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長い、長い時間。(3/29 横浜DeNAベイスターズ)

…あれ? 声が出ない。
朝、起きた時に異変を感じました。
喉の「傷み」とまではいきませんが、どうも調子がよくありません。
…(前日)久しぶりの応援だったからなあ。
そのダメージは、思っていたよりも大きかったようです。

そのせいで…というわけでもありませんが、ドームへの到着が遅れてしまい、席に着いたのは1回裏。
ジャイアンツの攻撃が始まる頃でした。

 

試合から1ヶ月近く経ってしまいましたが、今回も書いていきます。
一応、全試合書くと決めたので。

いや、ずっと残業続きで仕方なかっ(以下、省略)

ジャイアンツ 11−3 ベイスターズ

(以下、長文です)

前日、ベイスターズに大敗したジャイアンツ。
しかし、スタメンは前日とほぼ同じ。

坂本—井端—長野—阿部慎之助—村田—高橋由伸—亀井—相川。

と、入れ替えたのはキャッチャーの相川だけ。
ちょっと意外でした。

ジャイアンツの先発は高木勇人。
開幕3戦目にして、早くもルーキーの先発です。

 

1回裏:
「三嶋か…」
マウンドの投手を見て呟きました。
ベイスターズの先発・三嶋は法政大学の出身で、後に書くように、いろいろ思い入れのある投手。
それで、この時も感傷的な気分になりました。

しかし、そうも言ってられません。
ジャイアンツの攻撃が始まると、喉の痛みを無視して大声援を送りました。
いつものように。

 

1番・坂本はうまくライト前に運ぶ弾き返すヒット。
すると、井端はバントの構え。
ボール1からの2球目、井端はバットを引きます。
それを見てサードが止まりましたが、井端が叩きつけた打球は広い三遊間を抜けていきました。無死1・2塁。
友人が感嘆したように言いました。
「あれが技だね。」
…まったくだ。

続く長野は四球で、いきなり無死満塁のチャンス。
4番・慎之助がレフトへ打ち上げると、タッチアップから坂本がホームイン。
1―0。
それを確認してからゆっくりタオルを取り、「ビバ」を歌いました。

 

そして、開幕以来、ノーヒットの村田。
三嶋の暴投があって1死2・3塁とすると、もちろん、ベイスターズの内野は前進守備。
…これならヒットが出るかも。
そんなことを考えていた時、村田の打球が前進守備のセカンド左を襲い、グラブを弾きます。
「お!」
…内野安打だ。
そう思いましたが、セカンドはボールを拾い直すと、1塁に送ってアウト。
初ヒットはまたもお預けでした。
それでも、この間に井端がホームイン。2―0。

由伸は(フェンス際までいったものの)ライトフライに倒れ、2点で攻撃を終了。

攻撃を終わると、守備につく選手にコールを送ります。
まずは「慎之助」コール。
そのコールに慎之助が応えると、さらに「いいぞ、慎之助」コール。
続いて、投手・高木のコール。
…ん?
「村田はなしか」
「村田も充分、働いたと思うけどな…」
そんなことを言い合いました。

 

2回表:
さて、初めて見る高木勇人。
好調なベイスターズ打線、それも4番からの打順にも関わらず、筒香、ロペスと打ち取って2アウト。
バルディリスにも緩いカーブ?でカウントを稼いだり。
…新人とは思えないな。
そう思わざるをえません。
しかし、その直後、バルディリスにセンター前に落ちるヒット。
さらに、倉本にもレフト前に落とされるヒットを打たれると、黒羽根には四球。
あっという間に、2死満塁の大ピンチ。

打順は、投手の三嶋。
…三嶋はバッティングがよかったな…
そんなことを考えていると、言われました。
「あれから…三嶋で優勝してから3年経つのか」
…三嶋が明治戦に連投したんだよな。
…あれ以来、優勝してないんだよな。
※詳しくは、こちら

そんなことを言い合っていた時。
三嶋の飛球がセカンド後方へ上がりました。
…ヤバい、ヒットだ。
同点を覚悟しましたが、井端が追いかけていって、最後はジャンプ。
その最高点付近でキャッチ。
「うおおお!」
思わず叫びました。
ほどなく井端コールが起きましたが、コールが終わっても興奮が収まりません。
「うめえ~」
…この辺は子供と一緒だな、自分。

