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20回目の開幕(3/10 名古屋グランパス@豊スタ)

「実は、今年の方が心配してるんだよなあ…」
開幕前夜、「さわ○か」で夕食をとりながら、そう言いました。
そして故障者の名前を挙げていきました。平岡、高原、杉山浩太…
「浩太もか?」
「そうだよ。ボランチがいないんだよ。姜(カン)もまだまだだし、(村松)大輔もなあ…」
心配の種は他にもあります。
SBの李記帝(イ・キジェ)は加入したばかりで、小野伸二も故障から復帰したばかり…
「アレックスのトップは、(ボールが)収まんねえんだよなあ…」
グチは、しばらく続きました。

しかし、この予想はいい意味で裏切られることになりました。

エスパルス 0−1 名古屋グランパス

(以下、長文です)

ついに2012ー13シーズンが開幕です。
開幕戦の相手は名古屋。
もう何年も戦っているチームですが、いつもと違うのは会場が豊田スタジアムだったこと。
「え?豊橋で乗り換えなの?」
そんなことを言いながら、スタジアムに向かいました。

  • 09:08  おはようございます。今日は名古屋に向けて移動中です。また今年一年、雨が続くのかなあ? »»

朝、静岡を出た時には雨。
豊橋まで来た時点で止んでいましたが、豊田スタジアムには天気の心配は無用。
というのも、開閉式の屋根があるからです。

Photo

屋根だけでなく、ピッチまでの距離が近いのもいいところ。
もっとも、屋根が閉まっていたせいか全体的に暗く見え、反対側(ホーム側)はよく見えなかった…

ついでにもう1枚。
グランパスと言ったら、もちろんグランパスくん。

Photo_2

…が見当たらなかったので、グララを貼っておきます。

 

エスパルスの先発メンバーは、GKに林。CBに岩下とヨン ア ピン(以下、キャラ)。SBは右が吉田豊、左が李記帝(イ・キジェ)。
ボランチに村松大輔。その前に枝村と河井。
右FWに大前元紀、左FWに高木俊幸。1トップにはアレックスが入りました。
新潟とのPSMから大幅に変わっています。

そんな中、先発が予想された小野伸二がベンチスタートだったので、ホッとしました。
天皇杯・セレッソ大阪戦で、強行先発したユングベリが故障した衝撃が忘れられないだけに…

名古屋は7日にACLを戦っていて、中2日。
過密スケジュールですが、それで有利…とはとても思えません。

 

選手が入場すると、東日本大震災から1年ということで黙祷がありました。
その後、エスパルスサポーターで「ニッポン」コールを行いました。


前半:
名古屋のキックオフで試合開始。
前半はホーム側からアウェイ側に向かって攻めます。

…やっぱり名古屋が支配してるな。
立ち上がり、名古屋がボールを支配しているように見えました。
しかし、そう思ったのもつかの間。
エスパルスは早い出足でプレッシャーをかけてボールを奪い、速攻を仕掛けるようになります。

そんな前半4分頃、エスパルスの選手が倒されました。そして、イエローカード。
相手の警告だと思っていましたが、FKの手を見ると名古屋のキック。
「え!? じゃ、今の警告は…」
河井に対するものでした。
後から映像を見ると「シミュレーション」なんだけど、それはそれで厳しすぎる気がする…

前半7分頃、右サイドからのクロスに、中央でケネディがヘッド。これは林がキャッチしました。

前半10分頃、岩下がボランチに出したパスがミスパス。奪われて危険な場面でしたが、林が飛び出して、クリアしました。

前半14分頃、左サイド45度に近い所ペナルティエリア角の手前だったと思うけど(キャラのハンドだった)、FKを与えます。
…淳吾の位置だなあ。
と嫌な感じ。
このキック、ニアを狙ってきましたが、わずかに右に外れました。

 

