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海からの風(5/26 千葉ロッテマリーンズ@QVCフィールド)

「ええと、たしかシャトルバスが…」
乗り場をようやく見つけると、そこには長い行列。
そこで、歩くことにしました。
「ええっと、どっちだったかな??」

前に来たのは15年くらい前。まだ千葉マリンスタジアムと呼ばれていたころです。
道すら、覚えていません。
「(周りの人に)付いていけばいいか」

5分もすると、友人がぼやき始めました。
「なんで、駅の近くに球場を造らなかったんだよ…」
東京駅の乗り換えで歩き回り、京葉線で長々と揺られ、さらに暑い中を歩く…
うんざりする気持ちは、わかります。
ただ、
…そこまで、知るかよ。

ジャイアンツ 2−5 マリーンズ

(以下、長文です)

「ちょうど日陰になって、いいなあ。」
席に着いたのは、試合が始まる直前。
昼過ぎでしたが、外野席上にある屋根のおかげで、意外に快適でした。

改めて見るQVCフィールドは、意外にも小さく見えました。
「外野席は、ドームと同じくらいかな?」
少し窮屈でしたが、それでも席数は多くありませんでした。

 

ロッテの先発は、左腕の成瀬。

対する10連勝中(!)のジャイアンツは、2番・寺内、9番・加治前(かじまえ)と右打者を並べていました。
そして、8番にはエドガー。2年ぶりにジャイアンツに戻って来て、この日が初めてのスタメンでした。
ジャイアンツの先発投手は、澤村。

風はセンターからホームに、海の近くだけあって、やや強く吹いていました。

 

1回表:
今年初の観戦で、今年初めての応援になります。
が、1番・長野、2番・寺内と連続三振。
坂本も打ち取られ、三者凡退に終わりました。

1回裏:
先頭の岡田は、ピッチャー前で弾む(だったと思う)ヒット。

2番・根元はサード左へのファウル、さらにバントもファウル。
カウントは2−2となり、
…走りそうだな。
と思った時でした。
岡田はスタートを切りましたが、バッテリーもウエスト。阿部からの送球が高く逸れて、ヒヤッとしましたが、タッチアウト。
「よく、フルカウントになるのに外したなあ…」
そんなことを言っているうちに、根元は三振。

井口もセンターへのライナー。
無失点でしのぎました。

2回表:
先頭の村田は三振。
…おいおい、もう三つめ(の三振)だよ。
成瀬の調子はよさそうでした。

2アウトから、高橋由伸が鋭く弾き返しましたが、ピッチャーライナーでした。

3回表:
1アウトからエドガー。
「ファイト!リアル ファイン ヒッター〜♪」
いきなり応援歌に突入しました。
前日の、復帰最初の試合では、初球を打ち上げていて、これが2年ぶりに流れる応援歌。
そして、バットを回すエドガー。
…懐かしいなあ。
そう思っていると、言われました。
「『フルスイング、エドガー』をしたいなあ…」
その言葉に答える前に、「フルスイング、エドガー」コールが始まりました。
…なんなんだ、この人たち。

そのエドガーの打球は、三遊間へ。
…ヒットだ。
一瞬、そう思いましたが、ショートが追いつき、アウト。

加治前もセンターフライに倒れました。

 

3回裏:
先頭の今江は、1・2塁間へのハーフライナー。セカンドが押さえましたが、内野安打。
(※と思っていたのですが、公式記録はライト前ヒット。抜けてたのかな)

1番・岡田は、ファーストストライクを打ち上げて、レフトフライ。
「こんな野球をするんだ…」
ロッテの野球をよく知らないだけに、ちょっと驚きました。

そんなことを言っていた直後。
根元に一、二塁間を破られてしまい、1死1・2塁。
3番・井口は、レフト線へ二塁打。2塁から今江がホームイン。0−1。
あっという間に、先制されてしまいました。

そして、4番・サブロー。
「え?…え?」
高く舞い上がった打球は、レフトスタンド左に吸い込まれました。この3ランで、0−4。
「…」
統一球となり、点を取るのが難しくなってる今、これは厳しい…
そう思う気持ちを、なんとか押さえつけます。

さらに角中にもヒットを打たれましたが、後は打ち取りました。

4回表:
「まずは、ランナーを出さないとな」
ここまで、成瀬にはパーフェクトに抑えられています。
が。
ここも長野、寺内と打ち取られます。
坂本は粘りましたが、センターへのライナー。

結局、3人で攻撃を終了しました。

4回裏:
トイレの行列から戻ると(ビールを飲み過ぎたかな?)、1塁に走者がいました。
聞くと、里崎がヒットを打ったとのこと。
毎回、走者を出していることになります。
「(澤村は)なんか、いつもの調子じゃないなあ」

それでも、この後は今江、岡田と打ち取りました。

5回表:
「おお!…ああ」
村田はレフトポール際へ、惜しくもファウル。
それでも、村田はレフト前に弾きかえす、ヒット。
…パーフェクト(ゲーム)を潰した。
そう思いましたが、口には出しません。

もっとも、この後、慎之助はセカンドフライ、由伸は三振。
谷も鋭い当たりでしたが、ライトフライ…

ノーアウトの走者も、進められないまま、チェンジとなりました。

6回表:
「そんなに打ちにくいのかなあ…」
自分の気持ちを代弁するような、そんな声が聞こえてきました。

成瀬は5回を終わって、たしか70球くらい。
ほとんど完璧に抑えられている割には、球数も投げさせています。
…チャンスはあるはず。
そう、自分に言い聞かせます。

しかし、エドガー、加治前と連続三振。長野も倒れ、三者凡退…。

6回裏:
マウンドには高木康が上がりました。
「…まあ、DHが無かったら、澤村はとっくに交代だったな」
「そういう意味では、投手に有利かな?」
そんなことを言い合いました。

