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消化試合?(9/22 中日ドラゴンズ)

…しまった!
二度寝をしてしまいました。
慌てて支度をして駅に急ぎ、なんとか時間に間に合う電車に乗車。
しかし今度は、線路内に子猫が侵入して2分の遅れ
…はどうでもいいか。(なお、子猫は無事に救出された模様)
朝からやらかした日でした。
…シルバーウィークも仕事してたし、疲れてるからしょうがない。
そんなことを思いながら水道橋に着くと、そこは豪雨。
「…」
どうも、いい日には思えませんでした。
この時には。

広島が9月10日に優勝を決めてから、約2週間。
すっかり消化試合となったこの時期に、観戦に行ってきました。
そして、すっかりシーズンオフになったこの時期に、ひっそりと観戦記を上げます。

いや、忙しかったし、PCも壊れ(以下、略)

ジャイアンツ4x−3ドラゴンズ

(以下、長文です)

豪雨を避け、屋根の下をうろちょろしていると、入場するゲートがわからずに右往左往する人が目につきました。
…ドームに慣れていないのかな。
心なしか、遠い地方の方言も多いように感じます。
休日ということもあってか、あちこちからドームにやって来ているようでした。もちろん、自分もそうだけど。

そんなこんなで(?)、試合開始直前に滑り込み。
隣は女性でしたが、どうも1人で見に来ているようで、ちょっと意外に思いました。
と言うのも、先にも書いた通り、普段来ない人が多いと思っていたから。
隣が彼女のような「強者」とは思いませんでした。

雑談が過ぎました。

ジャイアンツのスタメンは、
長野−亀井−坂本−阿部慎之助−村田−ギャレット−クルーズ−小林。

「消化試合」にも関わらず、ベストメンバーを組むのには理由があります。
広島とは15.5ゲーム差ですが、3位・DeNAとは3ゲーム差で、残り8試合(DeNAは4試合)。
2位を確保して、クライマックスシリーズ1stステージを本拠地で開催するため、重要な試合でした。

先発投手は菅野。
こちらには、入団以来4年連続2桁勝利もかかっています。

中日の先発は、左腕のバルデスでした。

 

1回裏:
先頭・長野は初球を打ってセンターフライ。
「…」
しかし、ここからでした。
2番・亀井は粘って投げさせること、10球以上。
最後はライト前に弾き返します。

坂本も…いや、坂本は初球を捉えます。
バックスクリーン方向に伸びる打球で、じっと見守っていると、残念ながらフェンスギリギリの所でセンターがキャッチ。

それでも、4番・慎之助の打球はレフト前にぽとりと落ち、2死1・3塁。
さらに村田はストレートの四球で続き、2死満塁。

「ギャレットは満塁に強いんだよな」
ふいに言われました。
「8月、9月で、5割近いはずだよ」

その言葉通り、ギャレットの打球は三遊間を抜け、2人がホームイン。2-0。
もっとも、村田が2塁を回ったところで、キャッチャーからの送球でタッチアウト。
2点で攻撃を終わりました。

 

2回~4回表:
菅野は好調のようでした。
2回はクルーズの好プレイもあって、3人で打ち取ります。
3回には、杉山、バルデス、大島と三者連続三振。
まさに圧巻のピッチング。

もっともジャイアンツも立ち直ったバルデスの前に、2回裏はクルーズから、3回裏は長野からの打順で、3人で打ち取られます。
とくに長野を打ち取った時には、リプレイを見てびっくり。
「(バルデスの変化球は)あんなに落ちてるのか!」
攻略するのは難しいように思えました。

4回表、菅野は、荒木からの打順をまたしても3人で打ち取り、投手戦になっていきました。

 

5回表:
試合はここまで、1時間弱。
「菅野の試合になってきたな…」
そんなことを言い合いました。
ふと、スコアボードを見ると、菅野の球数は約60球。
…あれ? そんなに投げていたっけ?
一抹の不安を抱きました。