そんな危険な場面はあったものの、主導権を握ったのはエスパルスでした。
アレックスを中心に前線から積極的にプレッシャーをかけると、CBに入ったキャラも安定感のあるプレイを見せます。そして、何より、ボランチの大輔が縦横に走り回ってボールを奪いました。
一度ボールを奪うと、吉田豊や李記帝が両サイドから仕掛け、河井も絡みます。
それは予想以上の、前夜の予想からすれば、まるで夢みたいなサッカーでした。

前半15分頃、右から元紀がクロス。ファーサイドの俊幸の所に飛びましたが、空振りするような形になって、触ることができません。
その直後、奪い返して、俊幸にスルーパス。俊幸は深い所からファーサイドにクロス。
しかし、元紀は中に入っていて、誰もいない所を流れていきました。

こんな感じで、何度もチャンスを作る割りには、呼吸が合わずにボールを失う場面が多くありました。
そして懸念されることがもう一つ。
「これ(前線からのプレス)が、いつまで続くかな?」
ということ。まあ、これは自分の後ろの人の言葉なのですが。

 

前半18分頃、小刻みにつないで河井から李にパス。オーバーラップした李は、中に切れ込もうとして倒され、FKを獲得。
この左サイド深くからの、元紀のFKも真ん中を流れていきました。
その直後、右への大きなサイドチェンジ、落としたボールをエダがボレー。しかし、これは枠を外れました。

前半24分頃、ロングキックに裏を取られそうになりますが、GK・林がペナルティエリア外に飛び出して、接触。ボールがこぼれますが、枠を外れていきました。

前半30分頃、李からの長いキックがペナルティエリア内のアレックスに収まりましたが打ち切れず、飛び出してきたGKにキャッチされました。

その直後、名古屋のスルーパス、林が飛び出してブロック。さらにこぼれたボールに吉田豊と名古屋の選手。接触しながらもマイボールにしたと思った次の瞬間、笛が吹かれました。
PKでした。
「林」コールを繰り返す中、読みとは逆の左隅に決められました。0−1。

 

それでも、エスパルスは何度もチャンスを作りました。
前半36分頃、中央で元紀アレックスとつないで、最後は上がってきた河井がシュート。わずかに外れました。
直後、今度は李が距離のあるところから打っていきましたが、これは大きく外れました。

前半39分頃、元紀が右サイドでFKを獲得。ここからCK、スローインとチャンスが続きましたが、ここでも得点できません。

前半43分頃、エスパルスのカウンター、俊幸から中央のアレックスにスルーパス。反応したアレックスが左隅を狙ってシュート。GKが弾いたボールは左ポスト付近に転がります。俊幸が押し込もうとしましたが、GKにブロックされ、決定的なチャンスを逃しました。

結局、押していたにも関わらず、1点のビハインドで前半を終了。

  • 14:55  前半終了、0−1。押してる時間にあのPKは痛かった…。でも、可能性を感じる場面もあったし。 »»

後半:
ピッチの横に、小野伸二の姿が見えました。
ゴトビ監督に特に信頼されていることを考えれば、この交代は予想できました。
そして下がるのが枝村だということも…
エスパルス最初の選手交代は、枝村に代わって小野伸二。

一方のグランパスも最初の選手交代。玉田に代わって永井謙佑。
…スピードで、カウンターを狙うのかな。
去年、そのスピードで失点してることもあって、いやな感じでした。

エスパルスのキックオフで、後半開始。

後半5分頃、名古屋がFKを蹴ろうとした時。周りから声が上がったので見ると、淳吾が座り込んでいました。
淳吾は担架に乗せられてピッチを後にすると、そのまま交代。
何が起こったのか、全くわからない…。
名古屋2人目の選手交代は、淳吾に代わって磯村。

小野伸二が入っても、やはり、なかなか得点できない時間が続きます。
そんな後半15分頃、カウンターを食らいかけたところ、アレックスが競ってダニエルソンが倒れました。
名古屋にFKが与えられ、アレックスにイエロー。
これにはちょっと驚きました。
「え?今のが??」
「なにか言ったんじゃね?」
どうもそのようでした。

