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終わらない歌。(11/22 名古屋グランパス)

「!?」
スタジアムに着くと、息を呑みました。
メインスタンドのホーム側はほぼ一杯。
出発が遅れたとはいえ、
…比較的空いてそうな所を狙ったのにぃ。
それでも、なんとかスタンド上の方に席を確保。

連休、1週空いたこと、前節での劇的な逆転勝ち…
いろいろと混む要素が重なっていましたが、やっぱり、「残留争い」が大きいようでした。

かくいう自分もその一人。
…今日勝って、抜け出す!
そんな気持ちでやってきました。

エスパルス 2−2 名古屋グランパス

(以下、長文です)

Dsc_0082

  • アイスタ到着してます。 途中、帆船の帆が見えて、テンション上がったっす。(運転してたので、写真は撮れなかった)
    posted at 15:51:55

清水港には帆船・海王丸が入港していて、道路からも、その白い帆を目にすることができました。
スタンドからは、帆船とはいきませんが、きれいな富士山。

Dsc_0083

さて、「パルチャンネル」が終わるとサポーター有志が応援を呼びかけ、歌詞カードを配り始めました。
…!?
女性から受け取ったカードを見て、目が釘付けになりました。
歌詞カードはカラープリントされていて、しかも、選手のかわいいイラスト入り(一番下の写真を参照)。

雲はほとんどなく、どこまでも青い空。
やがて、そこに白い飛行機雲が一筋。
その一つ一つが貴く思えました。
…なんて美しいんだ。

 

もっとも、感傷に浸っている暇はありません。
なにせ、前節の逆転勝ちで降格圏から抜けたとはいえ、16位・大宮とはわずかに勝ち点差2。
まだまだどうなるかわかりません。

ということで、選手のチャントを歌いました。
…あ、櫛引のチャントは何だっけ?
早速、歌詞カードを広げます。
そして、吹き出しました。
「選手のチャントは載ってない!」
選手のイラスト入りなのに…。

 

気を取り直して(?)、スタメンです。
GK・櫛引(くしびき)、CBに平岡とヤコヴィッチ(ヤコ)。右SBに河井、左SBに吉田豊。
MFは本田拓也、六平(むさか)、竹内。
右MFに大前元紀、左MFに高木俊幸。1トップにノヴァコヴィッチ(ノヴァ)。
つまり、前節の川崎戦と同じメンバーでした。

風は無風。
17時キックオフで、少し冷え込んだようでしたが、全く感じませんでした。
最初は坂を登った暑さで、試合が始まってからは、その熱さで。

 

前半:
エスパルスのキックオフで、試合開始。
前半は、ホーム側からアウェイ側に攻めます。

試合開始直後から、高い位置で何度もカットしてチャンスを作ります。
もっとも、
「そこからのつなぎが…」
そう言われたとおり、チャンスをものにすることはできません。

そんな前半10分頃、決定的なチャンス。
グランパスのクリアが左サイド、吉田豊(かな?)の正面。
そこからゴール前にパスを送ると、六平が詰めて行きましたが、飛び出したGKに防がれてゴールキックに…。
思わず地団駄を踏みました。文字どおりの意味で。

 

前半12分頃、タクのスルーパスを受けた俊幸が左クロス。
そのクリアから立て続けにCKのチャンスを得ましたが、決めることはできません。
すると、元紀と俊幸が左右、ポジションをチェンジ。
まあ、この入れ替えはしょっちゅうやっていますが…

前半17分頃、グランパスのFKから速攻。
タクのスルーパスを受けた元紀が裏へ抜けようとしたところで倒されて、今度は、こちらが左サイドでFKを獲得。
そして、グランパス15番・本多に警告。

このFK、元紀が蹴りましたが、GKにキャッチされました。

 

前半21分、グランパスの選手が右から左(こちらの左から右)に走って裏を狙うと、そこにロングパス。
…オフサイドかな。
一瞬そう思いましたが、旗が上がりません。
…ヤバい!
そう思う間もなく、飛び出した櫛引の頭を越えるループシュートが、ゴールに吸い込まれていきました。0−1。

