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受け継がれしもの。(9/8 プレミアリーグ 流通経済大柏@J-STEP)

夜、大雨が降ったようで、朝から電車は乱れていました。
そんな中、電車とバスを乗り継いでJ-STEPへ。

  • JSTEP到着。今日は、石毛がハットトリックした方のグランドです。 posted at 10:01:49

このツイートに深い意味はなく、昔を思い出しただけのことでしたが、あの札幌戦を思い出さずにはいられない激戦となりました。

もちろん、この時には知る由もなく…

    エスパルスユース 5−3 流通経済大柏

    (以下、かなりの長文です。また、時間はおおよそのものです)

さて、プレミアリーグを見るのは去年の12月以来で、今季初めて。
そこでパンフレットを買い、ペラペラめくって時間をつぶしましたが、次第に人が増えてきました。

  • もうすぐキックオフだけど、人が増えてきた。流通柏、結構来てるなあ。 posted at 10:47:26

とくに、「百打一音」と大書された横断幕を始め、横断幕の枚数ではエスパルスよりも多いくらいでした。

言い忘れていましたが、この日の対戦相手は流通経済大柏。
高校サッカーでは知らない人がいないくらいの強豪ですが、今年のプレミアリーグ・イーストでも首位を走っています。
しかも、ここまで10勝1敗。
その試合を観ていない自分にも、圧倒的な強さはわかります…。

 

さて、エスパルスの先発メンバーは、GKに髙木和(たかぎわ)。CBは鈴木準弥(じゅんや)、鈴木翔太。右SBは丸山、左SBに水谷拓磨(たくま)。
ボランチに森主。そして、宮本航汰(こうた)もボランチかな。なにせ、航汰は上がったりして、流動的だったもので…
その前に、浅沼大和。
右MFに柳沢拓弥(たくみ)、左MFに岡田匠馬(しょうま)。1トップには北川航也(こうや)。

正直、
…あれ?意外に去年とメンバーは変わっていないな。
そんなことを思いました。
なにせ、トップチームが…(以下、自重)

 

前半:
流通経済大柏のキックオフで、前半開始。
前半はスタンドから見て右から左に攻めます。

例によってフォーメーションを確認していた前半1分、流通経済大柏が高い位置で奪うと、やや距離のある所からシュート。
しかし、これは大きくふかしました。

前半3分、エスパルスのロングパスに、航也が裏に抜けます。
ボールに追いつくと、左ポスト付近からシュート。
GKからボールがこぼれた所、ファーにエスパルスの選手が詰めていて、シュート。
早くも決定的な場面でしたが、DFに当たってしまい、決められません。

前半5分、クリアミスを流通経済大柏13番・ジャーメインに拾われて、至近距離からシュートを打たれますが、これは髙木和が左に飛んでキャッチ。

 

さて、立ち上がりのエスパルスを見て、
…思ってたよりも完成されてるな。
そう思いました。
2年間見て、エスパルスユースは、秋に急成長することはわかっていました。
それでも、自分が期待していた以上でした。

そんな中、気になったのが、航也の1トップ。
去年は右MFに入ることが多く、裏に飛び出すプレイが印象に残っています。
それで、かえって、
…1トップに入って大丈夫かな?
と思ったのですが、どうやら、それも心配ないようでした。

 

前半11分、航汰が奪ってドリブル。
前にパスを出すと、航也はやや右からシュート。
…決まった!
そう思いましたが、ボールはゴール前をすり抜けて、左に外れました。
「ああ…」
と声が出てしまったくらい、決定的な場面でした。

もっとも、エスパルスのチャンスは続きます。
前半13分には、拓磨がオーバーラップ。
匠馬とのワンツーで抜けると、ゴールライン際からクロス。
これはDFにブロックされましたが、エスパルスが左CKを獲得。

この左CK、中央で航汰がヘッド。
これが決まって、エスパルスが先制。1−0。
先制ゴールを上げた航汰は、キッカーの浅沼と抱き合いました。

 

キックオフ直後から、中盤での攻防が激しくなりました。
そんな中、エスパルスの鈴木翔太が13番・ジャーメインに強く当たります。
「!?」
反則すれすれの激しい当たりに見えましたが、ジャーメインはあっさり受け止めて、パスを出しました。
「つえー」
思わず声を出すと、あちこちから、同じような言葉が聞こえてきました。

前半17分、ハイボールの競り合いから、FKを獲得。
やや左、ゴールまで30m余りだったろうか?

