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新たなステージ(11/6 Jユースカップ FC岐阜U-18)

シーズンオフを利用して書いてきたユースの試合も、今回で4試合目。
ようやく折り返し地点。
まだまだ先は長いな…

さて、11月に入って、Jユースカップが始まりました。
…なんで、プレミアリーグを中断してやるんだ?
と不思議に思いましたが、よく考えたら(よく考えなくても)、高校は選手権の予選が開催される時期。中断するのは当然です。
さて、このJユースカップは予選リーグと決勝トーナメントがあり、エスパルスは新潟との予選リーグ初戦を勝ち、この日が2試合目、アウスタにFC岐阜を迎えての試合でした。
…どんなサッカーをするんだろう?
普段、対戦することがないだけに、楽しみに思う気持ちが半分、怖さを感じる気持ちが半分…
もっとも、試合が始まってみると、それは見覚えのあるサッカーでした。

エスパルスユース 5−3 FC岐阜U-18

(以下、長文です。また、時間はおおよそのものです)

  • 13:05  今日はドリプラの大道芸経由、ユースカップ@アウスタです。雨も止んで、人が増えてきたかな。 »»

この日は、4日間続いた「大道芸ワールドカップ IN 静岡」の最終日。
初めて見て、すっかりハマってしまった自分は、この日もわざわざドリームプラザに寄り道してからアウスタに向かいました。

天気は曇り。
前日夜から降っていた雨は昼前に上がりましたが、まだピッチは水を含んでいるようでした。風はありません。

「多いなあ…」
その声に、岐阜が練習している方を見ると、たしかに多い。
30人くらいいたと思う。

一方のエスパルス。
シュート練習をやっているなと思っていると、合図とともに、ピッチ半分一杯に選手全員が動き回りました。
ちょっと驚きました。
「…今まで、(こんな練習を)やってなかったよな?」

試合開始10分前くらいに、メンバー発表。
GKに八谷、DFに水谷和磨、犬飼、西村、藤嵜。
MFに伊東渉、山崎祐也、石毛秀樹…
「あれ?影山がMFで、伊東直樹がFW??」
柏瀬との2人がFWになっていました。

岐阜は4−3−3のようでした。

 

前半:
エスパルスボールでキックオフ。
ホーム側からアウェイ側に攻めます。

エスパルスは、メンバー発表では2トップになっていましたが、柏瀬の1トップに近い形で、影山が中央少し後ろ、伊東直樹が左MFでした。
山崎祐也が右MF、伊東渉が1ボランチ。

前半4分頃、右からのクロス、柏瀬に注意を引きつけられて1人フリーに。
中央からのヘディングシュートは枠に当たり、さらにミドルシュートも左に外れました…いずれも、誰だかわからなかった。

前半6分頃、柏瀬が中央付近で、倒されます。一度起き上がって前に行こうとしますが、もう一度倒されFK。
右サイドに出して、中にクロスが入りますが流れてしまいました。

前半7分頃、左CK、ニアに蹴られたボールはDFがクリア。影山のシュートもDFに当たり、さらに左からのクロスを柏瀬がヘッドで合わせますが、右に外れました。

このように、エスパルスが攻める時間が続きました。
それに気を良くして言いました。
尚志高校と戦った時より、かなりよくなってる」
そして、付け加えました。
「守備も、一時より安定してきたし…」

 

前半9分頃、岐阜に右サイドを破られます。一度は西村がクリアしますが、これを拾った岐阜の2番(ボランチ)がミドル。
これはGK八谷がパンチングで防ぎ、左CKに逃げました。
この左CKは、岐阜にファウルがあって逃れました。

前半11分頃、伊東直樹のドリブルからカットされて左CK。
流れてカウンターになりましたが、ここは対処しました。

前半11分頃、伊東渉がカットしたボールを右の山崎祐也へ。ここからクロスが入り伊東直樹がヘッドで合わせますが、GKにキャッチされました。

前半13分頃、岐阜のスルーパスから、左サイド裏を取られます。GKが飛び出しましたが、きっちりと決められ、0−1。
「…まだ、ガタガタ騒ぐ時間じゃない」
冷静さを装って言うと、言い返されました。
「そんなことを言っていると、すぐ時間が無くなるぞ」
わーってるよ、そんなこと。

 

前半15分頃、スルーパスに反応した伊藤直樹からクロス、影山か柏瀬がニアでヘッドで合わせますが、わずかに外れます。

前半16分頃、岐阜のFK。少し距離がありましたが、直接狙ってきました。
八谷がパンチングしたボールは、真上に。するとキックと同時にスタートを切っていた4番が、このボールを押し込みました。0−2。
「…」
さすがに絶句しました。
とりあえず、
…さっきの「守備も安定してきた」は撤回だな。
そう思っていました。

前半18分頃、山崎祐也が右サイドをドリブル、DFに当たって右CK。
このCK、ファーサイドで藤嵜がボレーシュート。しかし、ここは上に外れました。

 

