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煌めき。(9/27 法政ー慶應2回戦)

この日は遅刻。
「今頃、打ち込まれてるんじゃない?」
ようやく神宮球場の近くまで来た時、友人にそう言われました。
ちょうどその時、ブラスバンドの音が聞こえてきました。
「ん?『チャンス法政』が聞こえるけど」
その言葉を無視して、友人は続けました。
「なぜわかるかというと、おれの経験がそう告げているんだ」
「どういう経験をしたんだ」

球場の敷地内に入ると、チャンス法政は終わり、そして。
「ん?(法政の)校歌が聞こえてきたけど」
「7回になったんじゃない?なぜわかるかというと(以下同文)」
…そんなバカな。
試合開始から、まだ1時間も経っていません。
…いったい、どんな経験をしてきてるんだよ…

もっとも、友人が悲観的になるのもわからないでもありません。
というのも、前週の東大との対戦では、もう少しで勝ち点を落とすところまで追い込まれ、前日の慶應1回戦には敗北。
この秋の法政は、どうも波に乗れないようでした。

 

さて、遅くなりましたが、法政―慶應2回戦について書いていきます。
まあ、この試合については、上に書いたように遅刻。
さらには9回表が終わったところで球場を出ていて、とても偉そうにブログを書ける立場にはありませんが、書いておきます。
こっそりと、メモ代わりに。

法政 4−1 慶應

(以下、長文です)

冒頭にも書いたように、この日は遅刻。
慌てて入場して、ようやく「神宮へいこう」を取り出して(こんな時に限って、なかなか出なかったりする)、印をもらいました。
「え?」
「え?」
ふと、友人が手にしているそれを見て、顔を見合わせます。
…表紙が違う。
春に頂いたものを持ってきたんだけど、
「秋(の「神宮へいこう」)は違うのか!」
まさか、新しい冊子に変わっていたなんて!

 

そんなこんなで(?)、席に着いた時にはすでに3回表。
法政が2回表に1点を先制していて(おそらく外で校歌を聞いた時)、1−0とリード。

それから、スコアボードを見て把握したスタメンは、以下の通りです。
若林ー蔵桝(くらます)ー畔上ー金子ー柴田ー佐藤竜−大西千−森川。
畔上、金子の日大三コンビに、柴田と続くクリーンアップが新鮮で、胸が弾みました。

法政の先発投手は菅野(かんの)。
1年生の先発に、こちらは期待と不安が入り混じる気持ちでした。

慶應の先発投手は加嶋。

朝、出発する時にパラリときた雨も、神宮球場に着いた時には上がっていました。
助かった。

 

3回表:
2アウトから、4番・金子が鋭い当たり。
「いけいけいけ」
しかし、これはライトの深いところまで飛びましたが、ライトフライ。
「逆風だったからなあ…」
そんな声が聞こえてきました。
ライナー性だったから、そんなに影響を受けてなかった気もする…

 

3回裏:
さて、菅野のピッチングに注目。
春の早稲田1回戦でも見てはいますが、その時は打者1人のみ。
実質、初めて見るようなものです。

この日の菅野は、ストレートは130km/h台後半が精一杯という感じでしたが、変化球がよいのか(あるいは慶應がタイミングが合わないのか)、打たせてとるピッチング。
7番・小笠原からの打順を、3人で打ち取りました。

 

4回表:
5番・柴田からの攻撃。
その打席、ホームベースのかなり手前に叩きつけるボール。
これを柴田が飛び上がって避けようとしましたが、デッドボール。
…こんなの、初めて見た。

佐藤がバントで送って、1死2塁。
この辺から「チャンス法政」を繰り返しますが、7番・大西はサードゴロ。
走者を進めることができません。

森川は四球で(最後は勝負を避けたと思う)、2死1・2塁。

菅野はサードゴロで、追加点を取ることはできなかった…
まあ、ピッチャーだし。

 

5回表:
1アウトから蔵桝がヒットで出塁。

3番・畔上もライトへ弾き返します。
2塁を蹴って、3塁に向かってくる蔵桝に、
「こいこい!」
と声をかけていると(3塁側スタンドだった)、この間に畔上も2塁へ進みます。
記録は2塁打で、1死2・3塁。

このチャンスに4番・金子。
この頃、たしか「チャンス法政」を繰り返していたと思う。
それが通じたのか、金子の打球は1・2塁間を破りました。
蔵桝に続いて畔上もホームイン。3―0。
久しぶりのスクラム校歌…ではなく、スクラム「若き日の誇り」

