苦しんで、5連勝(10/6 立教ー法政1回戦)
…あれ?もう着いたのか。
いつもより早起きして出かけたため、電車の中では爆睡してしまいました。
この日、朝早かったのには理由があります。
立教ー法政1回戦は第1試合。
しかもプロ併用日だったため、試合開始は通常より30分早い、10時半。
それだけでも十分早いのに(yochiは寝起きが悪い)、試合開始1時間前に始まる 「法立セレモニー」が見たいとのことで、待ち合わせ時間は9時…。
よくがんばった、自分。
というか、こういうことなら起きられるんだよな…。
秋季リーグ戦も、早くも第5週。
法政は、ここまで4連勝中。
…春のように、自分が行ってから調子を落としたら嫌だなあ。
そんな気持ち、願うような気持ちで一杯でした。爆睡してたくせに。
法政 1−0 立教
(以下、長文です)
さて、「法立セレモニー」です。
このセレモニーは、応援団が互いに相手側の応援席に行って、それぞれの応援を指揮するというものです。
ということで、立教の応援団が法政側にやってきました。
そこで学生注目をやりましたが、何回も法政の団長の名前が上がります。
最後には、
「このぬいぐるみにそっくりだ」
と、ぬいぐるみを披露する始末。
…団長、人気あるなあ。
そう思いました。
この後、立教のチャンスパターン等を行い、なかなかいい雰囲気でした。
さて、メインの野球の話です。
立教の先発は、小室でした。
左腕が相手ということで、法政は2番・伊藤慎悟、4番・西浦直、5番・岩澤と右打者を並べました…と言いたいところだけど、右打者は4人だけ。
「左だの、右だの、関係ないんだよ」
と、友人が開き直ったように言いました。
個人的には、推している畔上がスタメンを外れてしまい、ちょっとがっかり。
法政の先発は、石田。こちらも左腕。
前に見たのは、春の早稲田戦で、その時には…(ごにょごにょ)。
もっとも、この時にはすっかり忘れていて(記憶から消したかったんだろう)、石田のピッチングに期待していました。
風はほとんどなく、試合が始まる頃から、雲が空を覆いました。
1回表:
先頭・西藤の打球はレフト前に上がりましたが、岩澤がスライディングキャッチ。
2アウトから3番・松本幸にヒットを打たれ、4番・平原。
「あれで、よく率が上がるな」
打席に立った平原を見て、友人がそう言いました。
試合前に、スコアボードに表示された首位打者ランキングでは、1位(だったと思う)。
その割に、構えはスラッガーのそれでした。
この平原は、ライトフライに打ち取りました。
1回裏:
団長がリーダー台に登り、学生注目を始めました。
「ライオンはウサギを狩るにも全力を出す」
といった内容で、
…そこまで力の差はないだろう。
そう思いながら聞いていましたが、段々、別のことが気になってきました。
…あの「ぬいぐるみ」にそっくりだ。
見れば見るほど似ていて、笑いを堪えるのに精一杯でした。
そんな中(?)、いきなりチャンスパターンが始まりました。
1アウトから、伊藤慎悟はレフト左に鋭く弾き返しました。
続く多木は、セカンドの右を襲います。セカンドがダイビングしてキャッチしましたが、グラブからこぼれていました。
この内野安打で、1死1・2塁のチャンス。
しかし、4番・西浦は空振り三振、5番・岩澤はショートゴロで、無得点に終わりました。
2回表:
5番・加藤祥の打球は、左中間へ。
ボールを追ったレフトとセンターが接触。危険なところでしたが、レフト・岩澤がキャッチ。
応援団の方が「慎悟」と言いかけて、「岩澤」コールに言い直します。
2アウトから、小尾の打球は、投手の石田を直撃。
どうも膝付近に当たったようで、一時中断しました。
それでも石田は、8番・山田をセカンドフライに打ち取りました。
3回裏:
1アウトから、慎悟は三遊間を鋭く破るヒット。
3番・多木は、サード前に高く弾む内野安打で続いて、1死1・2塁。
1回と同じようなチャンスでしたが、西浦は浅いレフトフライ、岩澤は空振り三振で、この回も無得点に終わりました。
4回表:
3番・松本にヒットを打たれると、4番・平原には四球。
無死1・2塁。
バントの構えをする5番・加藤祥に、法政は、ファーストがチャージするバントシフト…も、バントを決められて、1死2・3塁。
このピンチに、6番・大石は浅いセンターライナー。センターの伊藤慎悟が前進してキャッチ。ランナーは動けません。
7番・小尾もピッチャーゴロ。なんとか、0点でしのぎました…。
4回裏:
大城戸が四球。
この大城戸が盗塁を試みると、キャッチャーからの送球はバウンドして逸れました。この間に大城戸は3塁に進み、1死3塁。
そして、8番・木下。
「よっしゃ〜」
鋭い打球がセンター前に抜けていきました。ようやく法政が先制、1−0。
スクラム校歌…ではなく、「暁の勇者」を歌いました。
続く石田はバントで送って、2死2塁。
建部はセカンド前へのゴロ。ジャンピングスローをしましたが、送球が逸れて足が離れました。2死1・3塁。
…法政に流れが来ている。
そう思いましたが、伊藤慎悟の打球は、右中間深くでセンターがキャッチ。
追加点は奪えませんでした。
5回裏:
立教の投手が替わりました。小室から井上祐。
先頭・多木はセンター前に落とすヒット。
「おお、3安打だ」
思わず、叫んでしまいました。
続く4番・西浦直。その初球だったかな?