「オフサイドだろ!」
周りからそんな声が飛びましたが、自分はそこまで確信が持てません。
ただ、
…ずっと押していたのに。
そんな思いを抑え込みます。
この試合は、そんなことを言ってる場合じゃない。

 

そして、思いのほか早く、「その時」は訪れました。
前半29分、バックパスを受けた楢崎のキックが、竹内の正面。
左サイド高い位置で受けた竹内は、すかさず中のノヴァへスルーパス。
これを受けたノヴァが、冷静にゴール右隅に流し込みました。1−1。

「うおお!」
ボールがゴールに入るより早く飛んだ。そして叫んだ。
まあ、自分だけでなく、周り人も総立ちで叫んでいた…

冷静さを取り戻してから見ると、元紀が右、俊幸が左と、元のポジションに戻っていました。
…追いついて、仕切り直しということかな?

 

前半41分頃、グランパスのロングキックがトップの選手に入ると、対応したヤコがファウル。そして、警告…。
「イエローか…」
これが後々、効いてくることになります。

前半44分、グランパスのFKを櫛引がキャッチ。
ここから櫛引が右サイドへ、素早くキック。
これを元紀が裏で受けると、すぐに中央へクロス。
フリーで走りこんできた俊幸が触ってゴール左へ流しましたが、わずかに外…
「あああ…」
ため息とも叫びともつかない声が出ました。

グランパスの選手のオーバーヘッドキックが外れたところで、前半を終わりました。

  • 前半終了、1-1。 あんな形で失点したけど、追いついた。叫んださ。
    でも、ここからが勝負。勝とう!
    posted at 17:53:38

…声が枯れてる。
キックオフ直後、いや、試合前から声援を送っていたのですが、なにせ残留がかかった大事な試合。
いつも以上にアドレナリンが出て、喉を酷使してしまったようでした。

そんな時、アストロビジョンに他会場の経過が表示されました。
…同点か。
大宮の途中経過を見た瞬間、急に胃が締め付けられるような気がしました。
…なんとしても勝たなければ。

まもなく、エスパルスの選手達が出てきました。

 

後半:
グランパスのキックオフで後半開始。
エスパルスはアウェイ側からホーム側へ攻めます。
相変わらず無風でしたが、
「(エスパルスの声援の大きい)ホーム側に攻めるのは大きいな」
そんなことを言い合います。

 

後半2分、早速、エスパルスがチャンス。
ペナルティーエリアすぐ外、やや左の位置で、FKを獲得。
これをノヴァが蹴りましたが、ゴールのわずかに上…

後半3分、左サイド自陣の深い所で、吉田豊がボールを奪います。
「あ、つなぐんだ…」
クリアしないでパスをつないでいきましたが、そこにグランパスがプレス。
ここで死角に入ってしまい、よく見えませんでしたが、名古屋の右CKに。

その2回目。
「!?」
中央の選手がフリーになってしまい、そのヘディングシュートが決まりました。1−2。

私のメモはここで、
「右こーなーれっど」
という謎の言葉で終わっています(単なる入力ミスです)。
ここからは完全に応援モードに入ってしまい、メモを取ることすら忘れていました。

 

そして、試合はここから予想外の展開を見せました。

後半10分過ぎ、グランパス・本多が2枚目のイエローカードで退場。
10人になって、引いて守りを固めるグランパス。
それに対し、クリアを拾ってはボールを入れてということを繰り返すエスパルス。
何度も跳ね返されて、その最終ラインはまるで「壁」のよう。
…ん?2年前のセレッソ大阪戦もこんな感じだったな…

そんなことを思い始めた時、速攻を受けました。
グランパスの左からのクロス、ファーで1人飛び込みましたが、その前で櫛引がキャッチ。

すぐさまスロー(だったかな?)で試合再開。
すると、グランパス側からブーイング。
…ん? もしかして、(グランパスの選手が)ケガでもしたのかな?
そう思いましたが、主審は試合を止める気配がありません。

騒然とした雰囲気の中、左からのクロスをノヴァがヘッド。
これがGKの手の先を抜けていきました。
湧き上がる歓声。
「あ、入ったのか…」
また外れたものと思ってた…。2-2。(後半15分)