高木は先頭打者にヒットを打たれます。
…またかよ、大丈夫かよ。
と思いましたが、そこからは打ち取りました。

 

7回表:
「闘魂こめて」が始まりましたが、トランペットでやるのよりも遅かったのか、ズレてしまいました。
とはいえ、相手チームの球団歌を流すのは(パ・リーグに多いと思いますが)、いいことですね。

寺内は三振に倒れるますが、坂本が粘ってセンター前に弾きかえしました。ようやく、2人目の走者。

「WIN ROAD 進め〜」
村田の応援歌は初めて。聞きながら、歌いながら覚えます。
その村田はショート左へのゴロで、ダブルプレイ。
「ああ…」
体を「く」の字に折りながら、ため息のような声が出ました。
そんなに悪い当たりではなかった。というか、抜けるかと思った。
「負けるときは、こんなものなんだよな…」
友人の言葉を否定できなかった。認めたくないんだけど…

7回裏:
マウンドには、ルーキーの一岡が上がりました。
「専門学校の…」
そんな声が聞こえてきました(※沖データコンピュータ教育学院出身)。

先頭の今江にヒットを打たれると、1番・岡田はバント。
「二つ」
その声が響いたとおり、あまりいいバントに見えなかったけど、バントを決められます。逆を突かれて、少し遅れたのかな。
根元はレフトフライに打ち取り、2アウト。

3番・井口のところで、外野は前進守備。1点を防ぎにいきます。
そして、井口の打球はふらふらとライト前に。
…嫌なところだな。
加治前が突っ込んでいきましたが、捕ることができません。
2アウトだったため、2塁走者がホームイン…。0−5。

記録はエラー。
慣れない球場で、強い逆風だったことを考えると、ちょっと気の毒。
そう考えていた時、声をかけられました。
「ワンバウンドで捕るべきだったと言ってる人がいるんだけど…」
次の瞬間、スイッチが入りました。
「あそこで捕りに行かないやつは、気持ち的にも、頭的にもダメだろう」

続くサブローは、三振に打ち取りました。

8回表:
1アウトから、由伸がセンター深く、ウォーニングゾーン付近まで飛ばしましたが、センターがキャッチ。
谷もサードゴロに倒れました。

8回裏:
この回から、星野がマウンドに上がりました。
…サイドスローになってから、初めてだな。
今年からサイドスローに変えた星野を見るのは、もちろん初めてです。

星野は走者を出しながらも、無失点で終えました。

 

9回表:
とうとう最終回。
先頭のエドガーは、3ボール1ストライクから打ち上げてしまい、ファーストファウルフライ。
それでも、加治前がセンター前に、鋭く弾き返すヒット。

長野は粘った後、ライトのポール近くへ打ち上げます。
「お!…お!」
逆風にも関わらず、ライトのフェンスを越えました。
2ー5。
この試合初めて、そして自分にとっては今年初めて、タオルを回します。

続く寺内には、代打ボウカー。
左投手に対し、左の代打を送られるとはどうなんだ、寺内…
「ああ…」
しかし、ボウカーはあっさり、サードファウルフライ。

それでも、坂本は三遊間を破るヒットで、出塁。2死1塁。
ここで、成瀬に代わって、薮田。
とうとう、というかようやく、成瀬をマウンドから引きずり下ろしました。
…やっぱり、打線の調子はいいなあ。
笑われるかもしれませんが、冗談抜きでそう思いました。

ところで、薮田。
前に来た時も投げてたなあ、と懐かしく思い出しましたが、これは15年くらい前のこと。
ずっと投げ続けているなんて、すごい話だ。

村田が打席に入ると、チャンステーマ「バタフライ」が始まりました。
その2球目。
村田が捉えた打球も、ライトに伸びます。
長野のホームランと似た軌道で期待しましたが、フェンス手前でライトがキャッチ。
試合終了、2−5。
 

こうして、ジャイアンツの連勝は10で止まりました。
まあ、負けるときは、こんなものだろう…
ただ、翌日の先発が小山(試合中に予告先発が発表された)だということを考えると、勝っておきたかったな…

 

さて、久しぶりのQVCフィールドの印象を書いておきたいと思います。
まずは、噂に聞くロッテの応援。
この日初めて見た訳ですが、やっぱりすごかったです。
一糸乱れない様は、まるで合唱のようでした。
あまりに心地よく、時々、球場にいることを忘れそうになったほどです。

もっとも、ロッテファンでなくてよかった、とも思いました。
とても、あんなに音程を合わせられない…。

 

あと、目についたものは、球場の外に並んだ、たくさんの店。
Jリーグ開催日のスタジアムを思い起こさせました。
立地条件にもよるんだろうけど、がんばってるな、ロッテ。

がんばっていると言えば、 この日はビジターゲームでも、G-Po(ジーポ)が貯まりました。
さらにジャビットも来ていて、盛り上げようとしていました(ジャビットのパフォーマンスが、慣れないせいか、浮いていたのは内緒)。

球団の垣根を超えた、こうした取り組みは素晴らしいですね。
もっと、もっと広まっていってほしいものです。 

 

29G-Po(ジーポ)
勝っていれば、連勝ボーナスでがっぽりだったのに…。

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