 

2回裏:
先頭・亀井の鋭い打球がショート右へ飛びました。しかし、ショートが飛びついてキャッチ。
「ええ!? うまく打ったのに…」
スコアボードを見ます。
…倉本か。

その直後。
相川の鋭い打球がショート右へ。
これも倉本が飛びついてキャッチ。
「えええ!」
…嘘だろ。
どちらも同じようなヒット性の打球なのに。
すると、友人が言いました。
「いいゲームだな」
…まったく、その通りだ。

三嶋は、投手の高木は三振に打ち取りました。

 

3回表:
石川にセンター前ヒットを打たれると、バントで送られて、1死2塁。
そして、前日大活躍の梶谷。
この梶谷が粘って四球。
…やっぱり調子いいな。
そう思わざるをえません。

4番・筒香。
高木は、この筒香をカウント0―2と追い込みます。
が。
次の球を打たれて、センター前に落ちるヒット。
2塁から石川がホームイン…。2―1。
ふいに訊かれました。
「なんで3球勝負にいったんだ?」
…それは相川に訊いてよ。
そう思いましたが、後でビテオを見ると、相川の要求は内角のボール球。
どうも、高木の球が甘く入ったようで…

なおも、1死1・3塁のピンチ
…でしたが、ロペス、バルディリスと同じようなファーストフライ。
高木は、最小失点で切り抜けました。

 

4回裏:
この回は村田から。
…そろそろ打ってほしいな。
が。
「!?」
村田はデッドボール。
とにかく、貴重なノーアウトのランナー。

6番・由伸が捉えた打球はライトへ。
「お!」
鋭い打球に反応しましたが、ライトが少し下がってキャッチ。

その直後。
亀井の鋭い打球がライトポール際へ伸びました。
…どっちだ?
自分のところからは見えなかったものの、付近のお客さんから大歓声が起こったのでわかりました。
亀井の2ランで4―1。

相川もヒットで出ましたが、走者を進めることができないまま、2点で攻撃を終わりました。
「3人で打ち取って、攻撃しましょう」
応援団の方が口も滑らかにそう言って、4回の応援を終わりました。

 

5回表:
2番・桑原、3番・梶谷、4番・筒香の打順をあっさり3人で打ち取り、
…本当に3人で打ち取ったよ。
ちょっとびっくり。

5回裏:
そうして始まった攻撃。

先頭・井端が四球を選ぶと、続く長野の時に三嶋が暴投。
チャンステーマ「ライディーン」が始まる中、長野もストレートの四球で無死1・2塁。

さらに4番・慎之助がライト前に弾き返して無死満塁。
ここで三嶋はマウンドを降りました。
三嶋は、力のある球を投げていたと思います。
ただ、最後の制球がよくない時があって…。

 

さて、三嶋に代わってマウンドに上がったのは、林。
「次、村田なのに、左の林か」
「なめられてる」
前日と似たような会話。
しかし、ここでも村田は浅いライトフライ。
さらに由伸も見逃し三振に倒れ、
…まさか、無死満塁で無得点?
そんな考えが頭をかすめます。

それを打ち破ったのも亀井でした。
「よし!」
亀井が捉えた打球はライト線、今度はフェアゾーンで弾むのが見えました。
この2塁打で井端と長野がホームイン。6−1。

なおも2死2・3塁。
チャンステーマが「バタフライ」に変わると、相川が初球を捉えました。
「よっしゃ!」
センター前に弾き返すヒットで、2塁から亀井もホームイン。8−1。

驚いたことに(失礼)、高木の打球も三遊間を抜け、2死1・3塁。
すると、坂本もセンター前に弾き返すヒットで、3塁走者がホームイン。9−1。

 

とうとう、ベイスターズの投手は林から加賀に交代。
応援団の方がタオルを手に取り、「ヒッパレ」が始まりました。
井端の打球は1・2塁間、セカンドがなんとか追いつき送球しましたが、
「セーフ!」
…どこまで続くんだよ。
正直、そう思ったのは内緒。