 

残り時間は、まだ30分。
…一気に逆転して、勝ち点3がほしい。
皆、同じ思いなのか、ここから一段と声援が大きくなりました。

数的優位を生かし、両サイドを使って攻めるエスパルス。
何回もCKのチャンスを得て、その度に「ゴール」コールを繰り返します。

もっとも、ブロックを固め、それでいて中盤からもプレッシャーをかけてくるグランパスの守備に、少しずつ苦しめられるようになりました。
ある時は、こぼれを拾われてロングキック。
グランパスの選手とヤコがいましたが、ヤコがバランスを崩して振り切られ、GKと1対1。
…!!
息を詰めて見守っていると、シュートは櫛引とDFに当たり、なんとか逃れました。
…まだツキはある!
そんなことを思いました。(後半21分)

元紀のFKもキャッチされ(後半28分)、その後のチャンスも逃しました。
何回「ゴール」コールをしただろう?
試合が始まった頃には遠慮がちだった声援も、この頃にはスタンド全体での大声援に変わっていました。
もっとも、自分に限って言えば、どのくらい応援できていたかわかりません。
というのも、声が枯れていただけでなく、試合に呑み込まれてチャントのリズムも外れがちで…

その声援がさらに大きくなりました。
エスパルス2人目の選手交代で、竹内に代わって村田がイン(後半38分)。
まあ、前節の川崎戦で決勝ゴールを決めているのだから、当然ですね。

この村田がいきなり右サイドでドリブルを仕掛け、右CKを獲得したりしましたが、得点できません。

 

残り時間が気になり始めた頃、裏に抜けようとした選手をヤコが引っ張ってファウル。
…それは取るんだよ。
そう思ったところで、ハッとしました。
「ヤコは1枚もらっていなかった?」
次の瞬間、主審がレッドカードを出しました。
「…」
こうしてヤコは退場し、10人対10人…。
とはいえ。
…30分間も1人少なかったチームよりは、まだ優位なはずだ。
そう思い直します。

追加タイム、左サイドでFKを獲得。
距離のあるところでしたが、ありったけの「ゴール」コール。
しかし、クリアされてスローインになったところで、プレイが止まりました。
グランパスの選手がボールを持ったまま。
…え?え?
どうも試合は終わったようでした。2−2。

 

「オーオー、清水 共に行こう~」
いつしか「リバイブ」が始まっていて、繰り返し歌い続けました。
選手があいさつに回り、そしてロッカーに引き上げるまで。ずっと。

  • 引き分け。。  もう、いろいろありすぎて。。喉が痛い…
    posted at 19:04:22

 

人の波にもまれながら坂道を下りました。
「アウェイで柏とやって、好調の甲府と当たることになるのか…」
大宮が負け、勝ち点差は3に広がっていましたが、日程的にはキツいように感じられました。
すると言われました。
「それだけではなく、水曜日に天皇杯もあるよ」
反射的に応えました。
「もう、天皇杯は捨てるしか…いや、入れ替えるしかないだろう…」
※実際、天皇杯は若手で臨みました。それでも、ベストメンバーのガンバに対して0−2から追いつくなど、予想以上の善戦をすることになります。

 

帰りの車中は、疲れもあって雰囲気は重めでした。
そんな中、ラジオから聞き覚えのある曲が流れてきました。
「『ロッキー』だ!」
映画「ロッキー」のテーマ曲に、一発でテンションが上がりました。
「こういう時こそ、『ロッキー』だよ」
そんなことを言い合いました。

…「ロッキー」って、すごいな。

 

最後に、この週末のことを書かなければなりません。
モタモタ
これを書いていた11月29日、第33節が行われました。
エスパルスは柏に1−3と大敗したものの、大宮も後半追加タイムに失点して敗北。
残留の行方は、最終節に持ち越されることになりました。

今度こそ。

 

さて、今回のもらい物です。

Dsc_0085

人権啓発のコースター等。

 

そして、「例の」歌詞カード。

Dsc_0087

本当にかわいらしい。
素晴らしいものを、ありがとうございました。

Twitter上で時々、お見かけするイラストなのは内緒。

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