先頭・エルナンデスに三遊間にヒットを打たれると、井領にはライト線に2塁打を打たれ、無死2・3塁のピンチ。

すると、阿部にレフト前に落とされ、2人がホームイン。2−2。
これまでの好投からは信じられないような3連打で、あっという間に同点。

なおもノーアウト1塁でしたが、杉山を三振。
スタートを切った阿部を小林が刺して、三振ゲッツー。

「小林も、肩だけはいいんだよな」
と友人。
褒めてるんだか、けなしてるんだか、よくわからない。

投手のバルデスも三振で、同点で止めました。

 

5回裏:
先頭・クルーズがレフト前に落とすヒットで出塁。
続く小林がバントで送って、1死2塁。

菅野はショートゴロで、2死3塁。
「これで暴投してくれれば…」
友人が呪いのような言葉を吐きましたが、長野はあっさり打ち上げてセカンドフライ。
勝ち越し点は奪えませんでした。

 

「これ、来年もやるのかなあ? 全く盛り上がらないんだけど」
友人が言ったのは、デ○タ航空の提供で毎試合やっている、バットやグローブなどの被り物レースのこと。
「スポンサー次第かな。アメリカ人は、こんなの好きそうだし」
適当に答えます。

ところが、この日はいつもと大違い。
レースが始まり、「バット」がこけると、後ろの一団が大盛り上がり。
「あれ?今日は盛り上がってるな」
友人の言葉に、振り替えってその一角をみて驚きました。
「アメリカ人だよ!」
適当に言っただけなのに、まさか当たっているとは…

 

6回表:
先頭・大島の打球はファースト・慎之助の頭を越します。
…ファウルだ。
そう思いましたが、1塁塁審は手を下げています。
「入ったのかよ!」
これが2塁打となって、無死2塁。

荒木の打球はいい当たりではなかったものの、坂本とクルーズの間を抜け、2塁走者がホームイン。2−3。とうとう逆転されました。
さらに、ホームへの送球の間に、荒木も2塁へ。

森野は初球を打って、センターフライ。
…助かった。

ここから菅野は、福田を三振、エルナンデスをセカンドフライ。
1点でしのぎました。

 

6回裏:
先頭・亀井はライト前に弾き返し、ヒット。

坂本の打球は三遊間へボテボテの当たり。ショートが2塁に送りましたが、セーフ。
記録は内野安打で、無死1・2塁。

絶好のチャンスに「Gフレア」が始まりましたが、4番・慎之助が打ち上げて、ファーストファウルフライ。
5番・村田はサードゴロ。
ベースを踏んだ後、1塁に送られて併殺。

試合後、
「あの場面、ここにいる人達の8割はダブルプレイを考えたと思うよ」
と、訳のわからないことを力説されることになります。
確かに、村田は併殺が多いんだけどさ…

 

7回表:
この回もマウンドに上がったのは、菅野。

先頭・井領に三遊間を破られるヒットを打たれ、無死1塁。
…またかよ。
5回に2塁打を打たれたことを思いだし、そんな思いを禁じ得ません。

続く阿部の打球は、ショートの右。
…ヤバイ。抜ける。
坂本が追い付いてうまく捕ると、2塁のクルーズへバックハンドでトス。
ボールは高く逸れましたが、クルーズがキャッチ。
2塁塁審が興奮したように、2回アウトを宣告。
「よっしゃ!」
思わず叫びました。

それでよく見ていなかったんだけど、この間にクルーズが難しい体勢から1塁に送球し、こちらもアウト。
コールが起きましたが、
…坂本? クルーズ?
と混乱しました(とりあえず、坂本をコール)。

杉山はライトフライ。
結果から見れば、3人で打ち取りました。


7回裏:

ギャレット、クルーズと打ち取られ2アウト。
…小林の、たまに出るホームランが出ないかな。
そんなことを考えた時、友人に言われました。
「こういう時、小林のよくわからないホームランが…」
適当に相槌を打っていると、小林の打球がレフトへ伸びました。
「お!」
しかし、ポールの僅かに左。
「惜しいなあ。もう少しだったのに」
と予言?が当たらなかった友人。

結局、小林はセカンドゴロ。
3人で攻撃を終わりました。

 

8回裏:
8回表、バルデスに代打が出たため、又吉がマウンドに上がりました。
…ここでチャンスがあるか?
そう思ったのは、バルデスの落差のある変化球に苦しめれていたから。

