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傷跡。(8/22 広島カープ@マツダ)

「本日2試合目に、ようこそお越しくださいました」
思わず吹き出して声の方を見ると、前日、いや「1試合目」で「今日も勝つぞ」コールをした人。
「1日2勝できるよう…」
などと挨拶を続けるのを横目に、
「あいつ、好きだなあ…」
友人がやや呆れたようにつぶやきました。

 

かなり遅くなってしまいましたが、8月22日の試合、「第2試合」を書いていきます。
いや、本当に忙し(以下略)

ジャイアンツ 1−2 カープ 

(以下、長文です)

前日、いや、この日の0時20分頃まで戦った両チーム。
18時から再び戦うのだから大変です(デーゲームじゃなくてよかった)。
「両チームとも打順を組み換えてきたな」
と友人。
それもむべなるかな。

そのジャイアンツのスタメンは、
立岡−片岡−坂本−阿部慎之助−長野−レスリー・アンダーソン−村田−小林。

先発投手は高木勇人。
「ん? 今、『ヒーローインタビュー』と言った??」
その応援歌を初めて聞いて、ちょっとびっくり。
いくら、独特のヒーローインタビューで有名になったとはいえ…

そんな高木勇人ですが、7月25日以来、勝っていません。
しかも、その前は約2ヶ月間、勝ちから遠ざかっています(あのロッテ戦の逆転負けが痛かった)。
ここで勝って、もう一度波に乗りたいところ。

カープの先発投手は福井でした。

 

暑い一日が終わり、風は無風。
夏至をだいぶ過ぎたにも関わらず、試合開始時間になっても明るく、スコアボードのカウントが見えないくらい。
こう書くと、とても暑そうですが、昔、広島市民球場で経験した夕凪と蒸し暑さに比べたら、まだまだ…
…いや、暑かったな。

 

1回裏:
2アウトから、松山はレフト前に落ちるヒット。

続く新井にも、ライト前へ弾き返されます。
「またかよ」
と友人が言ったのは、新井は前日4安打していたから。

こうして2死1・2塁のピンチとなりましたが、グスマンは2球目を打って、セカンドフライ。
高木は最初のピンチをしのぎました。

2回表:
1アウトから、長野が四球。
すると、レスリーも1・2塁間を鋭く破るヒットで、1死1・2塁。

この試合最初のチャンスで、チャンステーマ「ファイター」
…も、村田はショート正面のゴロで、ダブルプレイ…
こちらも最初のチャンスを生かすことができませんでした。

 

3回表:
2アウトからでした。
…!?
立岡の打球がライト後方へ伸びました。
ボールはフェンスを直撃して転がり、その間に立岡は2塁…も蹴りました。
なんと、立ったままで3塁へ到達。
そのスピードに驚きながらも、言い合いました。
「(東京)ドームなら…」
「逆風なのに。よく伸びたのに」
欲深い…

この2アウト3塁のチャンスも、片岡はサードゴロ。
ここも無得点に終わりました。

 

4回裏:
先頭・松山がファーストの左を破るヒット。

そして打順は、好調の4番・新井。
高木勇人がインコースに投げてのけ反らせ、スタジアムがどよめきます(2球目)。
それでも、最後はショート正面のゴロで、ダブルプレイ。
「やっとゲッツーをとれた…」
友人が安堵した声を出しました。
「インコース入れといたのが効いたね」

続くグスマンには粘られた後、ライト前に弾き返されるヒット。
それでも、梵を空振り三振。
高木勇人は、ここもしのぎました。

 

5回表: 
先頭・レスリーの打球は強いファーストゴロ
…と思いきや、バウンドが変わり跳ね上がったようで、ファーストの頭を越しました(記録はヒット)。
「あれは逃げるな」
そんなことを言い合ったのは、ファーストが少し避けたように見えたから。
※もっともビデオを見返すと、そんな風には見えなかった。

村田はうまく右へ打ったように見えましたが、ライト左後方でキャッチ。
小林は空振り三振、高木勇人はセカンドファウルフライ。

ノーアウトの走者を生かすことができませんでした。

 

5回裏:
高木勇人は、先頭・田中に四球を与えます。
「(広島は)どうするかな?」
そう訊かれて答える前に、會澤は初球を打ち上げて、レフトフライ。
「助かった~」
思わず、声が出ました。

福井は2球目をバント。
ボールはキャッチャー前で止まり、
「セカンっ」
「2つっ」
言葉が交錯するなか、小林は2塁へ投げてフォースアウト。

丸の打球はレフトへ。
例によって、ビジターパフォーマンス席の死角に入って見えませんでしたが、審判が2塁を指示。
「エンタイトル2ベースとか、久し振りに見たなあ」
友人にそう言われましたが、今年あった気がする。
※調べると、5月31日の楽天戦(@コボスタ)で、吉川が打っています。

続く菊池にも四球を与え、2死満塁のピンチ。

3番・松山の打球はセンターへ。
一瞬、スタジアムがどよめきましたが、ウォーニングゾーン手前で立岡の足は止まりキャッチ。

高木コールが起こったのはこの時…だと思う。

 