FC岐阜はコンパクトにしているようでした。
縦にもコンパクトですが、横も中央に絞っていて、そこから短いカウンターを仕掛けてきます。
「(FC岐阜)セカンドと同じような戦い方をしてくるなあ」
と言ってしまったほど。

エスパルスは勢い、両サイドの裏を狙ったキックが多くなりました。
しかし、まだ水を多く含んだピッチ。
球足が速くなっていてボールに追いつけなかったり、クロスを上げても中央で跳ね返されたりして、なかなか形を作れなくなりました。
岐阜の術中にはまってきたようでした。

 

前半19分頃、またしても、DFの左裏を取られます。6番にシュートを打たれますが、左に外れました。

前半22分頃、右CKを獲得。こぼれ球を柏瀬がシュートしますが、左ポスト。
さらに石毛から山崎祐也につなぎ、いいクロスが入りますが、誰も反応できない。

「犬飼が上がった!」
同時に声が上がりました。右サイドに近い方を犬飼が上がっていきます。
しかし、ボールを受けた石毛はそこには出さず、むしろおとりに使ってシュート。
これはGKの手に当たって、右CK。
この右CK、一度はクリアされますが、もう一度石毛が拾ってクロス。
影山から最後は犬飼がヘッドで流し込んでゴール。1−2。前半(前半30分頃)のうちに1点返したのは大きい。

前半35分頃、山崎祐也が右から切れ込んで、左足シュート。GKが触って、わずかにバーを越えていきました。左CK。

岐阜のGKは、ボールをキャッチすると露骨に時間を稼ぐようになりました。この時で、すでに3回目くらい。
「(FWが)行かないと、いつまでもやってるぞ」
たしかにやりそうだ。

前半39分頃、ゴールキックからだったろうか、ペナルティエリア手前で、西村がタックル。
…ナイスタックル。
そう思った次の瞬間、笛が吹かれてFK。
「え? 厳しいなあ」
正面からのFKになりましたが、これは壁に当たりました。
直後、エスパルスが速攻を仕掛けましたが、今度は石毛がペナルティエリア手前で倒されます。FKに。
「カード!」
あちこちから、そういう声が起きましたが、そのまま。

ペナルティエリアすぐ外、やや右でのFKは、壁に当たって右CK。
そして、このCKもGKにキャッチされました。

前半44分、伊東直樹が左サイドをドリブル。クロスに影山が飛び込みましたが、これも右に外れました。

さらに伊東直樹が入れたクロスのこぼれを、伊東渉がミドルシュート。これはGKがキャッチ。
結局、1−2のまま、前半を終えました。

  • 14:19  前半終了、1ー2。カウンターで最初のチャンスを決められ、すぐにFKのこぼれを押し込まれた…。25分くらいにCKからの流れで1点を返しました。後半、逆転しよう! »»

 

前半の途中、陽が差した時間もありましたが、相変わらず曇り。
まあ、陽が差していたら逆光になっていたところだから、これでよかった気がする。
エスパルスの選手が先に出てきました。
一方の岐阜は、メインスタンドの前で円陣を組み、気合いを入れます。

エスパルスは最初の選手交代。山崎祐也から加賀美翔。
「山崎祐也は、よかったけどなあ…」
加賀美は右MFに入りました。

 

後半:
後半開始直後、西村がファウルをとられ、FK。
40mくらいの距離を直接狙ってきましたが、GKが左に飛んでキャッチ。

さらに、岐阜にボールをカットされ、こちらの左サイドからシュートを打たれる場面もありましたが、これはGKが右に飛んで防ぎました。

後半3分、岐阜のFKは右に外れました。

後半5分、エスパルス2人目の交代、西村から佐藤飛天。
飛天が左SBに入り、藤嵜が左CBに回りました。
何度も、西村の裏を狙われていたことを考えると、この交代は仕方ない気がする…
そして、藤嵜の「本職」がますますわからなくなる…。

この交代が効いたのか、徐々に両SBが上がる場面が増えてきました。
「リスクを負ってでも、(攻めに)行くところだもんな…」

 

時間をメモしてなかったんだけど、後半10分過ぎだったと思う。
エスパルス陣内で、ファウルを取られました。
ずっと見ていたんだけど、どこがファウルかよくわからない。
「今の(ファウル)、どの部分がファウルだったんだ??」
などと言っていた時、ピッチから声が響きました。
「何でですか?」
冷静に、FKに備えて戻ってから発した言葉…もちろん、少し不満の色もありましたが。
すると、レフリーは即座にイエロー。
ルールとはいえ、さすがに厳しすぎるように思いました。
「…正当な疑問じゃないか?」

 

後半13分頃、左スローインから伊東直樹が切れ込み、シュート。しかし、これは右に外れます。

石毛が倒されて、笛。
しかし、レフリーの手はエスパルス側に向けて。
「ええ!?」
スタンドのあちこちから、再び不満の声が上がりました。
そのFKから、岐阜は速攻。シュートは右に外れました。