航也が蹴ったボールは、中に入ってくるボール。
ファーサイドを狙ったクロスのように見えましたが、そのままラインを割り、ゴールキックになりました。

 

前半18分、ボールを持った左SB・拓磨が少しもたつきました。
34番・六本木が、これを見逃さずに奪うと、ゴール前に持ち込んでループシュート。
…高い。
そう思いましたが、高く上がったボールは、ゴールの中に落ちました。1−1。
同点に追いつかれました…

前半21分、2番・鈴木翔太が中央をドリブルで上がります。
そこから左のスペースへ、拓磨へはたきます。ちょっと拍手。

そこからファーに蹴ったボールは、ゴール右に外れました。
おそらく、シュート。
一応、また拍手をすると、拓磨コールが起きました。

  • 給水タイム。CKから航汰のヘッドで先制も、守備のミスから追いつかれてしまってます。 posted at 11:24:06

前半25分、右からのスルーパス、これに反応した航也が少ないタッチ(2タッチくらいかな)で蹴り込みました。
2ー1。
航也のコールの後、丸山コールが起こりました。
…クロスは丸山かな?
スタンドから反対側のサイドでよく見えなかったのですが、公式記録でも丸山となっています。

 

前半27分、流通経済大柏6番・西槙から右(こちらの左)サイド、13番・ジャーメインへスルーパス。
「オフサイドじゃないのかよ」
そんな声が飛んだように、ちょうど、エスパルスはラインを上げたところ。
裏を取られて危険な場面でしたが、DF二人で対応し、流通経済大柏の右CKに逃れました。

前半33分、左サイドでFKを獲得。
「今度、狙えよ」
と声がかかったように、先ほど(前半17分)のFKと同じような位置。
キッカーは同じく、航也。

航也が蹴ったのは、中に入ってくるボール。
ファーサイドを狙ったクロスのように見えましたが、そのままラインを割り、ゴールキックになりました。

先ほどと同じように…

 

前半36分、エスパルスがずっとつないで、左サイド、拓磨から匠馬を走らせるパス。
匠馬からの左クロスはDFに当たって、左CKを獲得。
てか、顔に当たったように見えた…

このCK、再びファーの航汰を狙ったものでしたが、ゴール左に外れました。
再び右CKとなりましたが、これも決められません。

前半41分、流通経済大柏の選手が左(こちらの右)からクロス。
この速くて低いクロスを、中でボレーシュート。
GK髙木和が右に飛ぶと、ボールは方向を変えて、ゴールラインを割りました。
…危ない。(髙木和が)足で防いだ。
と思っていたら、判定はゴールキック。
…左ポストだったのかよ!
めちゃくちゃ危なかった…

追加タイムは2分。
前半46分、流通経済大柏は左サイドで9番・森永がためて、右の34番・六本木へ。
シュートは左ポストを直撃。ゴールキックに。
「危ねぇ…」
声が出ました。

こうして、危ない場面もありつつも、前半を終了。

  • 前半終了、2―1。給水タイム明けに、右からのパスに反応した航也のゴールで勝ち越しています。ただ、流通柏は上手い選手が多く、危ない場面も。エスパルスもいいサッカーしてるんだけど、消耗が心配かな。 posted at 11:50:59

そうツイートした後で、付け足しました。

  • 航汰がいいアクセントになってるな、と思ったり。 posted at 11:53:07

航汰はドリブルで上がったかと思うと、左右に散らしたり、前へ正確なパスを送ったりと、その存在感は大きいものでした。

「つえー」
近くから、そんな声が聞こえてきました。
「あれだけ勝っているということは、90分、あのプレスが保つということだよ」
…怖いこと言うなよ。
そう思いつつも、流通経済大柏のプレッシャーの前に、後半も守り切ることができるとは、到底思えませんでした。

 

