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(たぶん)歴史的大敗。(5/13 早稲田ー法政2回戦)

「大人1枚…あ!」
この日は応援席。
大人も何もないのだけど、つい、内野席の癖が出てしまいました。「学生席」が「応援席」に変更となって、2年。
初めての応援席でした。

「あれ?三嶋がいない⁈」
スコアボードに表示された、ベンチ入りのメンバー表を見て、声を上げました。
「三嶋はひじを痛めたらしいよ」
…終わった。
一瞬、目の前が真っ暗になりました。
が、よく考えると、この早稲田戦のあとは東大戦のみ。
…ここを乗り切れば、何とかなるかも。
そう、思い直しました。

法政 2−14 早稲田

(以下、長文です)

さて、法政は、前日の1回戦に負けていて、この日は絶対に落とせません。
ということで、打線を入れ替えていました。
クリーンアップを打つことが多かった多木を1番で起用し、4番には伊藤諒介、5番にはキャッチャーの土井という打線でした。

先発は左腕の石田。
初めて見る選手で、期待していました。

早稲田の先発は、吉永。
言わずと知れた、日大三高の甲子園優勝投手です。
大きな声では言えませんが、この吉永も一度生で見たいと思っていた選手です。

夏のような太陽が照りつける日でした。
風はライトからレフトへ。とくに日中は、この風が多い気がする。

 

1回表:
1死から、大野はセカンド左へのゴロ。
高木悠が追いついたものの、弾いてしまい、セーフ。(記録は内野安打)
すると、牽制を2回くらいしていたにも関わらず、すかさず盗塁。送球が高く(センターがカバー)、1死2塁。

2死となって、4番・杉山。
何球目だったか覚えていないけど、杉山がスイングしたボールをキャッチャーが後ろに逸らします。
…!? ファウルじゃないの?
どうも空振りだったようで、走者が進み、2死3塁。
…ま、でも、追い込んだし。
ということで、
「せーの、チェンジ!」
と叫んだ直後、杉山が捉えた打球は、バックするレフトの上を越えて、レフトスタンドに飛び込みました。0ー2。

続く地引にも大きな打球を打たれましたが、これはライトフライでした。

2回裏:
2アウトから高木悠が内野安打で出塁。初めての走者に、チャンスパターンが始まります。
しかし、続く西浦がショートゴロに打ち取られました。

3回表:
先頭、9番・東條はサードゴロ。
…アウトだ。
そう思ったのも、つかの間。
ファーストが送球を捕ることができず、セーフ。記録はサードのエラーで、無死1塁。

続く佐々木は3塁側にバント。石田がマウンドを降りてボールを捕ろうとして弾いてしまい、無死1・2塁。見ていた感じだと、捕る前にボールから目を離してしまっていた…

2番・大野にバントを決められて、1死2・3塁とされると、3番・中村の打球は前進守備のショートへ。
3塁走者がスタート。
「ホーム!」
土井がしっかりブロックして、タッチアウト。2死1・3塁。
こういう場面で、スタートを切るものなのだろうか?

そして、前の打席でホームランを打った杉山。
「あんなに前に立つのか…」
打たれているだけに、細かい所まで気になります。
それでも、ここは変化球で空振り三振に打ち取り、無失点で切り抜けました。

 

4回表:
1死から、6番・茂木はショートへのゴロ。
バウンドを合わせ損なったのか、大きくセンター方向に弾いてしまい、1死1塁。

ここから、盗塁と、ライトフライからのタッチアップで、2死3塁のピンチ。
打順は、投手の吉永。
「吉永のバッティングは…」
そこまで言いかけたとき、センター正面に鋭いライナーが飛びました。
距離感がつかめなかったのか、センター・伊藤慎悟はしばらく見てから前に出て、落ちる直前のボールを捕ろうとしましたが、こぼしてしまいました。0−3。
この間に、吉永も2塁に進みました…。

