« 鳴かない、飛ばない鳥?(10/8 天皇杯 FC岐阜SECOND) | トップページ | 終わりよければ…(10/15 中日ドラゴンズ) »

後詰め。(10/15 早稲田−法政1回戦)

球場に着いたのは2回裏。
急ぎ足でライトスタンドに出て、スコアボードを見上げました。
「なんだ、こりゃ?」

1回裏に「2」という数字と、2回表に「4」という数字。
そして、法政は後攻…。
…まさか、三上が打たれたのか?
そう思いながら、適当な席を見つけて、荷物を下ろしました。

と、周りから歓声が起こりました。
グラウンドの方を見ると、ちょうど打球が右中間スタンドに飛び込む所でした。
この、難波主将のソロホームランで、3−4。
後からわかったことだけど、拍手してる自分の姿がテレビに映ってた…。

法政 7−5 早稲田

(以下、長文です)

ところで、六大学野球は久しぶりです。
去年の4月に、慶應ー法政2回戦を少しだけ見て以来。

「それなら遅れるなよ」
そんなツッコミが聞こえてきそうですが、この日の朝は雨音で起きたほどの大雨。
…今日は中止だな。
そう決めつけて、箱根駅伝予選会を見始め(残念ながら、予選敗退)、つい、最後まで見てしまいました。

えーと、言い訳…にもなっていないか。


さて、この秋季リーグ戦はというと、この週までに勝ち点4を上げた明治が首位で、東大戦を残すのみ。
優勝の可能性は少なくなっていますが、勝ち点2で追う法政と早稲田の対決。
その大事な初戦、早稲田の先発は大野、法政の先発は三上でした。

 

すでに雨は止んでいましたが、どんよりと曇っていて、ホームからセンター方向へ強い風が吹いていました。
もっとも、風向きはライトからレフトに吹いたりと、ころころ変わっているようでした。

 

 

3回表:
1アウトから、レフトの前に落ちるヒットを打たれますが、続く打者はピッチャーライナー。
ダブルプレイで、ピンチをしのぎました。

 

 

3回裏:
先頭打者は、伊藤諒介。
…これが伊藤諒か。
高校通算94本のホームランを打ち、この春にも2本のホームランを打った選手。
直接見るのは初めてで、否が応でも期待が高まります。
しかし、ショートゴロ。
…ああ。
そう思って目を離した直後に、エラーがあったようで、出塁。
続く長谷川は、バスターの構えを見せながら、きっちりバントで送り、1死2塁。

このチャンスに、原田は変化球に空振り三振…。

それでも、建部(たてべ)の打球は二遊間へ。
「お!」
抜けるかと思いましたが、セカンドはセンター寄りに位置を変えていました。
セカンドゴロで、無得点…。

 

 

4回表:
先頭の松本歩にはフルカウントまで粘られますが、サードゴロ。
市丸は高めのストレートで三振。
投手の大野は、セカンド左へのゴロで、三者凡退。

三上は、外野から見ていてもストレートに力があるようでした。
…なんで、これで4点も取られたんだ?
そう思ってしまうくらいでした。


4回裏:
先頭の三上はサードゴロ。三遊間よりの打球で、惜しかった…。

「ホームラン、難波」
残念ながらホームランは出ませんでしたが、難波は高めの球を叩き付け、セカンドへの内野安打。

さらに難波は盗塁を試みると、送球が左(ショート側)に逸れて、セーフ。
1番・中尾もファウルで粘って、四球。
一気に、1死1・2塁とチャンスが広がります。

…エドガーみたいだな。
バットを回す岩澤を見て、呑気なことを思っていると、残念ながら空振り三振。

それでも3番・多木はストレートの四球で、2死満塁。
この回2つ目の四球に、
…あれ? 大野って、こんなに制球が悪かったっけ?
そんな疑問が湧きました。
まあ、静岡商時代にテレビで1〜2回見ただけなんだけど…。

 

そして、4番・伊藤諒。
伊藤諒は粘ったものの、最後は134kmの球に空振り三振。
チャンスを逃しました。

すると、直後の守備から、伊藤諒に代わって國枝がファーストに入りました。
…伊藤諒を見たかったのにぃ。
と叫びました、心の中で。

 