再び暗くなり、右から左に風を感じました。
エスパルスの選手が出てくると、2人ほど、足のアキレス腱を伸ばし始めました。

流通経済大柏は、2人選手交代。
…えーと、5番と34番がアウトで…
公式記録を見ると、5番・三嶋に代わって22番・石川、34番・六本木に代わって29番・渋谷のようです。

 

後半:
エスパルスのキックオフで後半開始。
左から右に攻めます。
いつものように、「リバイブ」が始まりました。

 

後半2分、浅沼大和から右サイド拓弥へ。
拓弥は右ポスト付近からシュート。これは右CKになりました。

気がつくと、流通経済大柏の応援団の太鼓が大きくなり、声も大きくなっていました。
「ガチ」の応援になっていました。

後半9分、森主(※)が拾うと、右45度くらいからシュート。
これはゴール左に外れました。
「ああ…」
思わず声が出ました。
(※森主とメモにあるのですが、公式記録のシュート本数と合いません。もしかしたら、拓弥だったのかも…)

 

後半11分、流通経済大柏13番・ジャーメインに入ったボールを奪おうとしましたが取れず、ここから攻められます。
右から左にサイドチェンジされて、左の9番・森永へ。
この左(こちらの右)サイドからの低いクロス、ボールはニアでこぼれると、ゴールの中へ…
「???」
一瞬、なにが起こったのかわからなかったのですが、オウンゴール。2−2。
再び、追いつかれました…

 

後半12分、準弥から浅沼にスルーパス。
ここからフリーでゴール前にクロスを上げると、航也が走り込んで来るのが見えました。
…決まった。
そう思いましたが、ボールは航也の前をすり抜けて行きました…

後半13分、左からボールが入ると、中で拓弥が強いシュートも、GKが反応して、左CKに。
…これも決定的だったのに。
まだ、そんなことを考えていた時でした。

この左CK、ファーに蹴られたボールに合わせることができませんでしたが、エスパルスの選手がハンドをアピール。
すると、レフリーがペナルティスポットを示し、流通経済大柏の選手にイエローカード。

このPKを準弥が決めて、勝ち越し。3−2。

 

後半16分、左サイドの裏を取られます。
中の人数も足りず、準弥が出るかどうか難しいところ。
そうしているうちに、強烈なシュートを打たれましたが、これは髙木和がキャッチ。

この頃に、
「柏のプレス速い。」
と、メモに走り書きしています。
流通経済大柏は、再びリードを奪われて、また一段ギアが上がったように見えました。

そんな後半18分、ジャーメインにドリブルで持ち込むと、そのこぼれ球を流通経済大柏の選手がシュート。これが決まって、3−3。
得点したのが誰かわからなかったけど、流通経済大柏側のチャントを聞いて、青木とわかりました。

 

後半20分を過ぎる頃。
「間隔が開いて来たねえ…」
年配の女性の声が聞こえてきました。
「疲れて来たかな」
この言葉には、一言一句同意でした。
このままでは、流通経済大柏にゴールを奪われるのも時間の問題のように思えました。

そんな後半23分、エスパルスは最初の選手交代。
岡田匠馬に代わって、18番・望月大(ひろ)。
「ヒロ」コールが起きましたが、すぐに給水タイムに入りました。

  • 給水タイム。3―3。激戦になってる。流通柏に苦しくなってきてるけど、交代で流れを変えられるか? posted at 12:28:09

給水タイム明け、エスパルスはもう一人選手交代。
「20」のボードが見えましたが、入った選手はスタンドから反対側の右サイド。
視力がよくない自分には、詳細はわからなかった…
公式記録を見ると、20番・拓磨から3番・菊池涼のようです。

そうそう、望月大は左サイドに入りました。

 

後半28分、航汰がスルーパス。
流通経済大柏の選手の間、狭い所を通し、中に走り込んだ選手が受けます。
「行け!」
思わず叫びましたが、これはオフサイドでした。
それでも。
「すげーパスだ」
そんな声が聞こえてきました。

後半31分、航汰が中央でドリブルすると、右サイドの拓弥へスルーパス。
この拓弥のクロスを、中でヘディングシュート。これが決まりました。
「よーしっ!」
流れるようなゴールに、思わず叫びました。4−3。
航也コールが起きました。

