、グチが多くなりました。
…これじゃ、ナビスコカップ(7月27日、アウスタ)では勝てないよ。
…小瀬ではいつもこうだ。
…こんな順位にいるチームじゃないよ。
…(予定通り)3月(に試合をやってた)ならボコられたよ。
そんなことを言い合いました。
これが、その時のツイートです。

  • 20:55  バス乗車。久しぶりに勝った!内容はアレだけど…。とにかく、健平、最高! »»

あれ? そんなに冷静じゃなかったのかな?

 

さて、恒例(?)の「もらい物」のコーナーです。

Photo_2

MDPは、前回が伊東テルで、今回がイチ。
甲府の関係者の皆さま、毎回、ご配慮ありがとうございます。

前回もらえなかったヴァン君のうちわも、いただくことができました。

 

こちらは、甲府駅前のバス停でいただいたものです。

Photo

「バス小瀬新聞」
発行しているのは、サポーター有志だそうです。
自分は、これを頂いて初めて知ったのですが、マニアックな皆さまの間ではすでに有名だと思います。
内容は、試合の予想あり、遠征記あり、小瀬の案内あり、なぜか静岡市の歴史(なぜか今川氏親)あり…

そんな多くの記事の中で、自分が一番感銘を受けたのは「ヴァンフォーレ今昔物語 存続危機のVF甲府を助けてくれた清水エスパルスの話」です。

告白すると、甲府に向かう車中で、
「もう、甲府が背中にパルちゃんを付けて戦ったことを知っている人など、ほとんどいないよ。それでいいじゃ」
そんな話をしたばかり。
覚えているどころか、こうして語り継ごうとしているのを見て、本当に感動しました。

話が脇に逸れてしまいました。
こちらの「バス小瀬新聞」は限定100部だそうです。これを頂けたのは幸運でした。

もっとも、ブログやtwitter等での発信もしているようなので、興味のある方は検索をしていただけたらと思います。

 

この「新聞」1つを見るだけでも、甲府(サポ)がどれだけ素晴らしいサッカー文化を創り上げているかがわかります。
もし、この文化に少しでもエスパルスが貢献したのなら、1サポーターとしても、嬉しいかぎりです。

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