そして、ジャイアンツも菅野に代打、堂上。
堂上は三遊間を破るヒットで出塁。無死1塁。

すかさず、代走に鈴木尚広が出ると、ドームは異様な雰囲気に包まれました。
高揚した気分の中で、
…勝負に出たな。
と思いました。
菅野に勝ちを付けるため、逆転を狙って一気に勝負に出たと。

直後、長野がバントで送って、1死2塁。
…お、おう。
「長野」コールをしながらも、意表を突かれた思いでした。
代走・尚広からのバントは珍しくないんだけど、この場面でやるとは思わなかった…

ともあれ、1死2塁で当たっている亀井。
亀井の鋭い打球はセンターの前へ。
…抜けた!同点だ。
そう思った次の瞬間、セカンド・荒木がジャンプしてキャッチ。
セカンドライナーになったのを見て、慌てて尚広も戻ろうとしましたが、間に合わずにアウト。
「ああ…」
「さっきから、いい当たりがみんな…」
友人がぼやきました。

 

9回表:
「澤村じゃない?」
そう言われても、背番号がよく見えません。

それでも、
「あの体型、この曲、澤村だ」
また視力が落ちたかもしれない。

森野を三振、福田をショートゴロ。
そして、エルナンデスを三振。
澤村は3人で打ち取りました。

 

9回裏:
中日の投手は田島に代わりました。

…まだ1点差。
のはずでしたが、雰囲気は重たいものでした。
アメリカ人の一団は7回頃には見えなくなり、隣の女性も肩に荷物をかけ、速攻で帰る体勢。
…なんだ、こりゃ?

先頭・坂本が鋭く弾き返しました…が、これもショートライナー。
どうも、ツキにも見放された気がしました。

4番・慎之助はピッチャーゴロ。
あっという間に2アウト。

ベンチ前でキャッチボールが始まりました。
…澤村かな? イニングを跨ぐのかな?
そんな時に言われました。
「こういう所で、村田は打つんじゃない」
友人がそう言ったのは、半ば自棄だと思う。
ともかく、この村田がレフト前に弾き返して、2死1塁。代走に吉川が出ます。

 

…ギャレットなら、一発あるかも。
そんなことを考えた時に言われました。
「ギャレットがホームランを打つよ」
小林の打席を思い出し、縁起が悪いように思えたので、咄嗟に聞こえないふり。
もっとも、応援団がホームランコールを繰り返します。
「ホームラン、ホームラン、ギャレット」
…硬くなるんじゃね?
そう思った直後、ギャレットが捉えました。

「行け!行け!行け!」
そう叫んでいると、打球は見上げるレフトとセンターの上を越え、バックスクリーン左に飛び込みました。4x-3。

飛び上がって叫んでから、タオルを手に取り、周りの人達(大興奮の隣の女性含む)とグータッチ。
ギャレットが2塁を回ったところで、「ビバ」が始まりました。

ギャレットがヘルメットを投げてからホームへ入って、もみくちゃになりました。
完全に出遅れたヴィーナスも、もみくちゃになって出てきました。

 

ギャレットのヒーローインタビューは、全く聞こえませんでした。
通訳を通したこと、席がポール際で聞こえにくかったこともあるけど、一番は周りの歓声が大きかったから。
それでもいつになく興奮していて、グラウンドを一周するギャレットに、
「ギャレット〜」
と、声をかけました。

2次会では、ヒーローのギャレットの応援が終わると、菅野にエール。
「がんばれ、がんばれ、菅野」
そうして、ドームを後にしました。

 

「こんな試合に4万人も入って、消化試合ではないみたいだ」
試合後、友人が言いました。
「同じような奴が来てると思うけど」
「いや、ドームの周りには、滅多に来ないような人達が何人もいた」
試合前のことを簡単に説明。
「そう考えると、消化試合もいいものだな…いや、よくないけど」

それから、話は順位のことになりました。
「いつ、2位が確定するんだろ?」
スポーツ報○を出して確認。
「横浜と2試合残していて…3.5ゲーム差」
「あれ? 意外と危ないな」
「今日の勝ちはでかかったのかも…」

 

71G-Po(ジーポ)

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