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決壊。(5/4 法政ー明治2回戦)

またまたご無沙汰しています。
なかなか時間が取れなくて、3週間も経ってしまいましたが書いていきます。
まあ、当ブログでは普通
いや、自分でもこんなにかかるとは思わなかった…

 

「○○ファンに絡まれそうになってね」
球場で合流するなり、友人にそう言われました。

この日は「オレンジデー」。
スクールカラーであるオレンジ色を着ての応援が推奨されていて…ぶっちゃけると、応援団からプレゼントがもらえます。
欲に目が眩んでそれに従った友人が、ナイターのために行列していたプロ野球のファンに絡まれそうになったようで。

かくいう自分も、初めてオレンジ色を着用。
もっとも、レインジャケットを流用したもので、五月晴れのこの日には暑苦しいものでした。
プロ野球やサッカーのユニフォームでなら、いくつも「オレンジ」を持っているんだけどなあ。


法政 3−5 明治

(以下、長文です)

この日は第4週。
開幕週、早稲田に連敗した法政ですが、その後の立教戦に連勝。

前日の明治1回戦にもサヨナラ勝ちして、この日勝って勝ち点を上げれば、優勝戦線に踏みとどまることができます。

そんな法政は、スタメンを前日から入れ替えていました。
田中ー岡崎ー佐藤竜ー伊東諒介ー畔上(あぜがみ)ー金子ー安慶名(あげな)ー安本。
「2番に岡崎が入ってるなあ」
私の中では、代走のイメージが強い岡崎。
すると、言われました。
「昨日の走塁が認められたんだろう」
この岡崎は前日の9回裏、畔上の2塁打で1塁から一気にホームイン。
チームをサヨナラ勝ちに導いています。
それに関連して。
「お、畔上が5番に上がっているな」
前日、畔上は7番でした。
この辺りはわかりやすい…

法政の先発は玉熊。
玉熊は2年生ですが、昨秋2回見ていて(これこれ)、ちょっと思い入れがある投手。


明治の先発は左腕の上原。
もう何度も見ていて、好投手だということは嫌と言うほど知っています。
それだけに、厳しい試合が予想されました。

 

1回表:
「こんなものを用意した!」
と言って応援団の方が取り出したのは、牛乳パック。
よく見えなかったけど、おそらく明治牛乳なのだろう。
そしてイッキ飲み。
「飲み干した!」
その言葉とは裏腹に、学ランはこぼした牛乳だらけ。
笑いが起こりました。

 
そんな中(?)、始まった法政の攻撃。
1アウトから2番・岡崎は、ピッチャーとファーストの間へボテボテのゴロ。
「行け!」
しかし、俊足の岡崎でも間一髪アウト。
3番・佐藤竜も三振。
結局、3人で攻撃を終わりました。

それにしても。
「なんで左バッターばかりなんだよ」
そんな声が、あちこちから聞こえてきました。
…先発投手を読み間違えたのかな?
とも思いましたが、あとでスポ法に掲載された監督のコメントを読むと、上原先発を読み切っていた上で、あえて左打者を並べていたようで…

2回表:
ゆったりとワインドアップしてから投げる上原。
そこから投じられる球は緩急があるようで、打者は打ちにくそうでした。

それでも、1アウトから畔上が粘ります。
それで、上原も力が入ったのか。
「148km!? 左(投手)で148kmて…」
どよめく声が聞こえてきました。
その直後。
畔上が捉えた打球はセンターに伸びました。
「お!」
しかし、これはセンターが下がっていって好捕。

金子もセカンドゴロで、この回も3人で攻撃を終わりました。

 

3回表:
「なんだ、あれは!?」
口に出して言ってしまいました。
1塁側、明治の応援席に、着ぐるみの「めいじろう」が現れたから。
その直後。
快音にグラウンドを見ると、安慶名がピッチャー返しで、チーム初ヒット。そして、最初のランナー。
めいじろうに気を取られて、よく見てなかったけどな

安本がバントで送り1死2塁で、ピッチャーの玉熊。
…玉熊は、ホームランを打ったこともあるし。(4月20日、対立教2回戦にて)
そんなポジティブシンキングをしましたが、玉熊は三振。

それでも1番・田中がレフト線に鋭く打ち返す2塁打で、2塁走者がホームイン。1-0。
前列の女性とハイタッチを数回交わすと、そのままスクラム校歌。

喜びを爆発させましたが、なおも2死2塁で追加点が欲しいところ。
しかし、続く岡崎はピッチャーゴロ。
1点で攻撃を終わりました。

 

3回裏:
先頭・上原がヒット。

ふと気がつくと、めいじろうがリーダー台に上がっています。
短い手(?)をバタバタさせて指揮を執るめいじろう。
「あれで指揮が出来るのかなあ?」
そう言うと友人が吹き出しました。

