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嵐の海へ。(2/22 SDTカップ ヴァンフォーレ甲府@愛鷹)

キックオフが迫り、スタジアムに「RAIJIN」が流れました。
…PSMなのに本格的だな。
そう思っていると、キャプテンの本田拓也を先頭に、選手が入場してきました。
「!」
その刹那、ドキンと心臓の鼓動を感じました。
選手が着用していたのは、黄色…「みかん」色のユニ。
つまり、クラブ創設当初の配色。
それで、身体が条件反射したようでした。
「あの色には反応するよね」

まるで、パブロフの犬だ。

 

遅くなりましたが、SDTカップの様子を書いていきます。
…開幕に、間に合わなかった…

エスパルス 1−0 ヴァンフォーレ甲府

(以下、長文です。また、時間はおおよそのものです)

試合前の練習はサテライトと同じ、左右に選手が怪しく(?)動くもの。
メモを整理しながら、それを「ながら見」していた時に言われました。
「長沢駿にがんばってもらいたいな…」
これには完全に同意なのですが、駿はまだベストの状態とは思えません。
そもそも、開幕前に無理はさせられません。
「(北川)航也と半々かな…」
少し前に行われたニューイヤーカップで得点し、復調の気配が見える航也にも期待していて…

 

さて、そのエスパルスの先発メンバーは次のとおりです。
GKは櫛引。
CBはヤコヴィッチと平岡。右SBに三浦弦太、左SBに犬飼。
ボランチにはタクと八反田(はったんだ:ハチ)。
トップ下に大前元紀、右MFに村田、左MFに竹内。
1トップには長沢駿。

鹿児島でのニューイヤーカップに苦戦したエスパルス。
この日は「4CB」とも言われた、守備を重視したシステムでした。

 

前半:
前半、エスパルスはホーム側からアウェイ側に攻めます。

前半3分、甲府の11番・アドリアーノに、こちらの右サイド裏を取られます。
これにヤコが対応して遅らせ、別の1人がカット。
なんとか最初のピンチをしのぎました。

前半4分、右スローインから村田のクロスが甲府の選手に当たって、右CKを獲得。
このCKのクリアをファーで拾い、トラップしてからシュート…も、ふかしてしまいました。
…竹内かな?
なにせ、反対側(アウェイ、バックスタンド側)で遠くて。

前半7分、エスパルスの選手がこぼれを拾うと、右の村田へ。
シュートはGKがパンチング。
これをタクが拾ってつなぐと、村田が浮かせたパス。
しかし、ファーで(元紀かな?)合わせることができなかった…

 

前半12分、元紀から右の村田へパス。
村田が右サイドをドリブルで突破すると、速いクロス。
これを中央に上がって来た駿がヘッド。見事に決めました。1−0。
立ち上がって腕を突き上げました。
「さすが、村田」
そう言われる中、駿コールと村田コールが起こりました。
それにしても、駿。
ここまでは、駿は前を向こうとしてカットされたりして、周りと合っているようには見えなかったのに…

 

気がつくと、風はアウェイ側からホーム側に吹いていました。つまり、逆風。
それでも、エスパルスが支配する時間が続きます。
「いい流れのうちに追加点を取りたいな…」
オリジナリティのないセリフそんなことを言われました。

前半19分にも、村田が右サイドを突破してチャンスを作りますが、得点できません。

前半23分には、右サイドで元紀と村田が短くパス交換、村田が抜け出して右CKを獲得。
しかし、このCK、甲府にカットされてカウンター。
こちらの左サイド裏、ゴールライン際からクロスを上げられましたが、戻ったタクが足を出してブロック。
向きが変わったところを、GKがキャッチ。
…すごい戻りだ。
そう思わざるを得ません。

前半27分、こちらの右サイドで甲府11番・アドリアーノを倒し、FKを与えます。
距離は30m余りかな? 壁は2人で、キッカーは27番・阿部翔平。
このキックはニアでクリアしました。