7回表:
先頭・慎之助が四球で出塁。
すると、代走に橋本到が出ます。
「え?もう替えちゃうの??」
友人が驚いた声。

ともかく、長野はバントで送って、1死2塁。

レスリーの打席で、チャンステーマ「ライディーン」が始まりました。
この2日間で初めての「ライディーン」
…広島と言えば、これだっけ。
そんなことを思っているうちに、レスリーはストレートの四球で、1死1・2塁。

村田には代打、亀井。
「代打か~」
前の打席でいい当たりをしていただけに、ちょっと意外。
もっとも、周りからは歓声の方が大きかった…

亀井も四球で1死満塁。
前日に続いて、再び満塁のチャンスで小林。
しかし、小林は初球を打ち上げてセカンドフライ。

すると、高木勇人には代打、堂上。
…!?
「おっしゃ」
友人が声をあげましたが、ライトライナー。

ジャイアンツは絶好のチャンスを逃しました。
…高木勇人に勝ちをつけるため、仕掛けてきたな。
そう思っていたんだけど。

 

7回裏:
高木勇人に代打が出た関係で、山口がマウンドに上がりました。

田中は初球を打ってピッチャーゴロ。
會澤も初球を打って、ライトファウルフライ。
「2球で2アウトだよ」
そう言われました。

「あ、代打じゃないんだ」
投手の福井はそのまま打席に入って、空振り三振。
わずか5球でチェンジ。
「早いよ!」
と言った後で付け加えました。
「いや、決して不満はありません」

 

8回表:
ということで(?)、この回も福井がマウンドに上がりました。

先頭、立岡はピッチャー返し。
菊池が追いつきましたが(元々、センター寄りに守っていたっぽい)、バックハンドのグローブからボールがこぼれました(記録は内野安打)。

すると、片岡がまたもバントで送って、1死2塁。

チャンステーマ「勝ち取れ」が始まる中、
坂本がセンター前に弾き返します。
「ストップ、ストップ」
打球が鋭かったこと、前に出ていたセンター正面だったことで、立岡は3塁でストップ。1死1・3塁。

 

打順は4番…に入っている井端。
前日、いいところなかったなあ。
そんなことを思っていると、初球を打って、サードの右を破るヒット。
「おっしゃ!」
ようやく、ようやくのことで先制。1−0。
ビバを1回。
まだ濡れているタオルの重さを感じながら、回します。

なおも1死1・2塁のチャンスで、長野。
しかし、菊池の正面のゴロで、ダブルプレイ…。
1点止まりでした。

 

8回裏:
先頭・丸はキャッチャーゴロ。

「これ、山口の後は誰が投げるのかなあ?」
ふいに友人に言われました。
「松山できっちり3人で終わればいいけど、その後は?」
それで継投を考え始めたところで、菊池はセカンドの左を破るヒット。

松山には代打・エルドレッド。
ジャイアンツは山口が続投。
…代えないか。昨日、ピッチャーを沢山使ったからな。

その直後、初球でした。
…あ。
エルドレッドの打球はバックスクリーンへ飛び込みました。あっという間に逆転。
1―2。

ここで投手交代、山口から土田。
土田はストライクが入らず、新井に四球。
「準備ができてないんだ」
再び友人が言いました。
「投げると思ってなかっただろうし」

グスマンは初球を打って、センターフライ。
しかし、赤松に盗塁されて、2死2塁。

ここで止めたいところでしたが、梵に四球。
結局、ここで土田もマウンドを降り、左腕の戸根に交代。

田中はショートへ強いゴロ。
坂本は一度はボールを落としましたが、拾って2塁へ投げてアウト。
なんとか1点でしのぎました。

 

9回表:
中崎がマウンドに上がりました。

今まで以上に、大きな声援を送ります。
ところが。
先頭・レスリーは空振り三振。
亀井はボテボテのセカンドゴロ。

小林の代打・高橋由伸は、レフト線に落ちるヒット。
すかさず、代走に鈴木尚広が出ます。

そして、代打は加藤健。
…なんとか盗塁してヒット。
そんなことを思いましたが、加藤健は空振り三振。
試合終了、1―2。

 

荷物をまとめ、球場を出ると、愚痴が止まらなくなりました。

レスリー、調子いいと思ったんだけどなあ。
9回は見えてない感じだったなあ。
ランナーを貯めて必ず小林のところに回ってくるんだよ。
キャッチャーをもう一人上げた方がいいんじゃない?

不毛な会話に終止符を打つべく、プラスの材料を探しました。
「先発はいいから、中継ぎが安定して、打線が1〜2点ずつ多く取るようになれば」
言いながら自分でも、
…虫のいい話をしているな。
と思い、言葉を切りました。
「我慢して我慢して、やっと1点取って、それをホームランで逆転されたらたまらないなあ…」

「まあ、でも、高木勇人もよくなってきたよな」
しばらく経ってから言った、友人の言葉に、ようやく光明を見つけた気になりました。
「少し前のように、警戒して、ボールが多くなってフォアボールというのが無くなったからね」

そこで野球の話は終わって、駅に歩きました。

 

翌日、広島を後にして帰路につきました。
広島滞在は約48時間。
その4分の1近くを、マツダスタジアムで過ごしてる…

 

そして、高木勇人についての言葉は当たることになります。
この次の登板、8月28日の中日戦で7回無失点の好投、8勝目を挙げました。

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