« 恵まれた力?(9/25 阪神タイガース@甲子園) | トップページ | 鳴かない、飛ばない鳥?(10/8 天皇杯 FC岐阜SECOND) »

風ニモマケズ…(10/2 名古屋グランパス)

「気が重いなあ…」
行きの車中で、そうグチを言われました。
ナビスコカップ@新潟戦で1−3で敗退してから中3日。
試合内容も点差どおり…いや、もっと悪い内容でした。
一方のグランパスは、約1週間空いている状態。

苦戦する事は必至のように思え、気持ちはわからないでもありません。
そう思いながらも、
「今から、何を言ってるんだ?」
そう言い返しました。

エスパルス 2−0 名古屋グランパス

(以下、長文です)

到着した時には、アウスタは満員でした。
そのほとんどはエスパルスサポでしたが、グランパスのサポも多くいました。
「あんなに多かったっけ?」
と言ってしまったほど。

 

エスパルスの先発メンバーは、新潟戦から少し入れ替えていました。
GKに山本海人。岩下とボスナーがCB、右SBに辻尾、左SBに太田宏介。
ボランチにヨン ア ピン(以下、ニックネームの「キャラ」で書きます。長いので。)
その前に、ユングベリと小野伸二。
意外なことに、この2人が同時にピッチに立つのは初めてだったそうです。
右FWに大前元紀、左FWに高木俊幸。1トップにはアレックスが入りました。

 

 

前半:
グランパスボールでキックオフ。
エスパルスが、ホーム側からアウェイ側に攻めます。
強い追い風を受けること、伸二とユングベリを同時に起用していることを考えると、前半のうちにリードを奪っておきたいところ。

前半5分ころ、左サイドの俊幸がミドルシュート。
続けざまに、アレックスもミドルシュートを放ちますが、これもGKにキャッチされます。

エスパルスは、前からプレッシャーをかけてボールを支配します。
そんな中で気になったことが一つ。
…今日は、ユングベリの運動量が少ないなあ。
その分、ボランチのキャラがいい動きをしていて、グランパスの攻撃を防ぎます。


そうしているうちに、いつもと違う雰囲気に気づきました。
淳吾がボールを持つ度、ボールを奪おうとする度に、大きなブーイングが起こります。
多少のブーイングは予想していたんだけど、それを大きく上回るものでした。

そんな(?)前半18分頃、中盤付近でこぼれたボールを伸二がシュート。
「おお!」
40mくらいかな? 風に乗ったボールは、枠のほんの少し上でした。
と、
「風がなければ、入ってたんじゃないか?」
…いや、それはあまりにも虫がよすぎるよ。

 

さらに、エスパルスのチャンスは続きます。
前半20分頃、左CK、ニアでアレックスがヘディングシュート。これはライン上でDFにクリア。
ボールを拾ったユングベリがシュートしますが、ふかしてしまいました…

前半25分過ぎ、アレックスが中央で痛み、中断。
「頭じゃないか?(担架で)出した方がよくないか?」
そんな心配をよそに、アレックスは立ち上がってプレイを続けました。

前半27分頃には、ゴールに背を向けた体勢から伸二がヘディングシュート。惜しくも上に外れます。

前半30分頃、ロングキックをアレックスが足で落とし、元紀に。
元紀はエリア内にドリブル、45度の所からシュートを放ちましたが、わずかに左に外れました。
…アレックス、ケガはもういいのか?

その数分後にも、右CKから最後は俊幸がミドルシュート。
しかし、これは左のポストに阻まれました。
思わず、手をバチンと叩きました。

 

前半35分頃には、中盤でボールを拾ったユングベリがドリブル。
カウンターになって、右の元紀にパス。
角度の無い所からシュートを放ちますが、これは左に流れました。

前半40分過ぎには、左サイドをユングベリがドリブル。
そこからつないで、立て続けにシュートを放ちますが、決まりません。

前半終了間際、伸二がエリア内でキープ。
リフティングのように3〜4回つなぎますが、出したボールはゴールラインを割りました。
シュートだったんだろうか、それとも右にいた元紀へのパスだったんだろうか??
「ああ…」
と、ため息をつきながら、トヨタカップでのプラティニのプレイを思い出しました。
歳がバレるな。


結局、エスパルスが支配しながらも、前半を0−0で終わりました…。

  • 15:56  前半終了、0-0。風上の、押してる時間帯に点を取りたかった…。まあ、後半、がんばるしかない。 »»

 

 

後半:
曇り空ということもあって、照明に灯が入りました。
後半開始直後、玉田がペナルティエリア内に持ち込み、フェイント。
が、最後のところで打ち切れず、わずかに左にそれます。
…危なかった。
そう思ってピッチを見ると、玉田が倒れていました。
やっとのことで、自力で外に出ましたが、足を痛がっているよう。
「プレイできるのか?」
と、相手のことなのに言ってしまったほど。


後半5分頃、ユングベリが淳吾からスライディングでうまく奪います。
その直後、奪い返しに行った淳吾がユングベリを倒して、警告。
淳吾には何回もブーイングが起きましたが、この時のブーイングが、一番大きいものでした。