多木がスタートを切りました。
しかし、西浦はキャッチャーフライ。多木は1塁に戻ります。
「…」
5番・岩澤は空振り三振でしたが、それでも多木が盗塁を決めて、2死2塁。
なんとか得点圏に進みましたが、高木悠はレフトフライ…。
6回表:
この回先頭の、2番・大城がヒットで出ます。
3番・松本幸はセンターフライ。
「あ、送らないんだな…」
などと言っていると、4番・平原も三振に打ち取りました。
ところが、盗塁されて、2死2塁。金光監督がマウンドに向かいます。
石田は、球速が140km/hくらいまで、落ちていました。
…さすがに、疲れてきたかな。
そう思いました。
それでも、石田は5番・加藤祥を三振に打ち取りました。
6回裏:
1アウトから、8番・木下がセンター前に抜けるヒット。
石田はサード前にバントを決めて、2死2塁。
しかし、建部はファーストフライ。
このチャンスも逃しました。
7回裏:
校歌を歌い終わり、座ろうとすると、そのまま立っている人もいました。
「???」
すると、ここからチャンスパターン。
ところが。
伊藤慎悟は、低い球に空振り三振。
その後も多木、西浦と倒れ、この試合初めて三者凡退に終わりました。
友人がこぼします。
「ああ、毎回安打が…」
いや、毎回安打とかどうでもいいから。
それよりも、追加点がほしい…
8回表:
代打・寺田の打球は左中間、フェンス際で、岩澤がジャンピングキャッチ。
「さすが、岩澤!」
そう叫んだのは、春の立教1回戦で、ファウルフライをジャンピングキャッチしたプレイを思い出したから(その時はテレビ観戦だったけど)。
この後、ヒットとサードゴロで、再び2死2塁のピンチ。
再び、金光監督がマウンドに行きます。
3番・松本幸のカウントが1ー1になったところで、また金光監督が出てきました。そして、センターを、伊藤慎悟から鈴木翔に交代…。
この松本幸の打席では、石田は146km/hを記録。
…ギアを一段上げたな。
そう思いましたが、松本には四球で、2死1・2塁。
平原の打球はレフトへ伸びました。
…が、フェンス際で、岩澤がキャッチ。
ほっと胸をなで下ろしました。
8回裏:
岩澤に代打・河合。高めの球がユニフォームをかすり、デッドボール。
代走が出ます。
…ん?何をごちゃごちゃしてるんだろう?
1塁ベース付近で何かやっていると思ったら、1塁コーチの岡崎が代走のようでした。
すると、立教もキャッチャーを交代。両チームの動きが激しくなります。
高木悠はバントしましたが、わざとワンバウンドで処理されて、2塁アウト。
再び代走が出ます。
今度は、岡崎に代わって1塁コーチに入っていた的場が代走。バントした高木悠が1塁コーチに回りました。うーん、ややこしい。
すると、この的場が盗塁。これをキャッチャーが悪送球して、的場は3塁に進みます。
「ここは歩かせるかな?」
そう聞かれて、考えました。
これでカウントはボール2で、木下は、この日2安打。
「ここは、歩かせるかな」
そう答えた直後の投球は、ストライク。
「あ、勝負するんだ」
木下は三振に倒れ、無得点に終わりました。
9回表:
ずっと雲に隠れていた太陽が顔を出し、急に暑くなりました。
マウンドには、三嶋が上がりました。
いきなり、140km/h台後半(148km/hくらいかな?)を計測。
「やっぱり、速いは速いなあ」
そんなことを言い合いました。
ところが、先頭の加藤祥にヒットを打たれ、バントで送られて1死2塁。
同点のピンチ。
それでも、ここから小尾、キャッチャーに入っていた浅田と打ち取り、試合終了。1−0。
こうして、法政は開幕から5連勝となりました。
自分で流れを止めなくて、本当によかった…。
ちなみに、残塁は10個。
毎回のように「チャンスパターン」をやっていたんだけど、1点しか入らなかった…。
いい歳をしたおっさんには、精神的にも肉体的にもきつい試合でした。
まあ、勝ったから、全て吹っ飛んだのだけど。
ヤクルトファンと広島ファンの行列を横目に見ながら、駅へと向かいました。
「何気に、(法政は)接戦に強いんだよね」
とかなんとか言いながら。
さて、今回のもらい物です。
日刊スポーツさん、いつもありがとうございます。
その上は、応援団の団報です。
こちらも、がんばってるなあ。
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