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復帰も…(6/29 ヤクルトスワローズ@草薙)

  • 3ヶ月ぶりに、草薙に降りた。変わってないなあ…と懐かしく思うなど。 posted at 11:37:31

草薙は、この3月まで2年間を過ごした土地。
離れてからまだ3ヶ月しか経っていませんが、それでも懐かしく感じられました。

この日の試合は草薙球場。
去年はずっと改修していて、これが「こけら落とし」の試合。

ちなみに、改修前の11年にはヤクルトと4試合を行い、全敗しています。
…あの時の借りを返してやる。
リニューアルしたことを期に、その時のリベンジに燃えていました。
勝手に。

ジャイアンツ 1−2 スワローズ

(以下、長文です)

さて、リニューアルされた草薙球場。
席を確保して、周りを見回すと、すぐに声が出ました。
「いいなあ、これ。」
2年前芝生だった外野席は、県内産の木材を張った長椅子に変わっていました。
その木材の白が、通路等に塗られた白と合わさって、とても明るい印象を受けました。
…座ってみると硬かったけど(行かれる方は、座布団持参をおすすめします)。

他にも変わったところがありました。
両翼は100mと広くなり、ビジターが1塁側になったり、内野に「ウイングシート(エキサイトシートのように、グラウンド内にある席)」が増設されたり、スコアボードが「BSO」表示となり、カラービジョンになったり…

あ、これらの方が重要か。

とはいえ、どこかに、いつもと変わらない感じもありました。
「仙台みたいだな…」
とか、
「(球場に青色が多く)神宮球場みたいだな…」
そんなことを言い合いましたが、今にして思えば、周りに常連ぽい人が多かったからだと思う。
そのせいか、2年前のような、長閑な雰囲気はありませんでした。
2年前は、平日ナイターだったし…

 

さて、リニューアルということで、試合前にはちょっとしたセレモニーがありました。

まずは、県知事があいさつ。
そこで紹介された草薙球場の歴史は、ジャイアンツとの関わりも深いもので、自然に熱くなりました。
ルー・ゲーリッグを「別の方」と呼んだのには、衝撃を受けましたが…

そして、県知事から球場の別名が発表されました。

Photo

「澤村・ベーブルース メモリアル スタジアム」
日米の伝説的な選手の名前を冠するとは、なかなか大きく出たなあ。

※このモニュメントは澤村とベーブルースの銅像の間に設置されました。写真は翌日撮影したものです。この日通った時には、まだ幕が掛けられていた…

 

始球式…の前に、ヘリコプターから使用ボールを投下するという、どこかで聞いたことのある演出。
センターからホームへ強い風が吹く中、ヘリコプターがやって来ました。

Photo

そして、旗の付いたボールを投下。
ところが、ボールがヘリコプターの脚(?)に引っかかり、落ちてきません。
…どうすんだよ。
思いもかけない事態にどよめく場内。
それでも、 ヘリコプターが機首を上げると、ボールは落下。

こうして、無事、県知事の始球式が執り行われました。

Photo_2

※ボールが引っかかった所を写そうとして失敗。見にくくなっていますが、左下が落下するボール(だと思う)。

 

さて、そろそろ試合の話に入ります。
ジャイアンツのスタメンは、長野―亀井―坂本―阿部―村田―ボウカー―高橋由伸―寺内。
「なんだ、5番じゃないのか」
友人がそう言ったのは、7番・高橋由伸のこと。
この日ケガから復帰した由伸は、某スポーツ紙では5番と予想されていて…

それはともかく、1軍に上がってすぐ使うところが、原監督らしい。

ジャイアンツの先発投手は澤村。
2年前 に投げた時には負けています(4戦全敗だから当たり前)

試合前の応援には、「静岡で勝つぞ、ジャイアンツ」コールもありました。
「今度こそ」という気持ちは、誰も同じようでした。

 

1回裏:
…先手は取られたくないな。
どういうわけか、悪い流れに陥る草薙。
それだけに、きっちり抑えて、先に点を取られたくないところ。

ところが、1番・山田にボールが先行すると、1・2塁間を破られるヒット。

続く2番・上田は3塁方向へバント。
「あ!」
ボールを拾った澤村が、1塁へ悪送球。ボールはウイングシートのフェンスに当たって跳ね返り、無死1・3塁。
あっという間に、大ピンチになりました。

3番・荒木の打球は、セカンド右へのゴロ。
「ゲッツー!」
そんな声が上がりましたが、寺内は足元に落としてしまう、エラー。
もちろん、この間に3塁走者がホームイン…。0―1。
2つのミスが重なっての失点。そして、なおも無死1・2塁。

それでも、ここから澤村が踏ん張ります。

バレンティンはストレートで3球三振。
打ち取られた後もバレンティンはしばらく打席を離れず、澤村を見すえていました。
睨んでいたのだろうか、感心してあるいは呆れて見ていたのだろうか?

5番・ミレッジはサード正面のゴロで、ダブルプレイ。
なんだかんだで、最少失点でしのぎました。

 

2回表:
1アウトから6番・ボウカーが、左中間、センター左に鋭く弾きかえすヒット。

「笑顔抱〜きしめ〜♪」
トランペットの演奏のもと、「オリジナル・スマイル」を歌います。
もちろん、由伸が打席に入る時の曲なんだけど、今まではやっていなかった気がする…

この由伸はファーストゴロ。
1塁ベースを踏んでから2塁に送られて、ダブルプレイ。
この回も無得点に終わりました。

この由伸は2年前、ここ草薙球場で故障してるんだよな…
そんな地で復帰するというのも、なにかの縁かな?

