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8/18 SBSカップ 静岡ユースーU-18日本代表@エコパ

「今日は、静岡ユースの応援をしないとな」
そう言われたのは、試合前のことです。
ちょっと意外でした。
「ん? いつもと違って、日本を応援する気もあるんだけど」

静岡県民の自分は、いつも静岡ユース>日本で応援しています。
それが今回、日本も応援するのには、理由があります。
「あの3人がいるからな」
エスパルスの三浦弦太(げんた)、エスパルスに内定している金子翔太、エスパルスユースの高木和(たかぎわ)。
3人の名前が書かれている横断幕を指さしました。

すると、
「いや、金子君に何点取られるかわからないじゃ」
…そっちか。
この金子君は、このSBSカップ2試合で3得点の大活躍。
はるばるエコパまでやって来たのは、金子君のプレイが見たかったからでもあります。

そして、もう一つの理由。
この試合には、静岡在住時代に見ていたエスパルスユースの選手達が何人も選ばれていて、その成長を見るのが楽しみでした。
例えば、北川航也(こうや)とか。
「そういえば、航也はメンバーから外れたな」
…え!? そうだったの?

静岡ユース 0−1 U-18日本

(以下、いつもよりも長文です)

さて、SBSカップ。
毎年、ユース年代で行われているサッカー大会で、静岡ユースと日本代表の他、2カ国の代表を招待して開催されています。
今回で37回目。数々の名選手を輩出していることでも有名です(少なくとも、静岡県内では)。
ちなみに、冠名の「SBS」は、静岡ローカルのテレビ局名です。
念のため、おさらいしました。

 

今年のSBSカップも、この日が最終日(3日目)。
ここまで2勝している静岡ユースとU-18日本代表の直接対決、優勝決定戦です。

好カードの上に、地元のサッカー部の生徒達も多く、メインスタンドはそこそこ埋まっていました。
ただ、

  • 風があって、意外と涼しいな@エコパ posted at 14:34:39

メインスタンドは、建物と屋根の陰になっていたおかげで、それほど暑さを感じませんでした。

 

さて、両チームの先発メンバーは、写真の通りです。

3

  • 日本代表は弦太と金子君、静岡は準弥と拓弥が先発と。 posted at 14:55:31
それぞれ、3番の三浦弦太(げんた)、15番の金子翔太、4番の鈴木準弥(じゅんや)、9番の柳沢拓弥(たくみ)のことです。
お察しの通り、静岡ユースの準弥と拓弥がエスパルスユースの選手です。

静岡ユースは、ベンチの外側に、6番と10番のユニフォームを掛けていました。
 
 
前半:
静岡ユースのキックオフで、試合開始。
静岡ユースは、メインスタンドから見て、左から右に攻めます。

…ええっと、フォーメーションは?
約5ヶ月もサッカー観戦から遠ざかっていたため、どうも勘が鈍っていて、確認に時間かかります。

そんな前半1分、日本は奪い返して右からのボールを、中央で金子が軽くボレー。これはGKが正面でキャッチ。

前半2分には、静岡ユースが右サイドを細かいパス交換。右SB・拓弥が抜けかかります。
「お!」
しかし、DFに囲まれ、カットされました。

「MF」とアナウンスされた拓弥ですが、実際には右SBに入っていて、5番・榎木がボランチに入っていました。そして、金子を徹底マークしているようでした。

 
前半6分、静岡ユースは、中央のペナルティアークのすぐ外で、FKを獲得。
このFK、須藤が直接ゴールを狙いましたが、わずかに上に外れました。

前半10分、金子が出したパスをカット。
ここから静岡ユースの速攻になり、最後は裏へ、11番・中野へのスルーパスも、GKがキャッチしました。

「今のところ、金子は潰されてるな」
そう言われたとおり、静岡ユースは、ここまで金子君が目立つ場面を作らせません。うまく孤立させているようでした。
まあ、まだ10分だったんだけど。

 

前半13分、日本10番・松本から13番・尾身へ大きく左(静岡の右)サイド裏へパス。
ここから10番・松本を中心に、小刻みにつないでチャンス。
しかし、金子が持ったところで、DFに囲まれました。
ところが。
「おお〜」
どよめきが起きました。
足に吸いつくような、そんなドリブルでボールをキープ。
最後は、11番・越智が左ポスト付近、角度の無い所からのシュート。
ボールはゴール前をすり抜けていきましたが、改めて、金子の個人技に舌を巻きました。