「そろそろ交代じゃないか」
しつこいようですが、新潟戦から中3日。
コンディションを考えると、交代枠を使っていきたいところです。ところが、そう思って見ると、皆いい動きをしています…て、ユングベリは運動量が少なかったはず。
そこで、ようやく気づきました。
…あれは、ペース配分だったんだ。


後半10分頃、ユングベリとのワンツーから宏介が裏に抜け、ライン際からマイナスのクロス。
決定的な場面でしたが、伸二がふかしました。


後半17分、グランパスが選手交代。
淳吾からブルザノビッチ、金崎夢生から永井謙佑。
「永井(のスピード)はいやだなあ」
と、アウェイでの失点を思い出しました。

ところで、久しぶりに見た淳吾は、調子は悪くなさそうだったのに、ほとんど活躍できないままでした。
うまく封じ込めたのか、淳吾自身の問題だったのか…

 

後半20分頃には、俊幸のクロスに、ゴール前にアレックスと元紀が飛び込みます。
ファーサイドの元紀がシュートしましたが、左に外れます。

その直後には、元紀がミドルシュート、そのこぼれ球を辻尾がシュート。
しかし、これも左に外れます。
…これでも入らないのか。
立ち上がりかけて、そのまま座ります。
一体、何度目だろう?

後半27分、グランパスは最後の選手交代、中村直志に代わって磯村。
その交代を見ながら、
「こっちも交代しなくていいのかな?」
と、また気になりました。
ペース配分していたとはいえ、
「ユングベリとか、もうすぐ動けなくなるんじゃないか?」

 

そんな(?)後半28分、左サイドから俊幸がクロス。
これをファーサイド深い所で、元紀がヘッドで合わせて、先制。1−0。
まるで、ナビスコカップの新潟戦のようなゴールでした。

これで、エスパルスは勢いづいたようでした。
ゴール直後、速攻を仕掛け、右の伸二から俊幸にスルーパス。エリア外からミドルを放ちますが、わずかに上でした。


後半40分頃、右サイドのユングベリが右裏に大きくボールを出します。
相手選手の左を回って追いつくと、ゴールライン際から速いクロス。
ニアにアレックスが飛び込んでくるのが見えました。
「よっしゃ〜」
ゴールを確認する前に飛び上がって叫びました。
アレックスは期待どおり、きっちり流し込みました。2−0。

クロスを出したユングベリの元に、アレックスが駆け寄り、さらに他の選手も集まって輪ができました。
それを見ながら、謝りました。
「『もうすぐ動けなくなるんじゃないか』なんて言って、本当に申し訳ないよ…」

ところで、このドリブルはユングベリのオリジナルではありません。
少し前に(後半20分過ぎかな)、伸二が同じ方法で右サイドを破っています。
ユングベリはそれを参考にしたのかも。


後半40分過ぎ、右(こちらの左)サイドから崩されて、最後は永井謙佑のシュートがネットを揺らしましたが、これはオフサイドでした。

後半44分頃、大きな拍手に送られながら伸二交代。枝村が入ります。



追加タイムにもチャンスを作りました。
俊幸がブロックしたボールがゴールの少し左に飛んだり、ゴールキックのこぼれをアレックスが受けてGKと1対1になったり…(残念ながらオフサイド)。

さらにユングベリから出たスルーパス、俊幸が深いところでクロス。
ファーで元紀がシュートしましたが、これも大きく外れました。


そして、グランパスのFKをクリアしたところで、タイムアップ。試合終了、2−0。
 

 

「バモス、じゅ…ん??」
チャントを歌おうとして、気づきました。
…これは淳吾のチャントじゃないか。
これを歌うことはできませんでした。
…このタイミングでは、嫌みにとられかねない。
そう思ったからです。

もっとも、後で淳吾のブログを見ると、このチャントを喜んでいるようだから、気の回し過ぎだったかもしれません。


岩下のスパイクプレゼント、勝ちロコ、「王者の旗」からハイライトまで見て、余韻に浸りながらスタジアムを後にしました。
耳には、鈴木克馬さんの「これが清水だよ、これがエスパルスだよ」という声が残っていました。
大敗した後とか、上位チームを相手にした難しい試合に強いチーム。
「そういう意味では、いい条件が重なった試合だったな」


と、いきなり吹き出す声が聞こえました。
「どうした?」
「シュート数、23対4だって」
今まで聞いたことのないような本数でした。
それなのに出てきたのは、次の言葉でした。
「…いっぱい外したもんな」

  • 18:30  夕食待機中。今日の試合の余韻が抜けない。ヤバい、楽し過ぎる。 »»

 

さて、今回のもらい物は、除菌ウェットティッシュです。

Photo

静岡市の子ども虐待防止活動の一環だそうです。
もらっておいてあれですが、こういう活動をしなくてもいいようになってほしいです。

|

« 恵まれた力?(9/25 阪神タイガース@甲子園) | トップページ | 鳴かない、飛ばない鳥?(10/8 天皇杯 FC岐阜SECOND) »

エスパルス」カテゴリの記事

サッカー」カテゴリの記事

スポーツ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/27053/52891621

この記事へのトラックバック一覧です: 風ニモマケズ…(10/2 名古屋グランパス):

« 恵まれた力?(9/25 阪神タイガース@甲子園) | トップページ | 鳴かない、飛ばない鳥?(10/8 天皇杯 FC岐阜SECOND) »