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ノー・リトリート(10/9 プレミアリーグ コンサドーレ札幌@J-STEP)

…厳しい戦いになるな。
この日の対戦相手は、プレミアリーグイーストで首位を走る札幌。
エスパルスの調子が上がってきたこと、ホームゲームであることを考えても、やはり厳しい戦いが予想されました。

こういう予想は当たるものですが、それを超えて、この試合は自分にとって2011年ユースのベストゲームとなりました。

「(札幌は)どこに泊まったのかなあ?」
試合前、そんな声が聞こえてきました。
キックオフは12時30分。さすがに前日はどこかに泊まったに違いない。
…遠くて大変だなあ。
そう思いましたが、この札幌がプレミアリーグイーストで優勝することになります。
プレミアリーグ1年目、アウェイでの試合に苦しんだチームが多い中(エスパルスもその一つ)、一番過酷な条件だった札幌の優勝は素晴らしい快挙だと思っています。

エスパルスユース 5−3 コンサドーレ札幌U-18

(以下、長文です。また、時間はおおよそのものです)

  • 12:21  パンフレットを売りに来て、パンフレットを忘れたことに気づくなど。もうすぐ、ユースの札幌戦です。 »»

左上方から、10月とは思えない強い日射しが照りつけていました。
スタンド(と言っても3列くらい)は屋根のおかげで日陰でしたが、ピッチの選手は消耗しそうでした。
やや強めの風が、このスタンドから見て右から左(ホーム側からアウェイ側)へと吹いていました。

 

エスパルスの先発メンバーは、GK瀧川、CBに犬飼と藤嵜。右SBに水谷和磨、左SBに水谷拓磨。
伊東渉の1ボランチかな。その前に石毛秀樹と影山。右MFに山崎祐也、左MFに伊東直樹。
1トップに柏瀬。
この試合も、故障の西村が先発を外れ、急造のDFラインになっているのが気になるところ。

 

前半:
札幌ボールでキックオフ。
エスパルスは左から右に攻めます。

キックオフ直後、右サイドを山崎祐也が一気にドリブル。ライン際からクロスを上げますが、これはGKにキャッチされました。

前半3分、エスパルスが右サイドで短いパスをつなぎます。
パスを出した後、接触して倒れた石毛ですが、起き上がった後、ボールを受けて裏に抜け、右45度のところからシュート。
尚志高校@草薙球技場と同じようなシュートでしたが、わずかに左に外れました。

こんな感じで、序盤はエスパルスが支配しました。

前半7分、水谷和磨から伊東直樹にスルーパス。ペナルティエリア内右からシュートを打ったものの、ブロックされて右CKに。
この右CK、犬飼がニアでヘッド。すらしたボールが左のサイドネットに突き刺さりました。1−0。
「犬飼」コールの後、「ガニャー」。

これでエスパルスのペースになるかと思いましたが、そんなにうまくはいきません。
札幌も18番・下田を中心にドリブルで突破するなど、チャンスを作ります。

前半13分、右サイドで石毛がターンしてドリブル…も、倒されてFK。
このFKは、ファーで伊東直樹がヘッドで合わせますが、わずかに左。サイドネットでした。

前半15分、札幌6番・堀米の右からのクロスが入ったものの、GK瀧川がキャッチ。
この時間帯、いくつか危険な兆候があり、
「札幌にDF裏を狙われる。GKが飛び出してクリア等」
とメモにあります。

 

前半16分、札幌のロングキックを18番・下田に落とされ、走り込んで来た17番・中原がシュート。GKがブロックして左CKに。
このCK、混戦の中からGKがキャッチすると、左の山崎祐也にスロー。カウンターを仕掛けますが、ここも攻めきれません。

前半22分、ゆっくりボールをキープしていたところを奪われ、札幌のカウンター。14番・神田がゴール上にシュート。GK瀧川がジャンプしてパンチング。なんとか右CKに逃げました。