さらに1点を追加され、0−4となって、この回を終わりました。

4回裏:
「こういう風に、高めの球を狙っていけば、崩せると思うけどな」
と言われて、
…そんなものかな?
と思っていた時でした。
岩澤が捉えました。
「行け!」
岩澤が放った打球は右中間を破りました。1死2塁。

続く伊藤諒介の時に、吉永が暴投。
岩澤は一気にホームへ…と思いましたが、おそらくボールデッドだったのだろう、3塁に戻されました。

2アウトとなった後、土井の打球は鋭いライナー。
ショートがジャンプしましたが、その上を越え、レフト前ヒット。
1点を返しました。1−4。
そして、3年ぶりのスクラム校歌…と思いきや、
…「若き日の誇り」なんだ。
いや、不満ではないんだけど…

5回表:
先頭打者は、三遊間への当たり、ショートがうまく捕って1塁に送りますが、惜しくもセーフ。
この走者をバントで送られると、四球と内野安打で1死満塁…。

「これ、前進守備だよなあ…」
法政はダブルプレイを狙わず、セカンドとショートが前に出ていました。
そして…
打球はゴロとなって、センター前に抜けていきました。
2人がホームイン。1−6。
「…」
裏目でした。
うまくいかないときに限って、こんなことになってしまう…

それでも、次の打者を併殺に打ち取り、2点でしのぎました。

6回表:
マウンドには船本が上がりました。
「センターには畔上(あぜがみ)か。いつの間にか、多木も下がってる…」
「こういう時は抑えるもんなんだよな…」

本当に、そうなりました。
この回を三者凡退にとりました。ま、打順が下位だったこともあるんだろうけど。

 

7回表:
この回も船本。
先頭の大野大にヒットを打たれると、バントで送られて1死2塁。
続く杉山はレフトフライに打ち取り、2アウト。

が、5番・地引の打球はセンター右前に。
畔上がバックホームしますが、これが3塁方向にそれました。1−7。この間に、地引にも2塁へ進まれます(記録はヒットとエラー)。
続く茂木を敬遠すると、代打・高橋。
高橋の打球は、センター深い所へ。畔上がフェンス際まで追いますが、頭を越されて2塁打。さらに2点が入りました…。1−9。

7回裏:
「満塁ホームランの2本は、よくあることだから…」
「1回で8点入ったこともあるし…まあ、取られた側なんだけど」
土井、高木悠と三振に倒れますが、西浦が粘って四球。

そして打順は畔上。
ここに、甲子園で優勝した、日大三高の主将対エースという対決が実現しました。
…抜けた!
畔上の鋭い打球は、セカンドの右を破った…そう思いました。
が、審判はアウトのコール。
ダイビングしたセカンドが、直接、キャッチしていました。
「捕ってたのか…」

8回表:
梅田がマウンドに上がりました。
しかし、いきなり先頭の東條に四球。
「え?ここで代走?」
1番・佐々木に1球か2球投げた所で代走・白澤。
キャッチャーが前に弾いたのを見逃さず、盗塁。

佐々木はショート、やや左へのゴロだったにも関わらず、白澤は3塁に進みました。1死3塁。

そして、2番・大野大はライトのライン際へのフライ。
キャッチした建部はバックホーム。
「アウト!」
土井がブロックしたように見えました。が、判定はセーフ。1−10。
「…足で1点取られちゃったな」
「あの采配(代走)が当たったな」
そんなことを言い合いました。

8回裏:
早稲田の投手は、吉永から有原に代わりました。
2アウトから建部がヒットで出塁しますが、岩澤は三振に打ち取られました。

 

9回表:
梅田に代打(的場)が出たため、宮崎がマウンドに上がりました。
その宮崎は、杉山にボールが先行して四球。
地引にレフト前ヒットでつながれると、9点差でもきっちりバントを決めて、1死2・3塁。

