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限界点。(10/21 中日ドラゴンズ CS第5戦)

…もう1試合あるのか。
優勝の余韻にまだまだ浸っていたかったし、疲れも感じましたが、そうも行きません。
神宮球場を後にすると、ドームへ向かいました。

時間も無かったため、売店で「どでかドリンク」と「ドームエッグバーガー」を買うと、席に急ぎました。
この試合が、このシーズン「最も苦しい戦い」になるとは知る由もなく…。

 

すでに試合から2ヶ月以上経っていますが、今回も書いていきます。
全く無精者だ…

ジャイアンツ 3x−2 ドラゴンズ

(以下、長文です)

たどり着いたのは、ポール際の席。
それはいいのですが、1席当たりの幅が短い列で、ぎゅうぎゅう詰めでした。
…それでも、隣の席が空いててよかった。
そんなことを思っていた時、隣の席に人がやって来ました。それも、大柄の男性が。
…マジかよ。
こうして、肩をぶつけあい、折り重なるようにしての観戦となりました…。

 

さて、ジャイアンツの先発は、
「内海かあ…」
第1戦に先発してから中3日。
さすがの内海にもキツいように思えたし、この試合で内海が投げるということは、第6戦の先発はホールトンが投げるということ。
…これで連勝できるのかな?
そんなことを思ってしまいました。

中日の先発は、山内。
この日も右投手ということで、ジャイアンツのスタメンは、前日と同じでした。

 

1回表:
1アウトから、荒木はぼてぼてのピッチャーゴロ…と思いきや、バウンドが変わって内野安打。
井端はサードゴロに打ち取りますが、ここから、4番・ブランコ、5番・和田と連続四球。

2死満塁のピンチとなりましたが、それでも、内海は森野を三振に打ち取りました。

2回表:
先頭の平田にヒットを打たれます。
谷繁は見逃し三振に打ち取りましたが、山内がバントで送って、2死2塁。この回もピンチ。

1番・大島はショートへの内野安打…と思いましたが、ボールを拾った坂本は3塁へ送球。 「アウト!」
オーバーランした平田がタッチアウト。
「これで、流れが変わるかも」
そんなことを言い合いました。

というか、変わってくれなければ、困る…。

2回裏:
先頭の慎之助がデッドボールで出塁。
由伸はヒットで続くと、6番・村田で、またもデッドボール。
…なんだ、これは?
先ほどの走塁ミスで流れが来た…というわけでもないだろうけど、なにはともあれ、無死満塁のチャンス。

ボウカーは三振に倒れましたが、8番・古城が左中間に弾き返し、2点タイムリー。2−0。

なおも、内海がバントで送って、1死2・3塁のチャンス。
一気に畳み掛けたいところでしたが、長野は三振に倒れました。

 

3回表:
「…」
どうも、昼の法明戦 からの長丁場で、意識が朦朧としているようでした。
しかも、席は肩をぶつけ合うような場所。
それで、息苦しささえ感じました。

2アウトからブランコに四球を与えると、5番・和田に2塁打で、2死2・3塁。
森野は初球を打ち上げて、センターフライ。
…助かった。
胸を撫で下ろしました。

4回裏:
先頭・村田の打球はピッチャーに当たって、内野安打。
「ようやく、あれがヒットになったか…」
と友人が言ったのは、このCS中、何度もピッチャー返しをしながら、なかなかヒットにならない印象があったから。
と、喜んでいたのも一瞬。
「…あれ?」
打球が当たった山内はかなりの重症だったようで、両側から抱えられるようにして、ベンチに下がりました。
「…」
さすがに絶句。

急きょ、マウンドに上がったのは、左腕の三瀬。
左投手でしたが、そのまま打席に入ったボウカーがレフト前ヒットで、無死1・2塁。

このチャンスに、前の打席でタイムリーヒットを放った古城。
ところが、古城はバントを試みて、キャッチャーファウルフライ。
「あ!…」
しかも、2塁走者の村田が戻りきれず、ダブルプレイ…。

内海もピッチャーゴロに倒れ、絶好のチャンスを逃しました。

 

5回表:
1死から、井端にライト前ヒットを打たれると、4番・ブランコ。
…あ!
打った瞬間にわかりました。
ブランコの打球は、ライナーで右中間スタンドに入りました。この2ランホームランで、あっという間に同点。2−2。

ここで、内海から福田に交代しました。
中3日で、球数も多く(公式記録を見ると100球)、この交代は仕方ない…。
ただ、マウンドから降りる内海は、悔しそうにグラブを叩きました。
それでも、そんな内海に、拍手を送りました。