前半25分、こぼれ球を拾い、ペナルティエリア内で石毛がシュート。わずかに右に外れました。
思わず立ち上がりましたが、そーっと座りました。

前半29分、札幌、左サイドからグラウンダーのクロスを走り込んで来た14番・神田がシュート。これも右に大きく外れました。

前半30分、なんとかしのいできましたが、とうとう札幌に追いつかれます。
ゴールキックを拾われると、一気に持ち込まれます。
GKが飛び出したものの、その前に軽く浮かせたようなシュート。DFが追いつけず、ゴールの中に転がり込みました。1−1。
一瞬、静まり返りました。

 

前半37分、札幌7番・鈴木がドリブルで抜け、ペナルティエリア内に持ち込まれそうになったところで、エスパルスの選手が後ろから倒します。当然、警告。
直後、しばらく中断して、ピッチの外にいた札幌の選手にも警告が出ました。
…なんか言ったんだろうなあ。
それにしても、倒したのはジュニアユースの選手。
…すごい度胸だ。
そう思ってしまいました。

もちろん、ファウルを肯定するわけじゃないし、倒さないでボールを奪う技術を身につけてほしいと思っているのだけれども…

 

中断後のFKはニア、ゴール右に決められますが、直前に笛。
蹴り直しになりました。
…危なかった。
そう思った直後でした。
蹴り直したボールはゴール右上のバーを直撃し、その跳ね返りを近藤がボレーシュート。
FKに飛んでいたGKは反応できず、ボールがゴールに転がり込みました。1−2。あっという間に逆転されました。

前半43分、札幌に左から右と中に切り込まれます。一度はクリアしたものの、このボールを拾われ、ミドルシュート。わずかに右、サイドネットでした。

明らかに、札幌に流れが行っているようでした。
「ひっかけられて、速攻を受けることが多い。持たされている。長いパスも増えている」
そんなことを書き付けています。たぶん、イライラしてたんだろうなあ。

札幌は、エスパルスの守備に対応して来ているように見えました。一方のエスパルスは、急造のDFラインのせいか、少しバタついているようでもありました。

  • 13:20  前半終了、1ー2。犬飼のゴールで先制したものの、逆転されています。札幌の速攻は怖い…。 »»

今だから正直に言うと、
…この流れを変えるのは難しい。
そう思っていました。

 

後半:
先に出て来たのは、エスパルスの選手。
「大丈夫、逆転できるから」
サポーターから、そんな声がかかりました。

後半は逆光になりますが、風上。
エスパルスボールでキックオフ。「リバイブ」が始まります。
直後、ロングキックに柏瀬が走り、切り返して戻ってクロス、影山のヘッドは届きません。

後半6分頃、パスミスから札幌のカウンターを受けます。17番・中原からスルーパスが出ますが、反応した選手がオフサイド。

後半8分、山崎祐也が右サイドをドリブルで大きく前進し、前の石毛にパス。
ボールを受けた石毛はGKをかわして、シュート。これが決まって同点に追いつきました。2−2。
気がつくと、立ち上がって叫んでいました。

その余韻がまだ残っているうちでした。
キックオフ直後、ボールを回す札幌DFに、石毛が詰めてブロック。自らこぼれ球を拾うと、GKとの1対1を冷静に、ゴール右隅に決めました。3−2。
石毛の活躍で、あっという間に再逆転。
…今度は「ガニャー」はないんだ。
そんなことを気にしてる場合じゃなかったんだけど。

 

後半13分、左中ほどのところで影山が倒されFK。このFKから、水谷拓磨がおそらく30m以上のシュートを放ちますが、惜しくも左に外れました。

後半15分、柏瀬のクロス、影山がダイビングヘッド。決まったと思い、立ち上がりましたが、少し左でした。この時も、そーっと座りました。

エスパルスが攻める時間が続くようになりました。
メモに「逆転して、エスパが支配」と書いてあります。

そんな後半18分、素早く入れた左スローインから、伊東直樹が左サイドをドリブル。クロスはブロックされて左CKに。
この左CK、ニアでそらしたボールがファーサイドの伊東直樹の腹に収まり、そこから左隅にゴール。4−2。貴重な追加点。
「ナオキ」コールの後、「ガニャー」が始まりました。どういうわけか、ハイスピードで。