ここで慶應は投手交代。加嶋にから亀井。
なおも1死1塁でしたが、柴田はダブルプレイ。
2点で攻撃を終了しました。

 

5回裏:
2アウトから、6番・沓掛の打球はレフトフェンス際へ。
息を詰めて見守る中、フェンス際でレフトの足が止まりキャッチ。
…ほっ。
同じように、法政の応援席から安堵のため息が聞こえました。

 

6回表:
先頭、6番・佐藤が四球で出ると、大西がバントで送って、1死2塁。

2アウトになって、打順は9番・菅野。
「お!」
周りから声が起きました。
菅野の打球は三遊間、 ショートがなんとか止めましたが、内野安打。

そして、1番・若林がタイムリーヒット。4―0。
今度こそ、久しぶりにスクラム校歌。

慶應はここで投手交代。
亀井から小原。
…左の蔵桝に左投手を当ててきたか。
それが当たったのか、蔵桝はショートゴロでした。

 

6回裏:
先頭、7番・小笠原がデッドボール。
すると8番・倉田は送りバントで、1死2塁。
「慶應、送ってきたねえ。昔はバントで送るなんてしなかったのに」
と友人。
「まして、こんな場面で」
こんな場面…次は投手の小原でしたが、そのまま打席に立って三振。

さらに1番・山本も三振。
菅野は見事に、連続三振で切り抜けました。

 

7回裏:
1アウトから、横尾。
…あ!
打球はレフトへ伸び、プロ野球で言う外野指定席と外野自由席の境目くらいに飛び込みました。4―1。
「さすが横尾だなあ…」
と言い合っているうちに、あることに気がつきました。
「今日、来てから最初のヒットが、横尾のホームランか」(※)
それだけ、菅野がしっかり抑えていたということ。
※1回裏に、山本泰が2塁打を打っていたようですが、なにせ遅刻していて…

谷田はサードフライ。
山口は鋭い当たりに見えましたが、ライトフライ。
「やっぱり、横尾とは違うんだね」
と友人。
もっとも、外野への当たり、それも鋭いものが増えて来ているのが、ちょっと心配…

 

8回表:
先頭、大西が四球で出塁。
すかさずチャンスパターンが始まりましたが、大西は盗塁を試みて失敗。

もちろん、それでもチャンスパターンを繰り返します。
しかし、森川はショートゴロ、菅野は三振。
結局、3人で攻撃を終了しました。

 

8回裏:
先頭、沓掛の打球はセンター深いところまで飛びましたが、センターフライ。
「さっき(5回裏)も、こんな当たりだったな。」
と友人。
「合うのかなあ…」

それでも小笠原をショートゴロ、倉田の代打・山本瑛はセンターフライ。
菅野は8回も3人で抑えました。

 

9回表:
慶應の投手は清水に代わりました。
「また、左対左にこだわるんだな」
と友人。

1アウトから、蔵桝はストレートの四球。
畔上にもボールが先行しましたが、3ボールから打ち上げてレフトフライ。
…悪い流れだ。
それでも金子の打席で、代走・清水が盗塁成功。
さらに金子も四球で、2死1・2塁とチャンスを広げます。

しかし、柴田はセカンドフライ。
ダメ押しはできませんでした。

 

そして、ここで席を立ちました。
出口の近くに来た時、打球が外野へ抜けていくのが見えました。
…あれ?ヒットを打たれた。
後ろ髪を引かれる思いで、球場を後にしました。

試合の方は、菅野が続く3人をきっちり打ち取って、試合終了。4−1。
…だったそうです。
菅野は被安打3で完投勝利、そしてリーグ戦初勝利とのこと。
おめでとうございます!

 

駅まで急ぎながら、
「今日の試合を見る限り、弱いようには見えなかったなあ」
そんなことを言い合いました。
なにせ、この日は10安打もしたし。

もっとも、3回戦では慶應に逆転負け。
勝ち点を落としてしまいました。

結局、秋季リーグ戦は5位。
それでも、この日に見た力、潜在的な強さは(とくに1・2年生に)あると思っています。
来季以降、それが開花しますように。

そして、最後に。

畔上主将を始めとする4年生の皆様、お疲れさまでした。

 

「もらい物」を貼り忘れていたので、追記(2015.3.5)

Photo

おなじみの応援団団報等ですが、今回はクリアファイル(左上)も。
なかなか素晴らしい…

関係者の皆様、ありがとうございました。

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