さらに代打・足立にデッドボールで、1死満塁。
…おいおい。
さすがに、ブルペンを見てしまいます。
そんなこんなで、ちょっと目を離した隙でした。
周りの声にグラウンドを見ると、レフトの後ろにボールが伸びていきます。
…え?うそ?
ボールは、レフトスタンドいっぱいの所に飛び込みました。
もちろん、満塁ホームラン…。1−14。

と、急きょ、団長がリーダー台に登り、学注を始めました。
「みんな、計算してほしい。(スコアボードを見て)……満塁ホームラン4本で、逆転である!」
「そうだ!」
…けど、計算しなければわからないような点差なんだな。

さらに投手の有原にもヒットを打たれた所で、宮崎はマウンドを降りました。取ったアウトは、バントの1つだけで…

投手は鈴木貴に代わり、この後は抑えました。

9回裏:
たしか、「若き日の誇り」で始まったと思う。
そこからチャンスパターンに続きましたが、4番・伊藤諒、5番・土井と倒れて2アウト。

ここから、高木悠がサードへの内野安打(ボテボテの当たり?)で出塁すると、西浦も二遊間を鋭く抜けるヒット。
さらに、畔上が四球を選び、2死満塁。
…本当に満塁になったよ。
そう思いながらも、チャンスパターンを続けます。

代打・吉澤の打席で、暴投。3塁走者がホームイン。今度こそ、スクラム校歌。
もっとも、状況が状況だけに、
…チャンスパターンを続けた方がいいんじゃないの?
この心配は当たってしまいました。
校歌を歌い終わらないうちに、吉澤がセカンドゴロに倒れ、試合終了。2−14。

 

エールの交換が終わると、最後の学注。
「今日は、惜しくも敗れてしまった!」
「そうだ……え?」
惜しかったかなあ?

2ー14。
おそらく、自分が見た中で(プロアマ問わず)一番の大敗です。
長い法政大学野球部の歴史の中でも、ここまでの大敗はあまりないと思います。

この試合について、いろいろ議論しながら、球場を後にしました。
結局、意見は合いませんでしたが、明治戦が「ヤマ」だったということは、同じでした。
この、早稲田2回戦が「ヤマ」だと思ったんだけどなあ。

それにしても、早稲田。
エラーが多かったし(記録では4つ)、石田も万全ではなかったようだけど、14点も取るとは。
そこまで打ちやすい球を投げていたとは思わないんだけどなあ…

あと、早稲田の先発・吉永君。
テレビで見て、いい投手だとは思っていたけど、ここまでとは。
本当に、うまいピッチングをしますね。

 

これ以上は、ぼやきになりそうなので、話題を変えます。

法政の「応援」は、大学選手権決勝以来、3年ぶりでした。
昔からある応援や応援歌は、体に染み付いていて、自分でもびっくりするくらいにできました。

ただ、そうは言っても、変わったところが多くありました。
新しい応援も増えていたし(「空振り~」とか)、応援団の雰囲気も変わっていました。
自分が学生の時には、笑いに走ってたんだよな…
てか、チアが多くてうらやましい…

変わったのは、応援だけではありません。
この試合を、学生の頃に見ていたとしたら、どこかでキレていた(例えば叫ぶとか)と思います。
そうならなかったところに、学生時代とは違う自分を感じます。
いい意味でも悪い意味でも自分は変わってしまい、もう戻らないのだな、と。

 

ちょっと暗くなってしまったので、話題を変えます(こればっかだ)。

今回のもらい物です。

20120513

メンバー表(右下)とストラップ(中央下)は、買った物です。
一番びっくりしたのは、ガイドブック「神宮へ行こう!」
フルカラーで28ページ(表紙含む)という立派なものですが、これが無料。
内容も、顔写真入りの部員紹介に、対談にと、充実しています。
作成に関わった皆さま、スポンサーの皆さま、本当にありがとうございます。

ちなみに、裏はこんな感じ。

Photo_2

ポイントカードになっていて、観戦試合数により、景品がもらえるようです。

自分は、5試合でさえ、微妙なところだな…
あ、いや、がんばります。

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