しかし、その喜びも一瞬でした。
後半21分、サイドチェンジからこちらの右サイドを崩されて速いクロス。GKが飛び出してクリアしようとしたものの届かず、中で下田に合わされてゴール。4−3。再び1点差。

 

失点した直後、柏瀬が中に大きく切れ込んでチャンスを作りますが、DFにカットされると速攻を受け、ピンチ。
GKとの1対1をかわされてシュートを打たれますが、これは戻ったDFがライン上で止め、クリアしました(後半23分)。

この頃からあまりに速い試合展開と、自分自身の興奮により、試合に「呑まれて」いました。
どれだけ試合内容を理解していたんだろう?
そんな中で、
…守ったら負ける。攻め続けろ。
そう思い続けていました。

 

…あれは西村か?
エスパルスが交代を準備していた、その時でした。
後半30分、後ろからのボールを拾った石毛が、裏に。
左ポスト近くから、GKの動きを見てシュート。GKの後ろで、スライディングでブロックしようとしたDFに当たり、左隅に入りました。5−3。

直後、藤嵜から西村に交代。
西村は、浦和戦で故障して以来。
リードを広げてから、CBが本職の西村が入る。ある意味で、最高の流れになりました。

後半34分、柏瀬が倒されますがノーホイッスル。直後、水谷拓磨が相手選手を倒してしまい、FK。
倒された2人が痛み、しばらく中断しました。

後半36分、左(こちらの右)サイドからクロスを入れられます。GKが飛び出したものの触れず、ゴール前を流れましたが、幸いにもオフサイド。
この時間帯になって、札幌のオフサイドが目立つようになりました。疲労からだろうか、焦りが出てきたからだろうか…。

 

後半36分、影山から13番・大木に交代。
この時になってようやく気づいたのですが、山崎祐也に代わって15番・浅沼に代わっていました。
大木が右MFに、浅沼が中盤の前目、石毛と並ぶ形になりました。

後半43分、伊東直樹に代わって31番・岡田。そのまま左MFに入ります。

後半45分、右からのクロス、DFの跳ね返りを15番・浅沼がボレーシュート…しようとしますが、空振り。決定的なチャンスを逃しました。

ここで、「1」という数字が掲げられました。
…追加タイム1分か。
と思ったのですが、これは勘違いでした。
この時に、GK・瀧川から高木和(たかぎわ)に代わったようです。

追加タイム、「駒込」が始まりました。
ほぼ勝ちが確定した時に使うことが多い、この応援。
しかし、この後の時間になっても互いにチャンスを作りました。

エスパルスはCKを獲得すると、相変わらず、犬飼がゴール前に上がります。

その直後、札幌14番・神田に中央からシュートを打たれますが、これはGKが片手で止めてからキャッチ。

31番・岡田のキックから柏瀬が右に持ち込み、15番・浅沼がスライディングタックルを受け、FKを獲得したところでタイムアップ。5−3。

タイムアップと同時に、札幌の選手は3人くらいピッチに横たわりました。

 

お互いに選手が相手チームのスタッフのところにあいさつに行くと、札幌側から「エスパルス」コールが起こり、エスパルス側が「コンサドーレ」コールで応えました。
そして「勝ちロコ」。
その後、サポーターから「石毛」コールが起こると、石毛は何度も頭を下げて応えていました。

間もなく、「ガニャー」が始まりました。

  • 14:29  試合終了、5ー3。石毛の連続ゴールで再逆転勝ちです。石毛はハットトリックかな?5点目はオウンゴールかもしれないです。 »»
  • 18:03  石毛の3点目は、74分ごろだったと思う… RT @spulsenews: 高円宮杯 U-18サッカーリーグ2011 プレミアリーグの結果について(清水エスパルスユース vs コンサドーレ札幌U-18)(公式サイト) http://t.co/3qt4NbJr #spulse »»

当初、公式サイトには、石毛の得点は「64分」と記載されていたんだけど、いつの間にか「74分」に訂正されてました。
もう一つ、公式記録の藤嵜と西村の交代時間も、自分のメモと約10分合わない…。

それはともかく、最後の得点は石毛のゴールと記録され、ハットトリックとなりました。
ここまで観戦した4試合で6得点。すごい…。

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