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育成?(7/1 プレミアリーグ 旭川実業@J-STEP)

この日の会場は、JーSTEPでした。
JーSTEPには、グラウンドが2つ。
石毛がハットトリックを決めた方(奥)かな、それとも札幌にボコられた方(左手)かな?
そう思いながら歩いて行くと、人が集まっていたのは、左手のグラウンド。
札幌にボコられた方でした。

エスパルスユース 6−1 旭川実業

(以下、かなりの長文です。また、時間はおおよそのものです)

「石毛がケガで…」
席に座って、試合の開始を待っていると、近くから声が聞こえてきました。
そのケガというのは、どうも9日のナビスコカップのようでした。
前半の早い時間に負傷しましたが、治療後に戻り、後半途中までプレイしたから軽傷だと思っていたのに…。

それにしても、このグラウンドに、石毛のケガ…。
札幌戦を思い出して、
…なんのフラグだよ。
そう思いました。

  • 10:22  JSTEP、到着してます。雨が強くなってきた…。そして、ベンチのテントで、ピッチが見渡せないという… »»

オフィシャルのテントはベンチのそれよりも低かったため、中央付近に席を取りました。それでも、死角になる場所がありました。
それで、スタンドの一番後ろで立ち見する人(椅子を持ち込んだ人もいた)、反対側の木の下で、傘を差して見る人も出る始末。
…なんで、スタンドの反対側にテントを設営しなかったんだろう?
そんなことを思いました。

 

エスパルスの先発メンバーは、GK・八谷(はちや)、CBは左に西村、右に鈴木準弥(じゅんや)。右SBは江井(えねい)、左SBは柳沢拓弥(たくみ)。
ボランチには佐藤飛天(ひてん)。その前に、藤嵜と浅井。右MFに北川航也(こうや)、左MFに岡田。
1トップには加賀美翔でした。

この日の対戦相手は、旭川実。遠征はかなりの負担だったと思うけど、どうなんだろう?

  • 10:48  雨は強くなる一方。とにかく、もうすぐプレミアリーグ、旭川実戦です。 »»

強い雨が降っていましたが、風がほとんどなかったのは幸いでした。

 

前半:
エスパルスは、スタンドから見て、左から右に攻めます。
旭川実のキックオフで試合開始。

前半5分頃、旭川実は左CKを獲得。このキックはニアを襲います。
…直接だ。
「あ!」
周りから声が上がりましたが、ゴール上に外れました。

直後、エスパルスが速攻。右サイドの航也にパスが出ると、航也はすばやくグラウンダーのクロス。
中央で加賀美翔がシュートしましたが、これはGKの正面で、キャッチされました。
決定的な場面でした。

…9番、11番の2トップかな?
もちろん、旭川実を見るのは初めて。
寺林・山本の2トップに、中盤の底には22番・橋本、右に10番・奈良、左に5番・田中でした。
中盤は、3ボランチだったかもしれません。

「(エスパルスは)後ろでボールを回す、縦に入らなく」
前半10分頃、そんなメモを書きました。
ところが、ここから、立て続けにチャンスを作っていきます。

前半11分、左サイドでボールを奪うと、裏へパス。
GKが飛び出しますが、加賀美が追いついたのを見て、慌てて戻ろうとします。が、それよりも先にシュート。これも決定的でしたが、惜しくも、ゴール左に外れました。

前半12分頃、佐藤飛天から中央裏の浅井にスルーパス。浅井は、さらに左の加賀美にスルーパス…も、加賀美のシュートはGKにキャッチされました。

そんな前半16分頃、旭川実は左サイド(こちらの右)からアーリークロス、ファーでダイビングヘッド。
これはポストに当たります。
…助かった。
そう思ったのもつかの間。このこぼれ球を拾われ、蹴り込まれました。0−1。
記録を見ると、山本のようです。
ゴールを決めた後、抱き合って喜んでいました。

 

リードを奪われたエスパルスですが、浅井の動きが目を奪われました。
ボランチの飛天と共に守ったかと思えば、スルーパスを出し、前線にも顔を出します。
「浅井が攻守の基点」
そうメモしていてるうちにも、当たりに来た旭川実の選手を外して、ドリブル。
「体幹も強いかも」
そう付け足します。

前半20分頃、加賀美ー藤嵜ー浅井と短くつなぎ、裏に抜けかかります。
…チャンス。
そう思いましたが、ゴール前での浅井のトラップが大きくなり、GKがキャッチ。
「浅井」コールが起こりました。