急きょ、マウンドに上がった福田は、和田にこそ四球を与えましたが、森野をショートゴロ、平田はレフトフライに打ち取りました。

6回裏:
「早っ」
左腕・小林正がマウンドに上がるのを見て、叫んでしまいました。
しつこいようですが、小林正は、慎之助が苦手とする投手。
てっきり、勝負所まで温存するものと思っていました。
先発・山内の負傷で、投手交代が早まっているようでした。

小林正は、慎之助と由伸を打ち取ると、交代。
代わった田島の前に、村田も三振に倒れました。

 

7回〜8回表:
7回裏も、田島の前に三者凡退。
一方のジャイアンツも、7回を福田が、8回をマシソンが抑えました。

8回裏:
「田島を引っ張るなあ…」
そう言われて見ると、この回もマウンドに上がったのは、田島。

3イニング目に入った田島を、ジャイアンツが捕らえます。
先頭の長野はセカンドの頭を越え、センター前に落ちるヒット。 松本がバントで送りますが、坂本はサードゴロに倒れ、2死2塁。

4番・慎之助に打順が回った所で、投手が代わりました。
とはいえ、すでに小林正は投げています。
「岩瀬か?」
そんなことを言っていましたが、高橋聡でした。
「あ、ああ…」
微妙な反応をしてしまった…。

この高橋聡から、慎之助はファーストへの内野安打。
負傷の恐れから、ここまで全力疾走していなかった慎之助ですが、全力疾走でつなげました。
さらに由伸も四球を選んで、2死満塁。

長く続く応援の中、
…もう、勝たせてくれよ。
朦朧とする意識の中で、何度、そう思ったことだろう?

そんな中、6番・村田の打球は、ライトの右前へ。
…落ちる!
そう思いましたが、平田が猛ダッシュして、スライディングキャッチ。
勝ち越せないまま、9回に突入しました。
「…」
疲れ果てているのに。

 

9回裏:
ボウカーの打順で、投手が代わりました。
「あの体型は、岩瀬だな」
そんなことを言っていると、ジャイアンツにも代打が出て、矢野謙次。

矢野は初球を打って、センター前に抜けるヒット。すかさず鈴木尚広が代走に出ます。

打順は、4回にバントを失敗している古城。
代走の尚広は、大きなリード。
「あれなら、(バットに)当てれば送れるな」
そんなことを言い合いましたが、古城はバントを試みて、2球ファウル。
「これは作戦が変わるかも…」
さすがに苛立ちながら言いました。
「盗塁に」
その直後、古城はファーストの左を破るヒット。
ま、まあ、これでも(これの方が)いいんだけど。

この2人の走者を、代打・寺内がバントで送って、1死2・3塁。「寺内」コールが起きました。

こうなると、当然、長野は敬遠されて、1死満塁。

2番・松本に代打・谷が告げられると、中日の投手は山井に交代。
「え?ここで山井なの?」
と言っていると、谷にさらに代打が出て、石井。

また、応援が長くなりました。
「もう終わりにしてくれよ〜」
今度は、友人が悲鳴を上げます。

直後、石井の打球が、前進守備のサードとレフトの間にポトリと落ちるのが見えました。
その瞬間、喜びが爆発。
尚広のホームインを見届けるより先、見知らぬ周りの人たちとハイタッチを交わしました。
3x−2。
昼の優勝の興奮が残っていたんだろうなあ…。

 

二次会は巻きでした。
「ビバ」の時には22時を回り、アカペラで歌いました(中日とのCSで、前にもあったな)。
自分自身、帰りの新幹線が気になる時間でした。

「中日に、勝ったぞ〜」
そんな女性応援団員の声を聞きながら、慌てて荷物をまとめると、ライトスタンドを後にしました。

帰り道、
「途中から苦しくなかった?」
そう訊かれて、反射的に答えました。
「始めから苦しかった」
この差は、昼間の法政ー明治戦での、応援時間の差なんだろうな。

「とはいえ、待ち望んだ舞台だから」
そう言われて、ハッとしました。
「『どんな苦行だよ』と思ってたけど、こうなることを望んでいたんだよな…」
こういう戦いをすることを望んでいたんだ、もう何年も…。

そう思うと疲れも吹っ飛び…いや、やっぱり、きつかった。

 

この後数日間、声が出ず、微熱と喉の痛みに苦しむことになりました。
なにせ、3日間で5試合、フルに応援。
自業自得以外のなにものでもない…。

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