前半31分、右から中の駿へクロスが入ります。
こぼれたところを、ファーサイドから、ゴール左へループシュート。
しかし、これはGKがキャッチ。
公式を見ると、ループシュートは竹内のようです。
なにせ、反対側で…(しつこい)。

 

…ん?雨!?
屋根の下にも関わらず、霧雨のような小さい雨粒が風に乗って来て、辺りを濡らすようになりました。
そのせいで、 ここから後半初めくらいまで、メモ帳の紙がふやけてる…

前半34分、中の元紀から右の村田へ。この村田がファーへクロス。
ファーに上がって来た元紀がフリーでしたが、合いません。
「ああ…」
また、ため息のような声が出ました。

この間も雨は降り続け、とうとうボールが転がると、水しぶきが見えるようになりました。

 

前半37分、フリーの駿に、甲府から「プレゼント」ボール。
前を向くと、左の村田へ。
しかし、このチャンスも決めることができません。

前半41分、深い所からのクリアが、今度は甲府の選手に入ります。
ピンチでしたが、GKが戻って、前にこぼしながらもキャッチ。

前半42分、甲府の左クロス、ボールを処理しようと櫛引が出ましたが、甲府11番・アドリアーノが突っ込んで来ます。
…!?
アドリアーノは櫛引の脚に突っ込み、櫛引はキャッチできません。
いや、それどころか。
「危ないって」
このプレイで2人とも傷んで中断。
とくにアドリアーノの手当は長引きましたが、やがて、スタッフから「○」が出ました。

追加タイムは3分。
照明に灯が入る中、先ほどのアドリアーノがドリブル突破する場面もありましたが、このまま前半を終わりました。

  • 前半終了、1―0。 村田のクロスを駿が決めて先制してます。
    posted at 14:53:58
  • (村田を中心にチャンスを作っていて、惜しい場面もいくつかあったんだけどね…)
    posted at 14:55:12

 

後半のキックオフが迫り、エスパルスの選手が出てきました。
「メンバー変更無しだね」
一方の甲府は2人交代。7番・石原から10番・エンリケ、4番・山本英臣から17番・津田琢磨。
「両ベテランが下がったか」
ああ、言われてみれば。

 

後半:
甲府のキックオフで後半開始。
エスパルスはアウェイ側からホーム側に攻めます。

開始直後、甲府15番・伊東が左サイド(こちらの右サイド)をドリブル、切れ込んでシュート。
これは上に外れました。

後半2分、犬飼が甲府10番・エンリケからなんとか奪って、速攻。
最後は元紀が倒されて、やや左の位置でFKを獲得。
このキックが甲府の選手に当たった後、ゴール方向へ。
「お!」
一瞬期待しましたが、ボールはゴール右に外れていきました。

 

後半5分、右サイドへパスが出て、弦太が深い所まで持ち込みます。
「上げろ」
しかし、弦太のクロスは前に蹴り過ぎて、GKがキャッチ。

後半7分、今度は、弦太をスペースへ走らせるパスが出ます。
弦太はゴールライン際、最後はスライディングしましたが届かず、ゴールキックになりました。

こうした弦太の「がんばり」もあったものの、試合は徐々に甲府が支配するようになります。
この頃のメモに、
「プレスが落ちたのか、甲府外国人10番がよいのか。甲府に回されてる」
とあるくらいで…

 

後半13分、「(甲府の)10番いいなあ…」
などと言っていた頃、エスパルスがボールを奪って速攻。
甲府は前がかりになっていたため、人が足りません。
元紀はシュートを放ちましたが、わずかに右に外れました。

そのシュートの余韻がまだ残っている頃。
元紀が、今度は切り返してからシュート。
「おお!」
ファーサイドのゴール右側を狙い、巻いてくるシュートでしたが、わずかに上に外れました。
元紀が作った立て続けのチャンスに、スタンドは大きくどよめきました。

 