長野が打ち上げてセカンドフライ。
長い、長い攻撃が終わりました。

球審が治療のため中断する間に、お茶を購入して水分補給。
そんな時に言われました。
「次、いつ『ヒッパレ』ができるか…」
…なんてことを言うんだよ。
ともあれ、この2日間で、ほとんどのチャンステーマをやったことになります。
それで、
「次にやるのは「マサオ」かな?」
などと言い合ったりしました。

 

7回裏:
先頭の亀井がセンター前に落とすヒットで出塁。

相川の打席で、キャッチャーがボールを少し前にこぼすと、亀井はすかさず2塁へ(記録は暴投)。
「今ので2塁に行っちゃうんだ…」
改めて、亀井の走塁センスに脱帽です。
相川は四球で無死1・2塁。

松本が打席に入ると、チャンステーマ「勝ち取れ」。
…そうか、「勝ち取れ」があったか。
松本、坂本と外野フライで2アウトになった後、井端がライト前ヒットで2死満塁。

3番・長野は二遊間をしぶとく抜けるヒット。
3塁走者に続いて2塁走者がホームを衝く中、井端の代走・寺内が3塁を狙ってタッチアウト。
「ええっと、ホームは?」
際どいタイミングに見えましたが、2塁走者のホームインも認められました。11−2。

 

8回表:
マウンドに上がったのは笠原。
1アウトから、バルディリスに四球を与えると、倉本はセンター前ヒットで、1死1・2塁。
すると、高城は3塁線を破るタイムリー2塁打。
11−3。
「高城か〜」
ため息をつく友人をよそに、
…笠原は気持ちで投げるタイプだから、こういう試合には弱いのかな?
そんなことを思いました。

なおも1死2・3塁のピンチ。
小林の代打・山下幸を変化球で空振り三振に打ち取ると、石川はセカンドゴロ。
ここは笠原が踏ん張りました。

 

8回裏:
ベイスターズの投手は国吉に代わりました。

4番・慎之助が三振に倒れ、ノーヒットの村田(※記録を見ると、9打数ノーヒット)。

ここまで来ると、いろいろ声がかかります。
「村田、行け!」
かくいう自分も、意味不明な声をかけます。
しかし。
「ああ…」
村田は外のボール球を振って空振り三振。
前の打席まではそれほど悪くなかった(ように見えた)のに、とうとうボール球に手を出した村田。
「どツボだ…」
友人が嘆息しました。

笠原には代打・金城。
ベイスターズから移籍してきて初めての打席に、
「おお!」
と声を上げましたが、もしかしたら、ベイスターズファンの方が反応が大きかったかも。
この金城も三振。
この時は気づかなかったけれど、三者連続三振ですね…。

 

9回表:
「ここは西村じゃないかな」
友人の言葉に、打順を見ます。
…左が多い。
「京介じゃないか?」
はたして高木京介でした。

1アウトから、梶谷をストレートで空振り三振。
筒香は2球目を打ち上げてファウルフライ。3塁ベンチ前で相川がキャッチしました。
試合終了、11−3。

 

ヒーローインタビューから、勝ち試合の「儀式」が始まりました。
亀井が、相川が高木勇人を称えます。
当の高木に順番が回ると、インタビュワーが涙を誘おうと、プロ入りまでの話を振ります。
その術中にはまってそれで、高木は何度も声を詰まらせ、スタンドからは何度も暖かい拍手が起こりました。
その光景を見ながら、星野の初勝利を思い出したのは内緒。

 

場内を一周する高木選手らを見送ると、ふいに言われました。
「すごい久しぶりなんだけど、去年後半、ずっと負けてたっけ?」
かくいう自分も、
…勝つと、こんなだったっけな…
と思い出していたところ。
「去年、結構勝ってるけど、CSで忘れてしまっただけだと…」
やっぱりCSのことは忘れておこう

そうして始まった(?)、2次会。
応援団の方が高木「京介」と言ってしまい、ブーイングされる一幕があったり。
楽しい時間はあっという間でした。

 

さて、この日、素晴らしいピッチングを見せた高木勇人。
この後も勢いは止まらず、開幕3連勝を達成。
新人投手での開幕3連勝は高橋尚成以来、15年ぶりとのことです。
やっぱり、新人とは思えない…

もっとも、この試合の陰のヒーローは、井端だと思うな…

 

76G-Po(ジーポ)

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