5回表:
先頭の中村に、ライト前に弾き返されます。
2番・佐々木はバスター空振りの後、セカンド右へのゴロ。
走者を2塁でアウトにして、1死1塁。

土生を打席に迎えた所で、三上は2〜3回立て続けに牽制。
ところが。
「!?」
あっさり、初球に盗塁成功。
…どんだけ、足が速いんだ?
佐々木のスピードに驚かされました。

この後、土生は強いファーストゴロで、2死3塁。
杉山はセンター前に落ちるかというライナー。
実は、ちょっと冷やっとした…。

 

5回裏:
先頭の長谷川は、センター左へ鋭いヒット。
すると、原田はきっちりバントで送って、1死2塁。

建部には代打・上戸(うえんど)。
粘っていると、足に変化球が当たりました。この死球で、1死1・2塁のチャンス。

直後、上戸に代走・伊藤慎悟が出ます。
…もったいない。
そう思ったのは、伊藤慎悟は常葉菊川時代、強打の印象があったから。

8番・三上は引っ掛けてサードゴロ。
「あああ…」
ダブルプレイになってしまい、このチャンスにも得点できなかった…。

代走に出た伊藤慎悟は、そのままライトの守備につきました。

 

 

6回表:
地引の打球は、高く上がったもののレフトフライ。
渡邊侑の打球は、ショート前へボテボテのゴロ。
これも、多木が軽快にさばきます(「ナイス、多木」コールが起きた)。

ところが、松本歩にはセンター右へ鋭い当たり。センターが深いところで追いつきましたが、2塁打。2死2塁。

市丸にはボール2となります。
…大丈夫か、三上。
そう思いましたが、市丸は次の球を打ち上げて、浅いセンターフライ。
…助かった。
つくづく、そう思いました。

とはいえ、三上はここまで無四球。
そのせいか、四死球を5つ与えている大野よりも安定しているように見えました。
被安打は、三上の方が多かったのに。

 

 

6回裏:
…スリークォーターかな?
この回から、早稲田の投手は丸山に代わりました。
走者を出しながら点が取れない展開だったので、これを機に追いつきたいところ。

難波は鋭い当たりでしたが、ショートゴロ。
中尾の打球は高くバウンドしましたが、これもショートゴロ。
岩澤の高く上がった打球は、風に乗って伸びたものの、センターフライ。

この試合初めての三者凡退に、
…大野のうちに点を取っておけば。
先ほどのことを忘れて、そう思ってしまいました。

 

 

7回表:
投手の丸山は、ストレートで見逃し三振。
中村はショートゴロ。
佐々木には粘られたものの、最後は変化球で見逃し三振。
三上も、三者凡退に打ち取りました。

 


7回裏:
先頭の多木は、高めの変化球に空振り三振。

そして、4番・伊藤諒に代わって入った、國枝。
…そんなに打つのかなあ?
そう思った矢先でした。
鋭い打球が1・2塁間を真っ二つ。失礼しました。

長谷川はユニフォームを擦る、死球。
原田の打球は三遊間に飛び、2塁でアウト。1塁は間一髪セーフで、2死1・3塁。

「チャンス法政」が響く中、打席には伊藤慎悟。
「!?」
伊藤慎悟の打球は、レフトフェンスを直撃。
これで1塁走者もホームに還り、一気に逆転。5−4。伊藤慎悟は2塁に進みました。
「よっしゃ!」
思わず拍手して叫びましたが、こんな反応をしていたのは他に2〜3人くらい。
静かすぎだよ、外野席。

 

法政の攻撃は、まだ続きます。
投手の三上も、センターへ鋭い打球。
センターが出したグラブの少し上を越え、これも2塁打。
2塁から伊藤慎悟がホームイン。6−4。

それにしても三上。
…本当にバッティングがいいなあ。法政クラスタの言う通りだ。
いや、疑っていた訳ではありません…。

 

ここで、早稲田は投手交代。丸山に代わって、高橋哉。
難波はセカンドゴロで、チェンジ。

…伊藤慎悟(の背番号)は8番か。
とぼけっと見ていると、キャッチボールのボールが伊藤慎悟の頭上を越えて行きました。
こんなの、初めて見た…。

 