1アウトから、2番・高山。
強いゴロがセカンド正面へ。
…ダブルプレイだ!
そう思った次の瞬間、目を疑いました。
岡崎が後逸して、ボールは右中間へ…

…ダブルプレイを焦ったな。
そんなことを思っていると、監督が出てきて、守備の交代を告げました。
岡崎に代わって皆川。
「懲罰交代だ」
あちこちから、ささやく声が聞こえてきました。

…なんのために起用したんだよ。
ふいに、そんな想いが込み上げてきました。
「腹をくくって欲しかったなあ。これはないだろう」
その言葉に頷きつつも、友人は付け加えました。
「まあ、あのエラー自体、『ない』ものだったけどな」
これには苦笑い。

さて、1死1・3塁のピンチ。
玉熊は、3番・眞榮平をショートフライに打ち取り、2アウト。
4番・糸原の鋭いライナーを、佐藤が左に飛びこんでキャッチ。
「おお!」
と叫んで立ち上がりましたが、ボールがこぼれているのが見えました。
…やべっ!
そう思いましたが、2塁のカバーに入った皆川にトスして、チェンジ。
すると言われました。
「いやぁ~、セカンドもよくカバーに入ったな」
…ん?
それはセカンドの交代が正解だったということか?

 

4回裏:
先頭、植田を四球で出すと、6番・菅野が叩き付けた打球はファーストの頭を越して、ライト前ヒット。
…定位置ならファーストゴロだったのに(たぶん、きっと)
そんなことを思っても、どうしようもありません。
無死1・3塁のピンチ。

…前進守備…いや、ショートは併殺狙いか。
と守備位置を確認した直後、7番・海部の打球はセカンド・皆川の右、広く空いた1・2塁間を抜けて行きました。
1−1。これで同点。

8番・坂本はバントで送って、1死2・3塁。
上原はピッチャーゴロ。
ホームに向かった3塁走者を挟み、最後は2塁走者がタッチアウト。
この間に、上原は2塁へ進み、2死2・3塁。

1番・福田の打球はセンター前に抜け、3塁走者がホームイン。1-2。
この時、カットした選手がボールをこぼし、キャッチャーが拾いに出ました。
…あ、ホームがガラ空きだ。
すかさず上原がホームに突入しましたが、安本からホームのカバーに入った選手へボールが送られ、間一髪タッチアウト。
なんとか1点でしのぎました。

 

5回表:
金子、安慶名と倒れて2アウト。
しかし、ここから8番・安本が粘って四球。
続くはピッチャーの玉熊。
…玉熊は、ホームランを…(以下同文)
玉熊はサードゴロ…と思いきや、サードが弾いたボールは真後ろに。
サードがボールを見失っている間に、オールセーフ。2死1・2塁。

明治のミスは続きました。
上原がワイルドピッチで(公式記録を見落としたので、推測ですが)、走者がそれぞれ進塁。2死2・3塁。
「!?」
1番・田中の打球は右中間を破りました。
2人がホームインし、田中は3塁へ。
3−2。逆転。
今度は、周りの数人とハイタッチを交わし、スクラム校歌。
終わると、そのままチャンスパターン。
「もう1点取りたいなあ」
と友人が言ったように、3塁走者を還して、突き放したいところ。

しかし、皆川は三振。2点で攻撃を終わりました。

 

5回裏:
先頭、2番・高山がヒットで出塁。
「毎回、先頭打者を出すなあ…」
つい、ぼやいてしまいました(正確には3イニング連続)。

眞榮平がバントで送って1死2塁となったところで、投手交代。
玉熊に代わって
「あれは、鈴木…」
「貴也(たかや)だ!」
そう言い合いました。

ベンチに下がる玉熊に拍手が起こり、
「いいぞ、玉熊」
自分も、そう声をかけました。
さて、貴也。
「まあ、試合開始前から、玉熊と一緒に肩を作っていたし」
「『第二先発』のようなものだな」
そんなことを言い合いましたが、それが当たったのかどうか。

4番・糸原は初球を打ち上げてセカンドフライ。
四球で植田を出しましたが、菅野を三振に打ち取りました。

 

6回表:
先頭・佐藤竜がライト右への2塁打。

…流れは、こちらに来てる!
そんな風に思いましたが、諒介はライトフライ。
それほど深いようには見えなかったけど、佐藤竜はタッチアップして3塁へ。

ここで、第1打席でいい当たりをした5番・畔上。
さすがに上原も投げにくそうで、四球。これで1死1・3塁。

しかし、このチャンスに6番・金子はサードファウルフライ。

安慶名もセカンドゴロで、無得点。
試合後、
「あの回の攻撃がポイントだったなあ…」
と言い合うことになります。

 