そして、もう一人。
…あの10番もうまいなあ。
まあ、松本君は10番で主将を務めているのだから、うまくて当たり前か。

 

前半19分、高い位置で日本が奪ってシュートを打ちましたが、上に外れました。
シュートを打ったのは、6番・望月のようです。

前半20分、給水タイムになりました。

  • 給水タイム。0ー0。五分五分かな?てか、終わるの早い。給水タイムが。 posted at 15:26:24

前半23分、日本7番・川辺が奪って左クロス。
11番・越智がペナルティエリア内で受けますが、静岡ユース3番・長島が潰して、準弥がクリア。

前半25分、左サイド、金子に入るも、静岡ユースは2人で囲って潰します。

徐々に、日本代表が押し込むようになりました。
もちろん、静岡ユースもチャンスを作ります。

前半28分、静岡ユースは、後ろからのボールを金原がヘッドで裏に落とします。
DFの裏で11番・中野が足を伸ばしますが、届きません。

直後、日本は、左からのボールを受けた金子が中に切れ込んで、ミドルシュート。
しかし、これは大きく上にふかしました。

どちらにとっても、ジリジリする時間が続きました。

 

前半30分になる頃、金子が右サイドの中盤までボールを受けに戻り、そこからドリブル。
パスを出したものの、これはラインを割り、ゴールキック。
「(金子は)焦れているのかなあ…」
ボールを求めて下がったように見え、そうつぶやきました。
しかし、よく見ると、日本は11番・越智の1トップ気味に変えたようでした。
「(金子は)1列下がってるね」
そう言われました。

 

前半33分、静岡ユースは右サイドで、9番・拓弥が倒れながらも粘って奪い、スローインに逃げました。
「すごいなあ…」
そう言われたのと同時に、あちこちからどよめきが起こりました。

前半35分、日本10番・松本から右サイドへ展開。
そこからゴール前へクロス。
ファーのスペースに、後ろから、金子が走りこんできます。
「速い!」
思わず叫びましたが、金子のヘディングシュートは上に外れました。
これも、決定的な場面でした。

そんな時、
「スーパーウェポンが欲しいなあ」
と言われました。
「石毛のような」
もちろん、静岡ユースの話(※イメージはこの試合かな)。
つい、自分もぼやきました。
「(北川)航也がいれば…」

そんなことを言っていた前半39分、カットしたボールを金子がシュート。
DFの足の間を通し、ゴール右を狙ったものでしたが、これはGKが飛びついてキャッチ。
すると、再び言われました。
「スーパーウェポンにやられるところだった…」
…たしかに。

追加タイムは1分だったと思う。
その表示が出た頃、金子から右へパス。
ここからクロスを入れられますが、準弥がクリア。

結局、両チームとも無得点のまま、前半を終了。
「あっという間だったな…」
そんなことを言い合いました。

  • 前半終了、0―0。日本代表が押してるけど、決定的な場面はお互い少ないかな。 posted at 15:47:22

そんな中で一人、気になる選手がいました。

  • ちょっと個人的な話だけど、準弥の落ち着きぶりに、感無量。 posted at 15:49:16

強力な日本代表の攻撃陣を相手に、準弥は冷静なプレイを続け、日本のチャンスを摘み取っていました。

ただ、自分の印象に強く残っている準弥は、1年半前のプレミアリーグ開幕戦、札幌の猛攻を受け、冷静さを失っている姿。
(※その様子はブログには書いてなかった。わずかに後半20分くらいかな)
その成長した姿に、胸が一杯になりました。

 
後半:
両チームとも選手交代。
日本は14番・関根に代わって16番、小川直。
静岡ユースは、13番・土居に代わって、こちらも16番・小谷。
「16番同士だ」
えっと、小学生並の感想ですね。

メインスタンドの屋根の陰が、キックオフのボール近くまで、 伸びました。
日本のキックオフで後半開始。
今度は、日本がメインスタンドから見て、左から右に攻めます。

 
開始直後、静岡ユースは左クロスから、DFが落としたボールを15番・上原がシュート。しかし、これは上に外れました。

後半3分、日本4番・広瀬が右サイドからクロス。
準弥(かな?)の頭上を越え、ファーで待ち受けていた選手がヘッド。
「お!」
思わず声が出たくらい決定的な場面でしたが、GKが正面でキャッチ。
「すごい跳躍だなあ」
その声に見ると、ヘディングしたのは金子でした。
…たしかにすごい跳躍だ。
身長162cmしかないのに。