後半15分頃、エスパルスは2人選手交代。
犬飼に代わって鎌田、駿に代わって北川航也。
「長沢よかったな〜」
そう言われて応えます。
「これだけできれば安心だ」

すると、直後に甲府も2人選手交代。
15番・伊東に代わって9番・阿部拓馬、22番・渡邉将基に代わって13番・野田。

後半19分、中央やや右の位置で甲府がFKを獲得。
10番・エンリケの謎の動作からキック。
強烈な左足のキックでしたが、ゴール左に外れました。

 

後半20分、竹内が甲府の右サイド裏(こちらの左サイド裏)に抜けて、速いクロス。
航也がスライディングして足を伸ばします。
…ついに来たか!
そう思いましたが、触るのが精一杯。
わずかに角度を変えただけで、ゴール右に大きく外れて行きました。

後半21分、ボールを相手に渡してしまい、ヤコが対応。
…ヤバい!
甲府の選手にシュートを打たれましたが、ゴール左に外れました。

後半26分、(左サイド)甲府11番・アドリアーノが股抜きから右サイドへ。
最後は10番・エンリケがシュートもDFに当たりました。

「こっちでプレイしないもんな」
そんな声が聞こえてきました。
私達が座っていたのは、ホーム側。
つまり、なかなかエスパルスが攻め上がる場面がなくて…

 

後半32分、元紀が倒されたところで、エスパルスは2人選手交代。
元紀に代わって枝村(エダ)。八反田に代わって六平(むさか)。
2人とも、この試合前に行われた練習試合に続いての出場。
「こういうコンディションで、2試合は難しいな…」
つい、口に出ました。

後半35分、甲府の速攻を受けて「あわや」という場面でしたが、ラストパスに反応した10番・エンリケがオフサイド。
このピンチも、なんとか逃れました。

後半36分、航也の落としたボール、村田がシュートもDFに当たりました。

そんな両チームがチャンスを作る展開の後半38分、エスパルスが選手交代。
竹内から澤田。
「速いのを入れて、左を足で崩そうということだな」

それでも、エスパルスが押される展開は変わりません。
右に村田、左に澤田、そして中央には航也。
「カウンターを狙えそうなメンバーだけどね…」
つい、呟くと、
「守備がなあ…」
と、ため息混じりに返されました。

 

後半43分過ぎ、エンリケからボールを奪って、速攻。
村田が甲府の選手を振り切って、大きく前進。
結局、左スローインになったものの、このプレイに、
「村田〜」
とスタンドから大きな歓声が起こりました。

追加タイムは3分。
エスパルス側では「ガニャー」が始まりました。PSMなのに。
間もなく試合終了、1−0。

 

スタンド前に選手が挨拶に来ると、エダが手を上げて応えました。
練習試合でのことを知ってか知らずか、
「エダはどうしちゃったんだ」
「まるで別人じゃないか」
などという声が聞こえてきました。
その一方で、八反田も手を上げていたんだけど、ほとんどの人がスルー。
…あんまりだ。

あ、八反田といえば、試合中、豊富な運動量でボールを拾いまくってました。
どういうわけかメモに名前がなかったので、ここで付記しておきます。(←あんまりだ…)

 

さて、一応カップ戦なので、試合後には表彰式がありました。
その写真を貼っておきます。

カップを受け取る、タク。

Photo

カップを受け取ったタクは、喜びを…

あれ?

Photo_2

戻っちゃった。

「喜ばなくちゃダメだろう、浩太のように…」
※浩太が喜びを爆発させて話はこちら

などと言っていると、周りから促されるようにして、カップを掲げました。

  • 遅くなったけど貼っておこう。 促されてカップを掲げるタクと、喜ぶ人々。(ピンぼけ)
    posted at 19:18:00

「おお〜」
歓声を上げました。この辺は単純です。

 

「課題も出来たな…」
そう言われたのは、バス乗り場へ向かう途中。
これには言葉を返さざるをえません。
「課題は前から山積みだよ」
言った後で付け加えました。
「でも、1歩か2歩、前に進めたかな」

開幕は2週間後に迫っていました。

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