6回裏:
先頭、7番・海部はピッチャー返し。
貴也が前に落とすと、冷静に1塁に投げてアウト。
見ると、グラブはマウンドに落ちたまま。
「素手だよ…」
そんな囁くような声が聞こえてきました。
「ま、まあ、左手だから…」
と、あえてそう言うと、
「それでもバランスを崩すことがあるから」
と冷静な反応。いや、そりゃ、そうだけどさ…

これが影響したのか、8番・坂本には四球。
上原の代打・上西はセカンドフライに打ち取りましたが、1番・福田にはデッドボールで、2死1・2塁。

2番・高山はレフト前にヒットを打たれ、2塁走者がホームイン。
3−3。同点に追いつかれました。
「…」

それでも、眞榮平はセカンドファウルフライ。同点で止めました。

 

7回表:
上原に代打が出たため、明治はピッチャーが替わりました。
「柳か。これもいいピッチャーなんだよな…」
とは友人。
まったく、明治は次から次へと良い投手が…

この回の攻撃は、8番・安本が見逃し三振に倒れると、投手の貴也がそのまま打席に向かいます。
「なんで代打を出さないんだよ」
どこかから聞こえてきた声に、
「いや、ピッチャーがいないって」
そんなことを言い合います。
残念ながら、貴也も見逃し三振。

そして、1番・田中も空振り三振に倒れると、
「三者連続三振かよ!」
今度は、そんな声が聞こえてきました。

 

7回裏:
ということで、この回のマウンドに上がったのも、貴也。

先頭、4番・糸原はショートへの内野安打。
すると、ここで神長監督が出て来て、投手交代。
「え?ここで??」
なにせ、表の攻撃で代打を送らなかったばかり。
…投手がいたのか?いたのなら、なぜ代打を送らなかったんだ??
そんな疑問の中、マウンドに上がったのは、左腕の藤森。
「誰だ??」
と友人が週刊ベースボール「大学野球」を広げると、教えてくれたのは周りの人たち。
「1年生の」
「西武台千葉出身で」
「皆川の後輩で」
…なんだ、この空間は。
ちょっとビビったのは内緒。

期待と不安の入り混じった気持ちの中(なにせ1年生)、植田はバントで送って、1死2塁。
そして、打順は6番・菅野。
「せーの、入った」
コールをした瞬間、菅野が捉えました。

ボールは見上げるライトの上を越えて、スタンドイン。
「スタンドに入っちゃったよ〜」
あちこちからそんな声、悲鳴のような声が起きました。3−5。

それでも後続は、いい当たりをされたり、ヒットを打たれたりしながらも、なんとか0点で抑えました。

 

9回表:
日は傾き風もあって、涼しくなってきました。
ナイターの時間が迫り、スタンドの一角にはプロ野球のファンも入ってきました。
それを見て、応援団の方が言うには、
「○○(プロの球団名)の力も借りて逆転しよう」
…はあ?何言ってんだ?
本来なら「そうだ!」と応えるところですが、反発の方が先に来ました。
…自分たちの応援だけで逆転してみせる。
そんなことを思っていると、言われました。
「我々がオレンジを基調にしている限り応援しないよ、彼らは」
試合前に絡まれそうになっただけに、いやに説得力がある…

なにはともあれ、最終回。
応援歌「若き日の誇り」を繰り返します。
しかし。
畔上はセカンドゴロ。
金子の代打、伊藤晃は三振。
主将の安慶名にも代打・齊藤秀を送りますが、レフトフライで試合終了。3−5。

 

試合終了後、選手が応援席にあいさつをすると、いつものように拍手が起こりました。
残念なことに、監督への野次も混じっていた…

ふと、
…采配が完璧だったら、勝てていたのだろうか?
そんな疑問に取りつかれました。

 

試合後、いろんな話をしました。
先にも書いたとおり、6回表の攻撃の話が多かったものの、話題は野球部全般に渡りました。
それだけ、この敗戦、力の差を見せつけられたような負け方にショックを受けていたのだと思う。

もっとも、この時はまだ漠とした不安でした。
しかし、ここから悪夢のような展開となります。
翌日に行われた、明治3回戦に敗れ勝ち点を落とすと、次の慶應戦には連敗。
その結果、完全に優勝が断たれただけでなく、4位以下も確定。
とにかく、残りの試合(と新人戦)を全力で戦い、秋の建て直しに期待したいです。

明けない夜は無い…よね?

 

さて、気を取り直して、久しぶりに「もらい物」です。

まずはこちら。

Photo

応援団団報(左)と、オレンジデーで頂いた、「えこぴょん」のエコバッグ(右)。おっさんの自分が持つには、あまりにも可愛らしすぎる。

Photo_2

続いて、いつもありがとうございますの、日刊スポーツ様。
それから、今年初観戦ということで「応援ガイドブック」。

右は、試合前にうっかりもらってしまった明大スポーツ。

…待てよ、これをもらったのがいけなかったかなあ?

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