 

8回表:
次第に雲が濃くなり、暗くなってきました。

先頭・土生の打球は、三遊間の深い所へ弱い打球。
ショートが追いつきましたが、うまくキャッチできず、内野安打。

杉山はショートゴロ。2塁でアウトにします。

ところか、地引にセンター前に落ちるヒットを打たれ、1死1・2塁。

次の渡邊侑に1球投げたところで、金光監督が出てきました。
…なんだ??
ブルペンでは三嶋が作っていましたが、交代は野手でした。
センター・岩澤から今村に交代。

直後、センター前へ浅いフライ、これを今村がキャッチ。
…金光采配は当たってるのかな。
それにしても、代わった所に打球が飛ぶのはなぜだろう??

松本歩をショートゴロに打ち取り、ピンチをしのぎました。

 

 

8回裏:
イニングの最初から、チャンスパターンが始まりました。
考えてみれば、もう8回裏。
このまま行けば(もちろん、行ってほしい)、この回が最後の攻撃。
チャンスパターンも当然です。

先頭の中尾は、無理矢理流しますが、ショートがさばいて、アウト。

見ていないうちに、今村がヒット(セーフティバントだったらしい)。
そして、初球、今村が盗塁成功。
すると、ハイスピードのチャンスパターンに変わりました。

多木はライトポール近くに、ファウルフライ。今村はタッチアップして3塁に進みました。2死3塁。

そして4番に入っている國枝。
期待を込めて「チャンス法政」が始まります。

何球目かは忘れたけど、変化球をキャッチャーが止めることができず、3塁走者がホームイン。7−4。
間違いなく、今村が脚で奪った1点です。

 

國枝の打球はファーストを強襲。
後ろに弾いたボールを、ファーストが拾って投げようとしましたが、ピッチャーがカバーしていなかったため、ヒット。
明らかに、流れが来ているようでした。

が、長谷川は見逃し三振。

すると、9回表の守備から、長谷川に代わって河合がサードに入りました。
まさか、懲罰??

 

 

9回表:
先頭、市丸の代打・川西にうまく流され、レフト前ヒット。
すると、金光監督がマウンドへ。
それが効いたのかどうかわからないけど、三上は、高橋哉の代打・足立を空振り三振に打ち取りました。

しかし、中村の打席で盗塁され、1死2塁。高めのボールだったのに…。

この後、サードゴロで2死2塁となりますが、佐々木にはセンター前に落とされ、1点を返されます。7−5。

それでも、三上は土生をライトフライに打ち取り、試合終了。7−5。
三上は13安打も打たれながら、無四球完投勝利。
素晴らしい粘りでした。

 

…応援席にも礼をするんだ。
整列して応援席にあいさつする選手達に、ちょっと驚きました。
自分の学生時代にもあいさつをしたことはあったけど、それは開幕戦や最終戦に限ってのこと。
素晴らしいことなので、これからも続けてほしいなあ。

 

夕闇が迫る中、両校のエール交換を見届けてから、神宮球場を後にしました。

駅に向かいながら、
…金光監督の采配が当たったのかな。
そう考えながら歩いていましたが、ふと、あることに気がつきました。
…打ったのは、守備や代走から入った選手ばかりじゃないか。
そう考えると、采配が当たったとは…ごにょごにょ。

 

 

さて、今回はもらい物ではなく、買ったものを貼っておきます。
久しぶりだったので、つい衝動買いしてしまいました。

Photo

法政のタオルです(左下はメンバー表)。
ユニフォームのデザインが、いい感じです。

てか、オレンジタオル何本目だろう??

|

« 鳴かない、飛ばない鳥?(10/8 天皇杯 FC岐阜SECOND) | トップページ | 終わりよければ…(10/15 中日ドラゴンズ) »

スポーツ」カテゴリの記事

法政」カテゴリの記事

野球」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/27053/53008961

この記事へのトラックバック一覧です: 後詰め。(10/15 早稲田−法政1回戦):

« 鳴かない、飛ばない鳥?(10/8 天皇杯 FC岐阜SECOND) | トップページ | 終わりよければ…(10/15 中日ドラゴンズ) »