前半23分頃、その浅井が、中央から小刻みなドリブルで抜け出します。
左ポスト付近まで行くと、シュート。角度のないところでしたが、決まりました。1−1。
「マイズン!」
勝ち越し点を求めるコールが響きます。

すぐに、その時は来ました。
前半25分、加賀美から右サイドの航也へ。そこから航也のクロス、こぼれたボールだっただろうか、加賀美がGKの至近距離から蹴り込みました。2−1。
「さあ、行〜こう…」
加賀美(というかキタジ)のチャントが響きます。

 

前半28分、エスパルスは左CKを獲得。
このCKを、中央で西村がヘッド。
これも決定的でしたが、右に外れました。

前半30分、エスパルスのGKとDFの間にボールが出ます。西村がヘッドで八谷に渡そうとしますが、飛び出してきた八谷に当たって、こぼれます。
このこぼれ球を、寺林に拾われてシュート。
「あ!」
一瞬、近くから悲鳴が上がりましたが、ボールは大きく右に外れていきました。

前半33分、右サイドから航也がクロス。これをファーサイドで折り返すと、バウンドしたボールをオーバーヘッドキック。
「おーっ」
感嘆の声が上がりましたが、惜しくもゴールの左に外れました。
…誰だろう?
そう思っていると、「岡田」コールが起きました。

前半34分、浅井が中央、ペナルティエリアに入ったかどうかという位置で、シュートフェイント。そこから、小刻みなドリブルでゴール前に抜け、シュート。
「ああ…」
決定的な場面でしたが、シュートはわずかにバーの上でした。

 

そんな前半35分、ペナルティエリア内右で、エスパルスの選手と旭川実の選手が競り合います。テントの陰になり、隙間から覗いていると、もう一人、旭川実の選手が後ろから激しく当たって、倒されます。
すぐにレフリーが笛を吹いて、ペナルティスポットを指しました。

このPK、加賀美が蹴ったボールはGKの手の先、ゴール右隅に決まりました。3−1。

さらにエスパルスは攻めます。
前半39分、エスパルスが速攻。左サイド岡田から加賀美に長いパス。これを受けた加賀美のクロスを、中に入ってきていた航也が蹴り込みました。4−1。
「航也」コールからマイズン、ガニャーと続きます。

前半43分、飛び出してきたGKと接触して、加賀美が倒れます。
「お〜い!」
選手からも声が上がりますが、大きな声が響きました。
「続けろー!」
大榎監督のようでした。さすがです。

追加タイムは1分。
この追加タイム中にもチャンスを作りますが、得点できないまま、前半を終わりました。4−1。

  • 11:51  前半終了、4-1。ダイビングヘッドのこぼれを決められて先制されましたが、逆転してます。浅井君、加賀美君2、航也君。自分の中で、浅井君が急上昇中。 »»

 

後半:
後半は、エスパルスが右から左に攻めます。

そして、エスパルスは最初の選手交代。江井に代わって宮本航汰。
すかさず「コウタ」コールが起きます。
交代で入った航汰がボランチに入り、佐藤飛天が左SB、柳沢拓弥が右SBに回りました。

雨は少し弱くなり、しとしと降るようになりました。

 

開始直後、旭川実DF・3番石井がボールを空振り。これを加賀美が拾って、ループシュート。
一瞬、息を呑みます。
が、ゴールの枠、右上隅に当たってゴールキックに。
「ああ〜」
と崩れ落ちました。
GKが前に出ていて、いいアイディアだと思ったんだけどなあ。

 

「旭川実、前からプレス」
メモにそうあります。
後半になってから、旭川実はエスパルスのバックラインに、積極的にプレッシャーをかけるようになりました。
その結果、前線との距離が長くなり、ロングキックも多くなりました。

後半11分、エスパルスがボールを奪って、前へパス。
反応した加賀美が、左からGKをかわして、無人のゴールにシュート。
「入れ!」
そう叫びましたが、わずかに右に外れました。これも決定的だった…

「雨、めちゃくちゃ強く」とメモにあります。
後半が始まる頃に弱くなっていた雨は、キックオフ後、次第に強くなっていきました。

そんな中。
「もうちょっと、つないでいいよ」
大榎監督の声が響きます。

 

後半15分過ぎ、エスパルスは2人目の選手交代を準備。
「5」というボードが見え、
…西村か。
そう思っていると、西村がミドルシュート。大きく右に外れたところで、交代。
西村に代わって、森主(もりぬし)。
この交代で、森主がボランチに入り、宮本航汰は1つ前の中盤に、藤嵜がCBに下がりました。