後半6分、日本、右サイド4番・広瀬がクロス。
しかし、ファーには誰もいません。
「さっき(後半3分)と同じように、(スペースに)入ってくるかと期待したんだろうな」


後半7分、日本16番・小川右からのクロス、ファーでマークが外れていて、この選手がワンタッチで折り返し。
このボールを11番・越智がボレーシュートも、右上に外れました。
これも決定的な場面でした。そして、ファーで受けたのは、金子のようだった…

「(静岡ユースは)サイドがやられてるなあ」
と言われ、
「特に左サイドがな」
と返した後で思い出しました。
「(静岡ユース右サイドの)拓弥も本職じゃないんだけどなっ」
そんな懸念(?)をよそに、日本は、この後も右サイド(静岡の左サイド)を中心に攻めました。

後半8分、この拓弥がオーバーラップ。
クロスを上げましたが、ボールはそのままゴールラインを割りました。

後半11分、静岡ユース、右スローインからドリブルで切れ込み、シュートもわずかに左に外れました。
シュートを打ったのは、11番・中野でした。

後半12分、日本、左サイド金子にスルーパス。
準弥が対応しましたが、ここからシュートを打たれます。
シュートを打ったのが誰かわかりませんが、これも外れました。

後半15分、日本6番・望月から9番・北川柊斗に交代。
この北川は、トップに入りました。
「前にかかってきたな」
そう言われましたが、日本は金子を左サイドに回したようで、9番・北川と11番・越智の2トップになっていました。

後半19分、静岡ユース、右サイド拓弥から、マイナスのクロス。
そこに静岡ユース8番・金原が入ってくるのが見えました。
「打て!」
思わず叫びましたが、このボレーは枠の上。
「ああ…」
ため息に変わりました。

後半21分、静岡ユース、5番・榎木から17番・宮本航汰(こうた)に交代。
ん?21分!?
「あれ?給水タイムは?」
そんなことを言い合った直後、給水タイムに突入。
後半22分だった…(細かい)

「航汰はトップ下かなあ?」
航汰もエスパルスユースに所属する選手。
そして、去年何度も見てきた選手だけに、やっぱり気になります。
この航汰は、MFの中央に入っていました。

後半26分、その航汰が中央をドリブル。
左の8番・金原へパス。
金原は11番・中野へパスを出しましたが、中野が触ったボールはゴール前にこぼれ、GKがキャッチ。

後半29分頃、日本が選手交代。11番・越智から8番・宮市。

後半34分、日本10番・松本から右へ、16番・小川直を走らせるパス。
このクロスを、金子がヘッドで折り返して混戦になりましたが、最後は準弥がクリア。

直後、日本はペナルティエリアすぐ外、やや左でFKを獲得。
静岡ユースの壁は4人くらい。
金子が直接狙いましたが、ボールは上に外れました。

 
後半38分、こぼれ球を拾って、日本が速攻。
北川が中央で引きつけてから右のスペース、7番・川辺へパス。
DFは完全に裏を取られ、GKが慌てて飛び出したところで、川辺がシュート。
これが決まりました。0−1。日本が先制。

追加タイムは1分。
静岡ユースのパスをカットされ、速攻を受けそうになったところで、試合終了。
静岡ユース 0ー1 日本。


それぞれ観客に挨拶すると、どちらのチームにも盛大な拍手が起こりました。
すると、感嘆したように言われました。
「日本代表、3試合とも無失点てすごいな」
「あ、無失点か!」
たしかに、すごい。

 
試合後、U-18日本代表監督、川辺君のインタビューの後、金子君もインタビュー。

31_2

この後、静岡ユースの主将・準弥のインタビューもありました。
しかし、場内に音声が流れなかった…
トラブルだったのか、意図的なものだったかはわかりません。
ただ、少し悪態をついてしまった。

それはともかく、
「高校年代の成長て、すごいな…」
インタビューを終え、引き上げていく準弥の背中を見ながらつぶやきました。


それから荷物をまとめると、エコパを後にしました。
「(静岡ユースは)左サイドで手を打っておけば、わからなかったのに…」
そんなことを言い合いながら。

もっとも、駅に着く頃には、例のことに頭が戻っていました。
  • エコパ離脱してます。終了間際に、日本代表川辺君のゴールで、日本が優勝しました。個人的には準弥が…(しつこい) posted at 17:11:33
そして。
  • 航也がいれば…(しつこい) posted at 17:12:21

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