右サイド加賀美からクロス。この混戦の中、中央にいたエスパルスの選手の頭にボールが乗ってしまいました。
…こんな光景、初めて見た。
「大道芸じゃないんだぞ」
そんな声が聞こえてきました。
この日は、4日間続いた「大道芸ワールドカップ IN 静岡」の最終日…て、しつこいか。
頭からボールを落としてシュートしようとしましたが、残念ながら、先にクリアされました…。

左からのクロスを加賀美が折り返し、影山がシュートを打ちますが、これもふかしてしまいました。

 

後半18分頃、右サイド裏に走った加賀美にスルーパス。
このボールは岐阜DFに当たりますが、ボールは加賀美の足下に。
完全に裏を取っています。
…チャンス!
そう思った次の瞬間、笛が吹かれました。
…今の、オフサイドじゃないよ。
とレフリーを見ると、腕を叩くジェスチャー。
DFのハンドをとって、エスパルスのFK。
「取るなよ! 流せよ!」
普段、あまりレフリーに文句を言わない自分だけど(少なくとも自分ではそう思っている)、この時は叫んでしまいました。

 

そんな騒然とした雰囲気の中、蹴られたFK。ファーサイドで、犬飼がヘッドで合わせたボールがネットを揺らしました。2−2。
「よっしゃー」
立ち上がって叫びました。
まあ、その、イライラしていた分、喜びが爆発しました。
ところで、この犬飼がヘディングした瞬間の写真がエスパルスニュース12月号P27に載っています。
そこには自分も写り込んでいるんだけど、冷静に見守っているように見える…。
写真て、あてにならないなあ。

 

後半20分、相手ボールを奪って、やや左の位置から石毛がミドルシュートを放ちますが、GKにキャッチされました。

後半21分、左から崩して、こぼれたボールを石毛がシュート。これは左に外れました。

犬飼から右の石毛にスルーパス。クロスはファーに外れました。
そんな石毛のプレイを見ていて、
「石毛は(調子が)悪いかも」
そう言いました。
「もしかしたら、自分が見た中で最悪かも」
今思うと、これは辛すぎる評価だったかもしれません。
なにせ、この前に見たのは、ハットトリックを決めた札幌戦だったから…。

後半26分、エスパルス3人目の選手交代、影山に代わって大木。
大木は右MFに入り、加賀美が中に回って石毛と並びます。

「加賀美が入って、流れが変わったなあ」
そう言い合っていましたが、この交代でさらにエスパルスに流れが来ます。

左サイド、深い所から石毛がマイナスのクロス。
ふわりと浮かせたボールを、ファーサイドの加賀美がヘッド。
これが決まって、ついに逆転。3−2。ついに「ガニャー」が始まりました。

直後、藤嵜に代わって鈴木準弥が左CBに入りました。

さらに大木が左サイドを速攻。
最後は伊東渉から石毛に浮かせたパス、石毛は頭から飛び込みますが、届きません。

後半36分、加賀美のスルーパスに柏瀬がループシュート。わずかにバーの上でした。

大木のクロス、DFにミスがあってボールがこぼれます。
これを伊東直樹がシュートに行きますが、GKにキャッチされました。

 

後半38分、エスパルスの右CK。
「2人残すんだな」
そう言われてDFの方を見てみると、岐阜は前に2人を残しています。2人が中央で、縦に並ぶ形。
「縦に2人というのも珍しいな」
そんなことを言っていた時でした。
CKから、ファーサイドの柏瀬がボレー。これが決まって、4−2。
またしても立ち上がって叫びました。
そして、またしても「ガニャー」が始まりました。

さらに大木の速いクロスから右CKを獲得。
ファーサイドで柏瀬がヘッドで合わせたものの、わずかに左でした。

後半43分、石毛から浅沼に交代。

追加タイムは3分。
「駒込」が始まりました。
「…」
勝ちがほとんど決まったような時に使われる応援だけど、札幌戦といい、フラグにしか思えなくなってきている…。
果たして、その予感は当たりました。
左エリア角付近でFKを与えました。壁は3枚。
これを奪い返してカウンターに行きかけたところで、さらにボールを奪われてしまい、GKと1対1。
きっちり決められました。4−3。

しかし、これで終わりません。
岐阜のゴールキック。蹴られたボールは、柏瀬の正面。
拾った柏瀬から浅沼につなぐと、浅沼は飛び出して来たGKを越すようなシュート。
これが決まって、5−3。そして間もなく、タイムアップ。

  • 15:26  試合終了、5ー3。あのレフリングに切れずに逆転したのは、すごい。あと、大木はスピードあるなあ… »»

 

勝ちロコのとき、ある選手が写真を持っていました。
自分は、この辺りの事情はよくわかりません。立ち入ってはいけない気もするし…

そして、岐阜のサッカーについて、いろいろ話し合いながら席を立ちました。
今から考えると「大きなお世話」もいいところなんだけど、「もっとクリエイティブ」にとか言ってしまうのは、静岡県民の悪癖なんだろうな。

出口のところまで来ると、試合を見に来ていた柴原がサポーターに囲まれていました。
それを横目に見ながら、アウスタを後にしました。

予選リーグ突破に、大きく前進しました。

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