それにしても。
この藤嵜は、札幌戦ではトップに入っていました。
ということで、今年も、あの言葉を言っておきます。

藤嵜の本職がわからない。

 

さらに雨が強くなりました。
遠くの景色が、白く霞んで見えるくらい。

それで…というわけでもないのだろうけど、
「ボール、回んなくなってきた」
そんな声が聞こえてきました。
この時間、エスパルスはリズムを失い、ロングキックが多くなっていました。

 

後半22分、旭川実は右(こちらの左)からのクロスに、最後は11番・山本がシュート。
これはGK正面でした。

直後、エスパルスは同時に2人交代。
岡田に代わって望月、北川航也に代わって水谷和磨。
和磨は右MFに入ったようで、望月は左MFに入ったようでした。

…あれ?旭川実は交代しないのかな?
そんな疑問が浮かびました。
エスパルスは4人も交代したのに対し、旭川実は0人。
…せっかく旭川から来てるのに。
もちろん、余計なお世話です。
ただ、どんな展開でも、選手を積極的に交代していく大榎監督の采配を見慣れてしまっているもので…。

 

後半27分、後ろからのボールを受けた航汰が、少し浮かせたシュート。
前に出ていたGKの頭を越え、ネットに突き刺さりました。
「おー」
思わず声を上げました。30m以上…と言ったら大げさになるかな。遠目からのシュートでした。5−1。

後半28分、旭川実にFKを与えたところで、旭川実は最初の選手交代。橋本に代わって南。
田中が蹴った、中ほどからのFKはクリアしました。

後半30分頃、浅井から和磨にスルーパス。和磨は右サイド深い所から速いクロス。
中央で加賀美が反転シュートしましたが、GKがブロックしてからキャッチ。
これも惜しい場面。
…ハットトリックは難しいものだな。
つくづく、そんなことを思いました。
当たり前のことだけど。

後半32分、旭川実・山本がミドルシュート。これは八谷が右に飛んでキャッチ。
「ああ…」
山本の残念そうな声が響きます。

 

後半35分、エスパルスの選手交代、加賀美から久保。
戻って来る加賀美に、拍手しました。
久保は、そのままトップに入りました。

後半37分、エスパルスは左CKを獲得。
この左CK、中に入ってきた藤嵜が足で合わせると、ゴール右隅に決まりました。6−1。きれいなゴールでした。

 

後半41分、望月が右のスペースから切れ込んでシュート。
ファーを狙ったシュートでしたが、中に入ってくる回転がかかっていて、GKが正面でキャッチ。

旭川実は選手交代。31番に代わって20番・斉藤。

後半44分、浅井から航汰とつないで、和磨へ。
和磨は右サイドをドリブル、深い所からクロスを上げようとしましたが、DFに当たって、右CK。

このCK、DFに当たってファーにこぼれます。そこから和磨がシュートしますが、GKに防がれました。
これも決定的でした。

追加タイムは2分。
「駒込」が歌われる中、間もなく試合終了。6−1。
旭川実5番・田中は雨に濡れたピッチに座り込みました。
…攻撃に守備に、かなり走っていたからなあ。
そう思いました。
もっとも、その様子をほとんどメモしてなかった…。

 

お互い、相手のベンチにあいさつに行くと、スタンドから拍手が起こりました。
そこまではいつものことなんだけど、旭川実の選手は中央のテント、記録員らの前に行くと、そこでも礼。
さらに、引き上げてくるレフリーの前に行くと、もう一度、礼。

今まで、ユースの試合を何試合も見てきましたが、こんなチームは初めて見ました。

  • 12:56  試合終了、6ー1。後半、旭川実に回される場面もありましたが、2点を追加しました。加賀美君はハットトリックならずです。てか、記録員やレフリーにまで「礼」をする旭川実、いいなあ。 »»

エスパルスの勝ちロコが始まりました。
列から弾き出される選手もいたんだけど、途中から、浅井が列を離れました。
…あれは、山崎祐也のマネだな。
そう思い、にやにやしながら見ていました。

 

しかし、楽しい雰囲気はそこまで。
選手がベンチに戻ると、大榎監督は厳しい口調で話し始めました。
どうも、後半の内容について、注意をしているようでした。
大勝の試合で、このように締めるのは大事なこと。
その様子を横目に見つつ、J−STEPを後にしました。

…こうやって、選手は育っていくんだろうな。
そう思いながら。

Jstep

雨のJ−STEP(試合後、隣の古墳から)

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