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スピリット(10/20 中日ドラゴンズ CS第4戦)

神宮球場を後にすると(神宮球場での話はこちら)、昼食をとり、東京ドームに向かいました。

中に入ってびっくり。
チケットに記載された席は、応援団のすぐ横でした。
こうして、この日2試合目も全力応援決定…いや、どっちにしろ、そのつもりだったな。

試合から2ヶ月近く経ってしまいましたが、今回も書いていきます。

ジャイアンツ 3−1 ドラゴンズ

(以下、長文です)

試合前、「覇権奪還のカウントダウンが始まる」という3分間の映像が流れました。
キャンプからシーズン中のハイライトをつないだ映像は、とても素晴らしいものでした。
とはいえ、中日に3連敗して、王手をかけられた状況。
…カウントダウンねぇ。
と、やや屈折した思いで見てしまいました。

中日の先発は、川上。
今回は、新聞等の予想通り。
ということで、ジャイアンツは2番・松本、8番・古城と、左打者を入れていました。

ジャイアンツの先発は、澤村。
当初は前日に先発する予定でしたが、直前で宮國と入れ替えになっています。
その辺りの事情が、気になるところです。

 

1回表:
1番・大島の打球は、ライト線にふらふらと上がりました。
これは長野が前進して、スライディングキャッチ。
この後もライトフライ2つで、三者凡退。
つまり、1回表は全部、長野へのフライ。

澤村は、好調な立ち上がりに見えました。
が、
昨日の宮國も、1回はポンポンだったんだけどなあ…」
やっぱり、どうもひねくれてる…。

2回表:
この日4番に入った和田がライト前ヒット。
それでも澤村は、ブランコをセカンドフライに打ち取ります。
すると、
「初めて、長野『以外』の所に飛んだ」
そんな声が聞こえてきました。

この後、2アウトから、森野にもヒットを打たれて1・2塁となりましたが、谷繁を三振に打ち取りました。

2回裏:
4番・阿部慎之助は三振…と思いきや、ボールはキャッチャーの後ろに転がっていました。
振り逃げで、無死1塁。

5番・高橋由伸。
「これも、ライバル対決て言われてたんだよなあ…」
明治の川上に、慶應の高橋由伸。
遠い昔のような気がする…(実際、結構、昔です)。
その由伸はショートゴロで、ダブルプレイ…。
…そう言えば、プロに入ってからは苦手にしていたっけ。
思い出したくないことを、思い出してしまった…。

それでも、ここから村田が四球を選ぶと、ボウカーもライト線に2ベース。
ボウカーは、前日の2安打に続いて、この2塁打。
…どうしたんだ、一体。
え、いや、活躍はうれしいんだけど、やっぱり…

次の古城は敬遠で、2死満塁。
とはいえ、投手の澤村はファーストゴロで、この回の攻撃を終わりました。
「ま、まあ、次の回は1番からだし…」

 

3回裏:
ヴィーナスのダンスが始まりました。曲は「SPIRIT」。
その歌詞の一節がひっかかりました。
「『絶体絶命のピンチ』て、こんな状況だから、この曲にしたのかな?」
「まさか」
3連敗のせいか、どうもひがんだ考えになってしまいます。

この回先頭の長野はピッチャー返し。こぼれたボールをセカンドがカバーしましたが、間に合わず内野安打。

松本がバントで送って1死2塁とすると、坂本はレフト線に2塁打で、長野がホームイン。1−0。
さらに、4番・慎之助もレフト前に弾き返し、坂本がホームイン。2−0。
早くも2点をリードし、
…流れが来てる。
そんな風に思いました。
ところが、5番・由伸はセカンドゴロで、ダブルプレイ。
…2打席連続かよ。

 

4回表:
井端にヒットを打たれると、和田にもボールが先行して3ボール。
それでも、和田はセンターフライ。
「助かった…」
そんなことを言い合いました。

これは早計でした。
ブランコのヒットと森野の四球で、2死満塁のピンチ。

それでも澤村は、谷繁をライトフライに打ち取りました。

4回裏:
先頭の村田がデッドボール。
しかし、今度はボウカーがセカンドゴロで、ダブルプレイ。
この試合、早くも3つ目…。

古城はレフトフライで、こちらも無得点に終わりました。

 

6回表:
2アウトから、平田、森野と連続ヒット。
…中日打線は止まらないな。
そう思わずにはいられません。

さらに谷繁は四球で、またしても2死満塁のピンチ。
すると、応援団の方が、
「全員で、澤村を支えましょう」
と呼びかけ、澤村にコールを送りました。

それが効いたのかどうか。
代打の山崎に対して、澤村はストレートで押しまくって、空振り三振。
「おっしゃ〜」
思わず叫んで、立ち上がりました。

6回裏:
ソーサに代打が出たため、三瀬がマウンドに上がりました。

その三瀬の前に、慎之助がセカンドゴロに倒れると、由伸もセカンドゴロ。
「今度は、ランナーがいないからな」
そんな声が、どこからか聞こえてきました。
…ひどい。

村田は三振に打ち取られました。

 