 

後半32分、エスパルスが再び速攻。航也から左へ。
そこからファーにクロス…も、合わせられません。
「ああ…」
ため息のような声が出ました。

後半33分、航也がしゃがみこみました。
…さすがに疲れたのかな。
そんな時、エスパルスは3人目の交代。
…航也か?
一瞬、そう思いましたが、浅沼から7番・大木凌多。
凌多は右サイドに入り、拓弥が中に回りました。
俊足の凌多が、ここで入るということは、その意図は明白。

後半34分、流通経済大柏は3人目の選手交代。
6番・西槙から30番・星野に交代。
「でかいな…」
そんな声が起こりました。
こちらの交代の意図も明白…
実際、流通経済大柏は次第に前がかりになり、パワープレイの傾向が強くなりました。

 

後半35分、ロングキックに18番・望月大(かな?)
速いクロスで、左CKを獲得。

この左CK、中でヘディングシュート。
一瞬、決まったと思いましたが、GKが上に弾きます。
…惜しい。
そう思った直後、このボールを、エスパルスの選手がヘッドで押し込みました。5−3。
押し込んだのが誰かわからなかったのですが、公式記録を見ると、森主ですね。

 

後半37分、スルーパスに航也が倒れます。
すると、笛が吹かれました。
…え!?今のでファウルを取ってくれるの?ラッキー。
そう思っていると、レフリーが出したイエローカードは、航也に向けて。
航也のシミュレーションが取られました。

 

また、日が出て、暑くなってきました。

後半41分、ボールを奪われると、こちらの右サイドからクロスを上げられます。
至近距離でヘディングシュートされましたが、これも髙木和がキャッチ。
これも決定的だった…。

後半43分には、こちらの左サイド、まだ距離のある所でFKを与えます。
しかし、これも髙木和がキャッチ。
「これで勝ったな」
そんな声も聞こえてきました。

その直後、ロングキックをエスパルスの選手がチェイス。
たしか、GKに戻したボールだったと思う。
それをGKがクリアしようとして、「空振り」。
左CKを獲得しました。
…ここは、ショートコーナーでいいな。
ショートコーナーからの時間稼ぎを考える、薄汚い大人。

しかし、このCK、普通に中に蹴って、クリアされました。
やっぱり、ユースはこうでなくちゃ(←お前が言うな)。

 

追加タイム、9番・鈴木聖矢(せいや)が入りました。アウトは航也だったようです(よく見えなかった)。

久しぶりに聞く「駒込」が流れる中、さらにエスパルスは選手交代。
10番・拓弥から13番・久保匠吾。

そして、このまま試合終了、5−3。

 

相手サポへの挨拶も終わったところで、久しぶりの勝ちロコ。
まず森主、続いて拓磨が飛び出しました。
とくに拓磨はシャツを脱ぐと、腰を動かす踊りで、観客を笑わせました。
意外と曲に合ってた…

 

そんなこんなで。

  • 5―3。勝った!ユースらしいというか。すごい試合だった。 posted at 12:59:38

細かい分析をすると、流通経済大柏のプレスを、航汰を中心にうまくかわして散らしただとか、セットプレイなどで常に先手を取っていたとかあるのでしょうが、それは置きます。

思い返すと、最初に見たユースの試合が4−5で、その後も、およそサッカーの試合とは思えないスコアが何試合もありました。
選手の入れ替わりが多いユースで、何年もこういう試合が続くのはどういうわけだろう?

ともあれ、エスパルスユースのサッカーをやって、そして勝つことができた。
そのことが単純に嬉しかった。

 

それにしても、流通経済大柏の強さは想像以上でした。

  • 流通柏はメチャクチャ強かった。前に出てきたところで、うまく得点できたかな。あと、高木和が当たってたのが大きかった。 posted at 13:06:11

まあ、3失点でGKが「当たってた」というのもおかしな話ですが、それだけ流通経済大柏の攻撃が凄かったということで。

 

こうして、J-STEPを後にすると、まだ遅れていた電車、人で混み合う電車を乗り継いで帰りました。
長旅になったけど、勝ったおかげで全く気になら…

 

いや、やっぱり、疲れたな…

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