さらに悪いことは続くもので、その数分後には、中途半端に出した岩下のパスがカットされそうになり、慌ててスライディングした小野伸二にもイエロー。

後半20分頃、左サイド李からのクロスを伸二がヘッドも、上に外れました。

後半20分過ぎ、心配していた永井の速攻を受けました。
それでも、岩下がついていき、最後はこぼれた所を林がキャッチ。
なんとかしのぎました。

 

後半に入ってから、名古屋は引いて守るようになりました。
こちらは伸二にボールを集めて攻めますが、最後の所で精度を欠いたこともあって、なかなかシュートまでもっていけません。

後半26分、名古屋は3人目の交代。中村に代わってDFのダニエル。
ここで交代枠を使い切るということは、名古屋も苦しいはず。

ところで、自分はダニエルが甲府から名古屋に移籍したのを知りませんでした。
それで訊いてしまいました。
「え?ダニエルて『ダニエル、ダニエル、ラ〜ラ〜ラ』の?」
…もっと他の聞き方があるだろうに。

「こっちも動いてもいいんじゃないか?」
そう言い合いましたが、といって、適当な交代要員も思いつきません。
そんな後半28分、高木俊幸に代わって白崎(しらさき)。
白崎は高校卒の新人で、これがJ初めての公式戦です。

後半30分過ぎ、岩下が倒され、痛みます。
岩下のチャントを歌っていると、言われました。
「岩下があんなに痛がるなんて、ヤバいんじゃないか?」
…たしかに岩下が痛んだ記憶はないなあ。
などと心配しましたが、間もなく立ち上がって試合に戻りました。

その直後、小野伸二が吉田豊にスルーパス。ペナルティエリア内で吉田豊が倒れますが、ノーホイッスル。
PKと、その後も微妙な判定が続いていたこともあって、罵声が起こりました。

 

後半39分、元紀のシュートは右CKに。さらにスローイン、右CKとチャンスが続き、「ゴール」コールを繰り返しますが、これも生かせません。

後半42分、ケネディの浮かせたパスで裏を取られます。
林が飛び出したものの、その前にシュート。しかし、これは左に外れました。

直後、右サイド吉田豊からのクロスを、ニアの選手がヘディングシュート(これは伸二だったらしい)。
決定的でしたが、これもわずかに左。

結局、3分の追加タイムにもゴールすることはできませんでした…。0−1。

 

試合終了と同時に、ブーイングが起こりました。
一方で、選手があいさつに来た時には、拍手が起こりました。
そして、スタジアムを出て駅に向かう途中、何回、レフリーの名前を聞いただろう?

自分たちもレフリングについて話しましたが、話題はすぐにそこを離れました。
「李はよかったな」
「これから、もっとよくなるよ」
そう応えた後で、付け加えました。
「(村松)大輔のボランチもよかったな」
「今までで一番よかった」

新加入の選手、抜擢した選手の活躍、そして、そのベースにあるのは去年、苦労して培ってきたサッカー…。
これらは明るい未来を予感させました。
その一方で、負けたこと、連携がうまくいかなかったことが影を落としました。
そんな微妙な気持ちのまま、帰路につきました。

  • 16:31  電車に乗車。今日の試合にはいろいろあるけど、いい部分もあったし、可能性を感じる。ここからどう修正して、どう作っていくかだなあ… »»

 
それにしても。
久しぶりの応援(天皇杯・セレッソ大阪戦以来)で、途中、思うように声が出なかったり、リズムを外してしまったり…。
うーん、自分にも「修正」が必要だ。

 

さて、今回のもらい物です。
開幕戦ということもあって、ちょっと多めです。

12

名古屋はMDPも無料なんだな。

それから、こちらは赤十字のブースでもらったもの。

Photo

他にキテ○ちゃんのシールも入っていました。
赤十字のみなさまには、頭が下がる思いです。m(_ _)m

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