7回表:
澤村に代わって、山口がマウンドに上がりました。
交代が早い気もしないではありませんが、澤村の球数は100球を超えていて、何度もピンチをしのいだ後。
そのことを考えれば、この交代も納得です。

しかし、この山口がピンチを招きます。
大島のぼてぼての打球は、ピッチャーの右を抜けてしまい、セカンドへの内野安打。
さらに2番・荒木にも、レフト前にヒットを打たれ、無死1・3塁のピンチ…。

そんな時でした。
目の前を、ヴィーナスの衣装を着た女の子が歩いていきました。
「すごい。自分で作ったのかな?」
と、気を取られた、その時。
井端に、セカンドの左を破るタイムリーを打たれました。2−1。
「…。」

もっとも、ここから山口が踏ん張りました。
和田をセカンドゴロで、ダブルプレイ。
ブランコも、低めの変化球で空振り三振に打ち取って、1点でしのぎました。

 

7回裏:
ボウカーに代打・矢野謙次が出ると、中日のピッチャーは武藤に代わりました。
そのまま打席に入った矢野でしたが、打ち上げてしまい、ファーストファウルフライ…。

2アウトから、代打・小笠原。
その名前がアナウンスされると、ドームには大歓声が起こりました。
その2球目。
「お!」
強烈な打球に、一瞬、声を出してしまいましたが、小笠原はファーストライナー。
歓声はため息に変わりました…。

 

8回表:
この回マウンドに上がったのは、黒いストッキングを見せた選手。
…マシソンか。
でした。

マシソンは平田を三振に打ち取りますが、森野には四球。
ここから、2死2塁のピンチ。

武藤の代打は、前日、決勝タイムリーを放っている堂上剛。
その堂上剛が捉えました。
「あ!」
そんな悲鳴のような声が聞こえましたが、ショート正面のライナー。
…危ねぇ。
なんとか、しのぎました。

 

8回裏:
代打が出たため、中日のピッチャーは田島に代わりました。

1アウトから、松本が四球を選ぶと、3番・坂本はヒットで続いて、1死1・2塁。

このチャンスに、4番・阿部慎之助に打順が回ると、中日の投手は小林正に代わりました。
「出た…」
と言ってしまったように、小林正は慎之助が苦手と…て、にも書いたな。

ところが、この打席は違いました。
慎之助の打球は、レフト線に落ち、ヒット。松本が2塁から、一気にホームイン。3−1。
…慎之助は、ハナから狙ってたな。
そう思ったのは、オーロラビジョンのリプレイを見た時。
外の球を、レフト線を狙って、流し打っているように見えました。

なおも、1死1・2塁のチャンス…でしたが、高橋由伸はセカンドゴロでダブルプレイ。
「(1試合)3併殺かよ…」
さすがに、グチが出てしまいました。
 

9回表:
西村健太朗がマウンドに上がりました。
この回、先頭の大島にヒットを打たれますが、2番・荒木はセカンドゴロでダブルプレイ。
井端もサードゴロに打ち取って、試合終了。3−1。

 

「やったぜ!」
ヒーローインタビューで叫ぶ澤村に、驚きました。
「こんなキャラだっけ?」
その澤村は、最後に、もう一度叫びました。
「明日も勝つ!」
…自分は、(このCSで)もう登板がないと思って。
そう思うと、つい叫んでしまいました。
「じゃ、明日もリリーフ待機な!」

 

「明日も、明後日も、来週も、皆さまと会いたいです!」
応援団の方の、そんな「叫び」で2次会はお開きになりました。
この「願い」はかなうことになります。
もちろん、この時には知る由もなく、ただ、
…本当に、そうなればいいのになあ。
そんな風に思いながら、撤収しました。

駅への道すがら、1つ勝ったことで、皆、明るくなったようでした。
自分自身、前日とは打って変わって明るい気分で、ひねくれた気持ちも、どこかにすっ飛んでいました。
そんな中、一つ気になることが。
「しかし、中日打線はまだ生きてる…」
この日も11安打も打たれ、毎回のようにピンチを迎えては、なんとかしのぐという展開でした。
翌日のことを考えると、やっぱり心配になります。
で、
「明日、誰が投げるのかなあ?」
そんなことを話しながら、駅に向かいました。

 

最後に、写真を貼っておきます。
この試合には直接関係ないのですが、試合の合間に、ここへ行ってきました。

Photo

神保町近くにある 「日本野球発祥の地」。
なかなか、存在感のある記念碑ですね。

しばらく見ていた友人が言いました。
「あれ?握りがおかしくない?」
この一言で、裏に回ったり、しばし観察(怪しい…)。
ようやく、ボールが地球儀になっていることに気付き、縫い目をアメリカ(右)から日本(左)にかけるためだ、ということで落着。

この解釈で合っているかどうかは、不明です…。

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