 

4回表:
「広島から初めてこの地に来た」
そんなあいさつをして、この回の応援をリードしたのはもちろん、「GLOVE」の方。

2アウトから慎之助が四球を選ぶと、5番・村田は二遊間を破るヒットで続いて、2死1・2塁。

すると、もちろんチャンステーマ「ライディーン」が始まります。

しかし、ボウカーの打球はセンターの左深い所まで飛びますが、そこでキャッチ。
無得点に終わりました。
と、友人がブツブツつぶやいていました。
「風で押し戻されたなあ…(外野は)前に守ってたんだけどなあ…」

 

5回表:
先頭の由伸はセンター右へのヒット。
8番・寺内もセンター左へのヒットで続いて、無死1・2塁。
このチャンスに、チャンステーマ「ファイター」が始まります。

が、澤村はスリーバントに失敗すると、長野もファーストファウルフライ。
亀井は捉えたように見えましたが、レフトフライ。

結局、無死1・2塁のチャンスも、無得点に終わりました…

5回裏:
2アウトから山田に左中間への2塁打。

すると、上田にも三遊間を破るヒット…しかし、レフトからのバックホームが早く、最後は走者を挟んでタッチアウト。
友人が呆れたように言いました。
「あれだけ(外野が)前に出ていて…」
うん、回すとは思わなかった。

このタイミングで、花火が始まりました。

Photo_3

うまく撮れなかったので写真は諦め、見ることに専念。
それで気がつきました。
…あれ?近い。

次第に花火の煙が漂って来て、風に乗って1塁側スタンドまで流されて行きました。

 

6回表:
「王者侍ジャイアンツ」を歌った後、タオルをバッグに入れっ放しだったことに気づき、取り出します。
…これで運が向くかな。
虫のいい考えが頭を過ります。

2アウトから村田が粘ると、レフト前にヒット。

そして、6番・ボウカー。
ボウカーの打球は逆風の中を右中間、自分達がいる方に伸びてきました。
…まさか、またホームランか?
去年の日本シリーズを思い出しましたが、スタンドまではわずかに届かず、フェンスを直撃。
それでもボールが転がる間に、村田がホームイン。1―1。
…これが東京ドームなら。
そんな思いに駆られましたが、このボウカーの3塁打で同点に追いつきました。

続くは、由伸。
一気に逆転へ期待が高まりましたが、初球を打ってセカンドゴロ…
同点止まりでした。

 

7回裏:
澤村は、先頭の森岡に四球を与えます。

バントの構えをする中村への初球。
「あ!」
暴投になって、走者は2塁へ。
すると、中村はセカンドゴロで、走者は3塁に進みます。1死3塁。

投手の小川には代打・田中浩康。
…ここで田中浩康かよ。
そう思っていると、
「調子が悪くてスタメン落ちしてるんじゃない?」
友人は、こういうところ前向きです。
「いや、田中浩康は打率に関係なく、いやな所で打つから」
その不安が当たってしまいました。

田中浩康の打球は、前進守備のショートの後ろ、センターの前にポトリと落ちました。
この間に3塁走者がホームイン。
…またかよ。
この、いかにも田中浩康らしいヒットで、再びリードを奪われました。1―2。

さらに盗塁などで2死2塁となって、2番・上田はライト前ヒット。
「!?」
走者は3塁を大きく回りましたが、ホームへの返球に、慌てて3塁に戻ります。
というか、 あれだけライトが前を守っていて、回すとは(以下同文)。

2死1・3塁のピンチでしたが、3番・荒木はセカンドゴロ。
なんだかんだで、この回も最少失点でしのぎました。

 

8回裏:
この回も、澤村がマウンドに上がりました。
一体、球数はどのくらい行っていたのだろう?(オフィシャルサイトを見ると、110球らしい)

澤村は、先頭・バレンティンに四球を与え、この回も先頭打者を出しました。

ミレッジはセカンドゴロ、宮本はショートゴロに打ち取りますが、走者は3塁に。
それでも澤村は、川島慶三を三振に打ち取りました。

9回表:
8回に投げた石山から、投手は山本に代わりました。
「得点できそうなのは、ここだな」
友人がそう言ったのは、3塁打を打っているボウカーからの打順だったから。

しかし、ボウカーは初球を打ってファーストゴロ。
そして、打順は高橋由伸。
「!?」
ちょっと驚いたのは、内野席の声援がライトスタンドまで聞こえてきたから。
9回になると声援が大きくなるものだけど、まさか、ここまで…

…お!?
由伸の打球は、レフトへ大飛球。
しかし、逆風もあって、深い所でセンターがキャッチ。

最後は、代打・石井が三振に倒れ、試合終了。1−2。

 

「いつもの草薙の試合というか…」
「なんで、こうなるのかな?」
ミスから失点してしまい、打線も相手投手を打ち崩せないまま終わる…
2年前、草薙で何度も見た試合と同じように思えました。

重い気持ちのまま荷物をまとめると、球場を後にしました。

 

ただ、草薙での試合はもう1試合残っていました。
静岡に戻ると、翌日の試合に備え…

え?
久しぶりの静岡で飲んだんじゃないか?
そ、そんあことあるわけ…

あったかな。

 

終電の心配をしなくていいというのは、最高だな!

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